こんにちは、haggyです。
海外旅行で気軽に利用できるフリーWi-Fi。
中には旅行中、フリーWi-Fiがあるときだけインターネットを繋いで乗り切る方もいるでしょう。
しかし、その裏には危険と不便が潜んでいます。
今回はフリーWi-Fi利用時のリスクや危険性を解説したうえで、安全で快適なインターネットの利用方法を紹介します。
海外旅行を快適にするにはインターネットは不可欠。
これまで訪れた国でフリーWi-Fi、Wi-Fiレンタル、SIMカード、eSIMとあらゆる方法で接続。
多数の失敗を経てやっと理想通りのインターネット接続方法に出会うことが。
この失敗経験を活かして、海外旅行のお役に立てたらと思い、この記事を書いています。
海外旅行 | フリーWi-Fiは危ない?
街のフリーWi-Fiスポットは、空港や駅、観光地などの公共の場や商業施設などで繋げられる無料のインターネットアクセスポイント。
スマホやノートPC、タブレットなどのデバイスで接続できます。
しかし、セキュリティには十分な注意が必要。
日本でも海外同様に危険はありますが、海外旅行ではよりWi-Fiを求める機会が多くなります。
今回は、「セキュリティ」と「海外旅行での利便性」の観点から解説していきます。
フリーWi-Fiが危ない理由・セキュリティ編
まずは重要なセキュリティ編から2つ。
フリーWi-Fiが危ない理由(セキュリティ)
- 不正アクセスによる情報漏洩
- ウイルス感染の危険
それでは順番に見ていきましょう。
不正アクセスによる情報漏洩
フリーWi-Fiはセキュリティがしっかりしていないものも多く、第三者があなたの端末(スマホやノートPC、タブレットなど)に不正アクセスをする可能性があります。
不正アクセスをされると、
・名前や住所
・通話履歴やLINEなどメッセージのやり取り
・SNSのID/PW
・iPhoneを使っている方はApple ID/PW
・写真や動画
・クレジットカード番号や暗証番号
・銀行口座情報
・位置情報
などの情報が抜き取られる危険が。
それからフリーWi-Fiがあるスポットとよく似た名前のWi-Fiを設置し、個人情報を抜き取ることもあります。
個人情報が抜き取られると、あなたのクレジットカード情報を用いてショッピングサイトで使われる可能性も。
後日高額請求が来て発覚!ということもあります。
クレジットカード情報だけではありません。
個人情報やメールの内容、SNSのログインパスワードも危ないです。
不正にログインされて、アカウント乗っ取りも十分考えられます。
SNSのアカウントが乗っ取られると、
・友人にお金を請求するメッセージ
・スパムアプリのリンク
を送るなど、身近な人に影響を及ぼす恐れが。
せっかくの海外旅行なのに、
・クレジットカード会社への連絡
・友人に「アカウント乗っ取られたから、私からのメールは無視して」と知らせる
などの対応はしたくないですよね。
後ほど安心してインターネットを接続する方法を説明するので、次も見てみましょう。
ウイルス感染の危険
ウイルスに感染すると端末が乗っ取られ、先ほど説明した個人情報の漏洩に繋がります。
それだけでなく、
・端末の故障
・他の端末や連絡先に登録している方への影響
などのリスクが。
「あれ、やけにスマホの動作遅いな」
と思ったらウイルスに感染しているかもしれません。
ここで友人のエピソードを。
海外でフリーWi-Fiに繋ごうとしたときのこと。
外国語で書かれた画面でなんて書いてあるのかわからない。
メールアドレスを入力する欄だけはわかったので、メールアドレスをとりあえず入力
▽
画面に「VIRUS」(ウイルス)と書かれた文字とどくろマークが大きく表示され、慌てて画面下のアプリのリンクからアプリをダウンロード
▽
スマホが固まり使えなくなる
いかにも怪しいのに、
「Wi-Fiが繋がらないと予約しているお店の行き方がわからない。
間に合わないかもしれない。」
という焦りからダウンロードしてしまったそう。
私自身これらの危険を知らず、海外旅行中にフリーWi-Fiを何度も利用したことがあります。
幸いにも被害に遭ったことはありませんでしたが、不便に感じることは多々ありました。
フリーWi-Fiが危ない理由・利便性編
続いてフリーWi-Fiを使って海外旅行するうえで不便に感じる点をご紹介。
フリーWi-Fiが危ない理由(利便性)
- そもそもフリーWi-Fiスポットがないこともある
- 回線が遅い場合がある
- 外国語の画面で接続できない
- 道に迷ったときに地図アプリが見れない
- いざというときチケットの表示ができない
- トラブルがあったときにすぐに対処法を調べられない
順番に解説しますね。
そもそもフリーWi-Fiスポットがないこともある
田舎や観光地によってはフリーWi-Fiスポットがないことが多々あります。
「あそこならWi-Fiスポットくらいあるに違いない。」
とアテにしていると、無くてがっかりすることも(何度も経験済)
思っていた以上にWi-Fiが使えないと、焦りから海外旅行の目的が
「インターネットを繋ぐこと」
になってしまい、旅行を楽しめなくなります。
回線が遅い場合がある
・多くの人がフリーWi-Fiに繋いでいる
・電波干渉が起こっている
と、回線が遅くなります。
回線が遅いと、旅行にも悪影響が。
近くのカフェを調べたいだけなのに、いつまで経っても開かないとイライラ。
他にも、次の目的地までの大まかな道順を調べたいのにマップが開かないことで、旅行を楽しむ時間が短くなってしまいます。
外国語の画面で接続できない
海外のWi-Fiあるあるですが、外国語だらけで何を入力すればいいかわからない画面が出てくるときがあります。
こんなとき、当てずっぽうでメールアドレスやSNSのパスワードなどを入力して接続しようとするのは危険です。
ウイルス感染や個人情報を抜き取るなどを目的とした悪意のあるサイトに繋がってしまうかもしれません。
何が書かれているかわからない状態での接続は諦めましょう。
道に迷ったときに地図アプリが見れない
紙の地図を見ても迷子になるhaggy。
旅先では地図アプリが欠かせません。
しかし、インターネットが接続されていないと地図アプリも使えず。
迷子で大幅な時間ロスに繋がります。
▽海外旅行を充実させるスマホ術をチェック
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いざというときチケットの表示ができない
フェス、コンサート、イベント、スポーツ観戦では入場の際にチケットの表示が必要です。
フリーWi-Fiスポットでなければ、チケットの表示ができず慌てます。
NBA観戦したときにチケットが表示できず焦りました。
それだけでなく、事前にアクティビティを予約した際のバウチャーも同様。
最悪アクティビティに参加できない可能性があります。
トラブルがあったときにすぐに対処法を調べられない
盗難やケガなど、海外でトラブルがあった際に頭が真っ白になりどのような行動をすればいいかわからなくなります。
Wi-Fiスポットではない場所でトラブルに遭うと、対処法をすぐに調べられません。
旅の時間も減りますし、不安な時間が長く続きます。
私はスマホを盗まれたので、Wi-Fiがあろうがなかろうが関係なかったですが、
「どうしようどうしよう」
という気持ちばかりで頭が真っ白になりました。
海外でトラブルに遭うと冷静でいられなくなります。
海外旅行のトラブルについての対処法をまとめた記事もあるので、目を通してみてくださいね。
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海外旅行のトラブルは他人事ではない!?対処法と旅行前にすべきこと
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フリーWi-Fi | トラブルを回避する方法
この章ではフリーWi-Fiのトラブルを回避する方法を6つ紹介します。
フリーWi-Fiのトラブルを回避する方法
- VPN接続を利用
- SSID横に鍵マークがついているかチェック
- パスワード入力が必要なWi-Fiを利用
- Wi-Fiを利用していないときはOFFに
- サイトの閲覧は「https:~」から始まるURLのみ
- フリーWi-Fiの利用を避ける
それでは順番に見ていきましょう。
VPN接続を利用
VPNは”Virtual Private Network”の略のことを言い、日本語では「仮想専用通信網」や「仮想専用線」と訳します。
誰もアクセスできない
「自分専用の仮想ネットワークを開通する」
というイメージです。
VPNを利用することで、安全なデータ通信ができるようになります。
アプリでサクッと使えて手軽ですが、安全に利用するなら有料のVPN接続を利用した方が良いでしょう。
国によっては規制が厳しくVPNが使えない場合があります。
特に中国では、利用できるVPNがかなり限定されるので要注意。
中国ではVPNなしではインスタやLINEが見れません。
詳しくはこちら。
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中国でInstagramやLINEは使えない?おすすめの利用方法を解説
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SSID横に鍵マークがついているかチェック
Wi-Fiに接続する際、ネットワークのSSID横に鍵マークが付いているのをよく見ますね。
鍵マークは通信が暗号化されていることを指しており、不正アクセスを防ぐことができます。
Wi-Fiに接続する際は、鍵マークがついたものに接続するようにしましょう。
パスワード入力が必要なWi-Fiを利用
鍵マークがついたWi-Fiはパスワードの入力が必要な場合がほとんど。
限られた人しか使えないようにすることで、安全性を保てます。
しかし、カフェや公共施設の壁にパスワードが貼られているような、
誰でも見れるID/パスワードは不正アクセスの危険があります。
Wi-Fiを利用していないときはOFFに
日本にいるときでも、気付いたらWi-Fiに繋がっていることってありませんか。
Wi-FiをONにしたままにしていると、うっかりフリーWi-Fiに繋がってしまう可能性も。
気付かないうちに不正アクセスされる危険があります。
利用しないときは、Wi-FiをOFFにしておきましょう。
サイトの閲覧は「https:~」から始まるURLのみ
おすすめカフェやグルメ、観光スポットを調べる際にサイトから調べますよね。
URLが「https:~」から始まるサイトは暗号化技術で保護されており、情報漏洩を防ぐことができます。
このサイトも「https:~」から始まっているので、海外でも安心して見れます。
しかし、いちいち「https:~」かどうかを調べるのが面倒というデメリットもあります。
フリーWi-Fiの利用を避ける
これまで説明してきた方法は、100%安全とは言い切れません。
海外旅行でWi-Fiのトラブルを避けるなら、フリーWi-Fiを利用しないのが一番です。
えぇ!?
それならどうすればいいんですか?
海外でインターネットをするのはお金がかかるイメージがあります。
安心してください。
ちゃんと安全でコスパが良く、快適にインターネットを接続できる方法があります。
最新の安全・快適なネット接続方法とは?
これまで海外旅行でフリーWi-Fi、Wi-Fiルーターレンタル、SIMカードとあらゆる方法を利用してきました。
そんな私がおすすめするインターネット接続方法はeSIM。
購入後、QRコードを読み込みササっと設定するだけですぐにインターネットが接続できます。
私も使ってみましたが、
「え?これで設定は完了?
わわ、ほんとに繋がった、すごー!」(語彙力)
と驚きました。
今あなたが使っているSIMカードと変わらず安全です。
eSIMのメリットや注意点については下の記事に詳しく書いているので参考にしてみてくださいね。
参考eSIMって何?海外旅行で使うメリットやデメリット、おすすめも解説
続きを見る
eSIMの中でも特にHolafly(オラフライ)のeSIMなら、
取り扱っている190以上の渡航先のうち、120以上の国や都市でインターネットが無制限に使えるプランがあります。
フリーWi-Fiのスポットを探してウロウロする必要ナシ。
無制限だから高いわけでもなく、良心的なプランで海外旅行が快適に。
Holaflyのメリットやデメリット、口コミから掘り下げた記事もあるので、eSIM選びの参考にしてくださいね。
こちらもCHECK
HolaflyのeSIM | メリット・デメリットを口コミ、実体験から深掘り!
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まとめ
地図アプリやお店の検索など、普段より多くインターネットを利用する海外旅行。
フリーWi-Fiを利用するのもいいですが、そこには
フリーWi-Fiが危ない理由(セキュリティ)
- 不正アクセスによる情報漏洩
- ウイルス感染
という危険が潜んでいます。
それにフリーWi-Fiが使えないと生じる不便も。
それならいっそフリーWi-Fiに頼らずにeSIMを使ってインターネットに接続するのはどうでしょう。
低価格で
安心・快適・便利
を手に入れられます。
eSIMで海外旅行を楽しんでくださいね。
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▼読んでいただきありがとうございます