こんにちは、haggyです。
ブルーマウンテンズ国立公園やオペラハウスなど、シドニーにはいくつか世界遺産があります。
「ハイド パーク バラックス博物館」もその一つ。
実際に訪れてみたのですが、かなり見ごたえがあり、楽しめました!
・ハイドパークバラックス博物館へ行こうか迷っている
・実際に行った人の感想を知りたい
・アクセスや周辺スポットも知りたい
こんなお悩みを解決すべく、今回はハイド パーク バラックス博物館の見どころや観光に必要な情報を写真とともに紹介していきます。
国内・海外問わず旅行が大好き。
特にオーストラリアは留学や旅行で3都市を、数週間単位滞在しました!
留学や旅行を通じて得た体験をシェアしたくて記事を書いています。
この記事でわかること
シドニーの世界遺産「ハイド パーク バラックス博物館」
シドニーの中心部に位置する「ハイド パーク バラックス博物館(Hyde Park Barracks Museum)」は、19世紀初頭のイギリス植民地時代に建てられた歴史的建造物。
イギリスから送られた囚人たちの宿泊施設や、女性移民などの宿泊所として利用されてきました。
その後、博物館として開館し、2010年には「オーストラリアの囚人遺跡群」の一部としてユネスコ世界遺産に登録。
シドニー観光の中心地にあることから多くの観光客が訪れる人気のスポットとなっています。
ハイド パーク バラックス博物館の見どころ5選&訪問記
ハイド パーク バラックス博物館の見どころは下の5つ。
見どころ
- 収容施設としての歴史
- 囚人たちの暮らしを体感できる展示
- 博物館の建築美と保存状態
- 最新技術を使った体験
- 日本語の無料オーディオガイド
実際に訪れた際に撮った写真も交えて解説していきます。
収容施設としての歴史
ハイドパークバラックス博物館は、
・イギリスから送られた囚人たちの宿泊施設
・移民女性の一時的な宿泊施設
・孤児院や高齢女性の救済施設
など、主に宿泊施設として利用されてきました。
間違いなく上記のなかでエグいのが囚人たちの宿泊施設。
劣悪な環境だったといっても過言ではありません。
博物館内では、当時の生活を再現した展示や、実際に使用されていた寝台を見ることができます。
▼囚人たちの寝室を再現したもの
ベッドがハンモックなの自分だったら辛い...。
床下から発掘された数万点に及ぶ遺物も展示されており、囚人たちの日常や労働の様子を生々しく伝えています。
特に、囚人の身元を示す記録や、実際の名前が刻まれた遺品などを見て何とも言えない気持ちになりました。
▼移民女性の宿泊施設時代の物
囚人たちの展示と違っておしゃれに見える...。
これらの歴史をハイドパークバラックス博物館では、目と耳で学ぶことができます。
囚人たちの暮らしを体感できる展示
囚人たちが収容されていた時代の展示は寝室だけではなく、調理器具、衣類、日用品なども見ることができます。
これらの展示物は床下から発掘されたもので、その数なんと約4,000点以上。
囚人が着用していたシャツや革靴、日用品などを見ると、よりリアルに当時の様子を思い描けます。
また、展示は囚人の視点だけでなく、先住民や移民女性、監督官など、様々な立場からの説明もありました。
博物館の建築美と保存状態
中の展示もとても興味深いですが、ここまで楽しく学べるのも保存状態が良いからに尽きます。
レンガ造りの建物は三階建てで、対称的な正面玄関、大きな切妻屋根、アーチ型の窓が特徴的。
長年にわたり複数回の保存修復作業を経て、現在の姿を保っています。
車通りの多いストリート沿いに位置していますが、都会の喧騒に負けず、荘厳な雰囲気を醸し出していました。
最新技術を使った体験
この博物館、ただ展示物やその説明を読んで学ぶだけではありません。
最新技術を使った体験で、より深く楽しく学べるんです。
特に、
・オーディオガイド(次の章で詳しく説明)
・音響演出
・プロジェクション技術
により、展示ひとつひとつに没入できます。
▼囚人たちがイギリスからオーストラリアへと向かった過酷な航海を再現した大型のスクリーン
思わず写真を撮りたくなる、映える展示ですよね。
他にも1815年のシドニーを再現したパノラマ映像や、のぞき穴を通じて見るミニチュア模型、等身大のスクリーンに映し出される現代の人たちも見ごたえがあり、どの展示も長時間滞在していました。
日本語の無料オーディオガイド
ハイドパークバラックス博物館の歴史を深く学ぶにあたり、いちばん役立ったのが日本語の無料オーディオガイド。
入館時に配布されるヘッドセットは、来館者の位置をリアルタイムで追跡し、各展示エリアに応じた音声ガイドを自動再生してくれるんです。

場所を移動すると、その展示の説明をしてくれるし、
「もう一度説明を聞きたい!」
と思ったら、その場にいるだけで繰り返し再生してくれます
収容所での生活など、実際の囚人たちの手紙や記録に基づいた音声が流れ、彼らの視点から歴史を学べるため、感情移入できます。
知りたいことはほとんど日本語オーディオガイドが教えてくれ、楽しく学べました。
ハイドパークバラックス博物館では日本語オーディオガイドにより、スマホは写真を撮る以外はほとんど使いませんでしたが、シドニーには他にも
・犯罪博物館
・シドニーユダヤ人博物館(リニューアルのため現在休館中)
・オーストラリア博物館
・オーストラリア国立海洋博物館
など、多くの博物館があります。
これらは展示物+文章での説明がほとんどなので、翻訳アプリが大活躍。
文章を写真に撮って翻訳すると便利ですが、それにはインターネットの接続が必要。
私がシドニー滞在中使っていたのは、Holafly(オラフライ)のeSIM。
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▼実際にHolaflyのオーストラリア向けeSIMを使った感想
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HolaflyのeSIM | オーストラリアで使って感じたメリット・デメリット
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ハイド パーク バラックス博物館、訪問前に知っておきたいポイント
この章ではハイドパークバラックス博物館を訪れる前に知っておきたい情報をまとめています。
ハイドパークバラックス博物館
- 入館料
- 営業時間
- 所要時間
順番に説明しますね。
入館料
2025年5月現在、ハイドパークバラックス博物館の入館料は無料です。
入館料が無料なだけでなく、ハイテク日本語オーディオガイドも無料。
無料でこのクオリティはスゴイの一言です。
しかし、以前は有料だったようなので、今後もしかしたら有料になるかもしれませんね。
営業時間
2025年5月現在、営業時間は10:00~18:00です。
最終入場は16:30。
季節によって営業時間が異なる場合もあるので、必ず確認してから向かうようにしてくださいね。
※私が訪れた10月は17時閉館でした
所要時間
ハイドパークバラックス博物館で歴史を学ぶのに必要な所要時間は、平均的には1~1時間半と言われています。
私の場合は、ほぼ貸し切り状態で1時間半かかりました。
日本語オーディオガイドはリピート再生できるので、自分のペースでゆっくり見られるのが便利。
写真も撮りつつじっくり見て回り、この時間でした。
混雑状況によっても見る時間は変わってくるので、余裕をもってプランを立ててくださいね。
観光中、「少し時間が余ったから次の予定までにカフェで休憩しようかな、どこかいいとこないかな?」など突発的な調べものが必要になったらインターネット検索が便利。
しかし、Web検索やSNSで納得いく場所を探しているうちにギガを消費していきます。
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ハイド パーク バラックス博物館へのアクセス
ハイドパークバラックス博物館は、シドニー中心部に位置しているため、とても行きやすいです。
電車で行く場合は、
・St James駅から徒歩2分
・Martin Place駅から徒歩3分
です。
バスで行く場合は、Martin Place駅周辺に停まるバスを利用しましょう。
徒歩3分程で行けます。
路面電車を利用する場合は、最寄り駅はQVB(クイーン・ヴィクトリア・ビルディング)停留所になります。
徒歩9分ほどで行けます。
公共交通機関を利用してシドニー旅行するなら、Opal Card(オパールカード)がおすすめ。
交通系ICカードで、チャージすれば都度チケットを買わずに済みます。
チャージはクレジットカードからも可能。
詳しくは下の記事をチェックしてみてくださいね。
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シドニー観光するならオパール(Opal)カードが便利!購入やチャージ方法など徹底解説
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ハイド パーク バラックス博物館周辺の観光スポット
ハイドパークバラックス博物館周辺の観光スポットは次の6か所です。
周辺の観光スポット
- セントメアリー大聖堂
- オーストラリア博物館
- シドニータワー・アイ
- QVB
- ストランドアーケード
- シドニー市役所
位置関係とハイドパークバラックス博物館から徒歩にかかる時間は下の地図のとおり。
順番に見ていきましょう。
セントメアリー大聖堂
ハイドパークバラックス博物館から徒歩4分の距離にあるセントメアリー大聖堂。
カトリック教会の総本山であり、オーストラリア最大のゴシック建築として知られています。
思わず口を開けて見入ってしまうような圧巻の外観だけでなく、内部には高いアーチ型の天井や美しいステンドグラスなどが施され、これまた圧巻。
私たち観光客も中を見学できるので、ぜひ入ってみてくださいね。
セントメアリー大聖堂訪問記は下の記事に詳しく書いています。
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参考シドニー旅行「セントメアリー大聖堂」訪問記!見どころや観光情報
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オーストラリア博物館
ハイドパークバラックス博物館から徒歩7分の距離にあるオーストラリア博物館。
中に入って思わず呟いたのが、「え?このクオリティで無料なの?!ヤバ...」でした。
オーストラリア博物館は科学標本や文化的遺物が収蔵されており、恐竜の化石、オーストラリア固有の動植物、アボリジナル文化の工芸品など、幅広く展示されています。
その数なんと2,200万点以上。
子供が遊びながら楽しく学べるコーナーもあるので、家族連れで訪れても楽しいです。
シドニータワー・アイ
ハイドパークバラックス博物館から徒歩7分の距離にあるシドニータワー・アイ。
世界の色んなタワーを上り、景色を楽しんできましたが、シドニー・タワーアイはトップ3に入ると言ってもいいくらい絶景が広がっていました。
高さはスカイツリーの半分ほどですが、シドニー・ハーバー、オペラハウス、ハーバーブリッジ、ボンダイビーチを見渡せます。
天気の良い日には世界遺産・ブルーマウンテンズ国立公園も見えるんです。
海、街並み、緑、都会のビル群全てが一望でき、どこを見渡してもフォトジェニック。
絶景好きにおすすめです。
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QVB
買い物するならQVB。
ハイドパークバラックス博物館から徒歩8分の距離にあるQVB。
多くの店舗数が終結しており、アパレル、アクセサリー、コスメ、雑貨、お土産、なんでも揃います。
でも魅力はショッピングモールの規模だけではありません。
建物が完成したのは1898年と歴史があり、繊細なステンドグラスやモザイク床、中央の大ドームなど、内装も見どころ。
吹き抜けやアーチ型の天井、装飾的な柱など、細部にわたるデザインに注目しながらショッピングを楽しんでくださいね。
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ストランドアーケード
ハイドパークバラックス博物館から徒歩8分の距離にあるストランドアーケードもショッピングモール。
QVBとあわせて訪れて楽しみたいスポットです。
QVBよりもさらに古く、オープンしたのは1892年。
中は全てがアンティークショップのようで、レトロな空間にキュンとします。
QVBより店舗数は少ないものの、アパレルやコスメ、雑貨、お土産などが売られています。
シドニー市役所
ハイドパークバラックス博物館から徒歩11分の距離にあるシドニー市役所。
市役所と言いつつ、観光客にとってはフォトジェニックスポット。
私が訪れたのは10月だったので、ジャカランダの花と市役所の歴史ある建物が雰囲気抜群でした。
クイーン・ヴィクトリア・ビルディングやセント・アンドリューズ大聖堂と並ぶ、シドニー中心部の歴史的建造物群の一部として、州遺産登録簿に登録されているのだとか。
QVBのすぐ近くにあるので、あわせて訪れてみてくださいね。
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まとめ
街の中心部にありながら、歴史を感じさせるハイドパークバラックス博物館。
最新の技術を使って楽しく、わかりやすく歴史を学べます。
周辺にも観光施設が点在しているので、シドニー観光計画に加えてみてはいかがでしょう。
そしてシドニー旅行に欠かせないのがインターネット。
データ通信が無制限のHolaflyなら、地図アプリや旅先の観光情報を収集できるだけでなく、時間や容量を気にせずSNSやゲームができます。
移動や休憩中に大活躍。
ぜひ5%OFFのクーポンコードを使って、シドニー旅行を楽しんでくださいね。
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▼読んでいただきありがとうございます