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スペイン巡礼 実体験・歩き方

スペイン巡礼日記⑲ | 18日目、距離短縮で体調回復へ!レリエゴスで感じた孤独

スペイン巡礼、レリエゴス

こんにちは、haggyです。

前日、体調不良がピークを迎え、洗濯すら放棄したほど

大きな街レオンでの休日に備え、この日は距離を短縮することにしました。

今回も巡礼に必要な情報を交えながら振り返ります。

スペイン巡礼を経験して

これまで自分が人に助けてもらうなんて「甘え」だと思っていた。

でも見返りを求めない優しさがそこらじゅうにあった。

そして私はポンコツすぎた。。。

2025年5月~6月、スペイン巡礼にてフランス人の道を歩きました。

フランスのサン=ジャン=ピエ=ド=ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまで、その距離約780km以上。

日々限界を超えて歩いていくなかで、多くの失敗をし、泣きたくなる出来事に遭遇し、でもそれ以上の喜びと楽しさ、感動を味わいました。

毎日が宝物のような日々。

人生観すら変える旅だったからこそ、日記では嘘偽りなく全てをぶつけたい。

汚い体験・嫌な思い出・準備不足だったことも全て包み隠さず。

・海外旅行の体験談を読みたい方

・スペイン巡礼がどんなのか知りたい方

・スペイン巡礼をしようか迷っている方

が楽しめて参考になるように日記を綴っていきます。

スペイン巡礼日記⑲ | 18日目、距離短縮で体調回復へ!

スペイン巡礼、飛行機雲、朝日

朝起きると、前日の体調不良は和らいでいた。

咳は相変わらず酷いけど、頭がボーっとすることはない。

AM6:30、薄暗いなかを一人出発した。

初めての距離短縮

ベルシアノス・デル・リアル・カミーノの街を歩いていく。

小さい街だが、バルが併設されているアルベルゲもあった。

体調不良で何もできなかったことが悔やまれる。

べルシアス・デル・カミーノ

本来ならこの日の予定は26.3km先のマンシージャ・デ・ラス・ムラス。

マンシージャ・デ・ラス・ムラスまでたどり着けば、翌日のレオンまでは18.5kmと楽なコースだ。

しかし、皆の翌日の目的地はレオンと決まっている。

ならばこの日は距離を短縮して20.4km先のレリエゴスにし、翌日24.4km歩きレオンに着くようにしよう。

早めに出発すればみんなと合流はできる。

今日早めにレリエゴスに着いてゆっくり休めば、レオンで楽しめるだろうと考えて距離を短縮することにした。

巡礼でやめたこと

この日から完全にやめたことがある。

それは「化粧」

私の化粧時間は15分ほどと、比較的短い。

それでも朝15分余裕が持てると思うと、大きかった。

化粧はサンティアゴ・デ・コンポステーラに向かう日まですることはなかった。

化粧をやめられたのは、出発前に日本でまつエクを付けたから。

おかげで目が乏しくなることはなかった。

飛行機雲と朝日

ここ数日、果てしない平坦な道を歩いているが、飛行機雲が美しい。

スペイン巡礼、飛行機雲

真っ青な空を裂くかのような飛行機雲が映える。

それに上り坂が少ないのはありがたくて、空を楽しむ余裕があった。

美味しいトルティージャ

ベルシアノス・デル・リアル・カミーノを出て最初に着いた街で朝ごはんをとることに。

バルが空いていたので、コーヒーとトルティージャをオーダー。

スペイン巡礼、朝ごはん、トルティージャ

トルティージャにはラタトゥイユが乗っている。

ラタトゥイユのトマトは少し酸味があり、トルティージャとも合う。

優雅にコーヒーを飲み出発した。

やはり足が引き締まった

エル・ブルゴ・ラネロという街を通る。

エル・ブルゴ・ラネロ

相変わらず足は痛くてクタクタだが、一歩を踏み出すたびに太ももの後ろが引き締まった気がして嬉しい。

こうなってくると、帰国して体重を測るのが楽しみだ。

巡礼での楽しみ

エル・ブルゴ・ラネロ

前にも書いたが、日々極限まで歩いているので、体が本当に求めているものがわかってくる。

プロテイン、糖分(お菓子ではなくフルーツの甘み)、塩分...。

日常では欲することはないが、巡礼ではオレンジジュースとアクエリアスが美味しく感じてやたらと飲みたくなる

オレンジジュースはオレンジを絞って作った果汁100%のもの。

自然の甘味を感じる。

アクエリアスは飲むと本当にスッキリする。

ビールよりもオレンジジュースやアクエリアスを求めることがあるなんて!

靴に穴

歩き始めて18日目にして、とうとう靴に穴が開いた。

巡礼前に弘前さくらまつりと大阪万博にも履いていったのだが、履き心地は抜群だった。

しかし2,900円。

巡礼に耐えられる仕様ではない。

両足とも、靴の小指の付け根あたりに穴が空いた。

スペイン巡礼、靴に穴

小さな穴だが、まだ2週間ほど残っている。

何が心配って、買い替えた際に慣れないまま歩き続けなければならないことだ。

果たして穴が広がらず、歩ききれるかが不安だった。

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カフェで再会

またしても果てしない一本道。

スペイン巡礼、一本道

この道は前日、私が突如もよおした光景に似ている。

ベルシアノス・デル・リアル・カミーノ
参考スペイン巡礼日記⑱ | 17日目、ベルシアノス・デル・リアル・カミーノでやらかした話

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しかし目的地は近い。

目的地手前のアルベルゲで休憩することに。

するとスロバキア人のマチョ、チェコ人のミゲル、オーストラリア人のクローディアがやって来た。

一緒に休憩し、「今日はこの先の街に泊まるけど、明日レオンで会おう」と言い、別れた。

レリエゴスで感じた孤独

スペイン巡礼、列車

距離を短くしたことで昼にはレリエゴスに到着。

小さな街だが、アルベルゲは5つあった。

Albergue La Parada de Reliegosに宿泊。

元気があったので、翌日少しでも楽できるようにレオンに少しでも近いアルベルゲを選んだ。

一番乗り

アルベルゲには一番乗りに到着。

受付には誰もいない。

ドアは開いているから入ってもいいのだろうけど、泥棒扱いされないかと心配になる。

受付のすぐ近くにはバルが併設されており、覗いてみると人がいた。

こちらに気付くとベッドまで案内してくれた。

広い部屋にベッドが10個ほど。

2段ベッドではなく、ベッド間の間隔が広い。

快適そうだ。

寂しい

広い部屋にポツンと一人。

後から徐々に巡礼者が入ってきたが、皆知らない人ばかり。

今まで一人旅で寂しいと思うなんてなかったのに、急に寂しく感じた。

でも体調を万全にするためにも、少し楽をするのは必要だった。

誰とも話さないで1日が終わるのではないかと思うと寂しく感じる。

既に皆が恋しい。

これじゃ巡礼が終わって一人でマドリードやバルセロナ、パリ旅行を楽しめるのだろうかと不安になる。

相棒との別れ

荷物を整理していてハッとした。

ビーサンがない。

ポイント

アルベルゲ内は、巡礼中に履く靴で動き回ることができない。

ビーサンやサンダルは必須

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どこか休憩中、ベンチにバックパックを置いたときにビーサンが落ちたのだろう。

ビーサンはアルベルゲでもらう枕カバーでグルグル巻きにし、バックパックのサイドポケットに入れておいた。

ポケットは深いので、落ちないと思っていたのに。

アルベルゲに着いて初めて落としたことに気づいた。

オーストラリア留学時代に買った思い入れのあるビーサンだったのに(20年以上前)。

神降誕

この街にはビーサンなんてものはなさそうだし、さあどうしよう?

と思っていたところで、機内用に持ってきたスリッパの存在を思い出した。

行きと帰りの長距離で履く用のスリッパだ。

「そうだ、行きの飛行機でスリッパをもらったから、持参したものは使っていなかったんだ!」

神降誕の瞬間だった。

というわけで、ペラペラではあるが、スリッパは使える。

翌日はレオンだから、ビーサンやスリッパは買えそうだ。

洗濯

一番乗りだったので、綺麗なシャワーを使えた。

そして洗濯タイムだ。

昨日洗濯できなかったので、いつもより量が多い。

しかし、あんなに面倒な洗濯だったのに、いつの間にか苦ではなくなってきた

ポイント

巡礼で日々手洗いで洗濯をしていると慣れる。

この習慣のおかげで、海外旅行中にホテルの洗面台で洗濯するのも苦ではなくなった。

巡礼から7か月後のベトナム旅行では、下着を洗った。

いつもアルベルゲの到着が遅く、中々良い位置に干せなかったから嬉しい。

おかげですぐに洗濯物は乾いた。

ポイント

アルベルゲに早く到着するメリットの1つは、「洗濯物を良い場所に干せる」だろう。

遅い時間になると、洗濯物を干す場所がなかったり、空いていても日当たりが悪かったりする。

いざ、買い物へ

そういえば日本では夜中、咳に苦しんでいたとき飴を舐めていたと思い出し、買いにいくことに。

この時点で必要だったのは、飴、靴下、洗剤、ビーサン

靴下とビーサンはなさそうだが、飴や洗剤はあるだろうと、アルベルゲを出発。

ペラペラのスリッパのまま歩くこと5分、小さな商店を見つけた。

スリッパがペラペラなので、小石がダイレクトに足裏に直撃し、痛い。

そして飴、靴下、洗剤、ビーサン、どれもない。

うそーん。

かろうじて飴の代わりにグミがあったので、それを買った。

しかしグミはなぜかビニール袋に入っていた。

スペイン巡礼、咳対策

大容量のグミをパッケージから出して、小分けにしたのだろう。

でももういいや。

買えればなんでもいいです。

豪勢な食事

さて夜ご飯をどうしようかと悩んでいたとき、ふと思い出したことがあった。

あ、私パスタと餃子を買っていたんだった。

野〇ソ事件ですっかり忘れていたけど、前日みんなと薬局の後に行ったスーパーで買っていたのだ。

今夜はそれを食べよう。

というわけで、豪勢なディナーとなった。

レリエゴス、ディナー

パスタは美味しかったけど、餃子はモサモサしていた。

そりゃあ日本のようにパリッジュワァ~っとはいかないよね。

韓国人との会話

そろそろお金の記録もしていかないといけない。

食後、大量のレシートと格闘していたら、韓国人のチーヨンが話しかけてくれた。

彼女は2日目頃からよくバッタリ会う子で、挨拶とともに会話をする仲だった。

ただ、日本の学生的な感覚でいうと、グループが違ったため、終始一緒というわけではない。

この日はいつもより少し長めの会話をした。

彼女は辛ラーメンを作って食べていたので、辛ラーメンの話で盛り上がった。

孤独を感じていた私にとって、チーヨンとの会話はどれだけありがたかったことか。

そして、この先チーヨンらと行動を共にすることになり、巡礼の2か月後には一緒に京都旅行をする仲となる。

〇〇入りサングリア

チーヨンのおかげで孤独が和らぎ、独りでチルタイムをすることに。

テラス席でサングリア。

時刻は夜7時。

まだまだ暗くなる気配はなく、気温もちょうどいい。

チルするにはぴったりのコンディションだ。

早い時間に洗濯もしたし、あとはゆっくりくつろぐだけ。

レリエゴス、サングリア

さぞかし優雅な時間に思うだろう。

でも現実は、少しの風で誰のか知らない灰皿のたばこの灰が舞い、さらにサングリアの甘味に誘われてグラスに入り込んでくる小さなアリたちとの格闘だった。

ストローで掬っても掬っても入り込んでくる。

アリ入りのサングリアを飲んだのは人生初かもしれない。

窓は開けるべき?

翌日は早めに出発するため、夜は早めに寝ることに。

窓から風がそよそよ入ってきて気持ちの良い夜だった。

ところが、窓が開いているのが気に入らない女性巡礼者がいて、窓が空いていると都度閉める

夜中、誰かが窓を開けると、「開けないで」と言う声が聞こえてきた。

「換気するためにも開けた方がいいのに。」

きっとミゲルならそう言っただろう。

早く皆と再会することを願って再び眠りについたのだった。

そして翌日、いよいよ大都市レオンで羽目を外し、普段の私が解き放たれる。

というわけで翌日の日記もお楽しみに。

Buen Camino!

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