こんにちは、haggyです。
スペイン巡礼に行くと決めたとき、最初に悩んだのが「何を持っていけばいいの?」でした。
ネットで「スペイン巡礼 持ち物」と検索すると、チェックリストは山ほど出てきます。
でも実際に読めば読むほど、「これ全部必要?」「こんなに持って歩けるの?」と不安になったのを覚えています。
反対に「あれも要るよね」「これも要るよね」と悩んだことも。
そしてあんなに悩んだ結果...
荷物がパンパンになり、初日から大後悔しました。
重いバックパック、巡礼向きではない靴、結局一度も使わなかった持ち物...。
一方で、「これだけは持ってきて本当によかった」と心から思えるアイテムもあります。
この記事では実際にスペイン巡礼を歩いた体験をもとに、
本当に必要だった持ち物
正直いらなかった物
軽くするために削ってよかった物
を中心にまとめました。
これからスペイン巡礼に挑戦する方が、「荷物のことで後悔しない」ためのリアルな情報をお伝えします。
スペイン巡礼を経験して
これまで自分が人に助けてもらうなんて「甘え」だと思っていた。
でも見返りを求めない優しさがそこらじゅうにあった。
そして私はポンコツすぎた。。。
2025年5月~6月、スペイン巡礼にてフランス人の道を歩きました。
フランスのサン=ジャン=ピエ=ド=ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまで、その距離約780km以上。
日々限界を超えて歩いていくなかで、多くの失敗をし、泣きたくなる出来事に遭遇し、でもそれ以上の喜びと楽しさ、感動を味わいました。
毎日が宝物のような日々。
人生観すら変える旅だったからこそ、日記では嘘偽りなく全てをぶつけたい。
汚い体験・嫌な思い出・準備不足だったことも全て包み隠さず。
・海外旅行の体験談を読みたい方
・スペイン巡礼がどんなのか知りたい方
・スペイン巡礼をしようか迷っている方
が楽しめて参考になるように日記を綴っていきます。
▼これまでの日記を読む▼
この記事でわかること
スペイン巡礼(カミーノ・デ・サンティアゴ)とは?

スペイン巡礼(カミーノ・デ・サンティアゴ)は巡礼路を歩き、サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂を目指す旅です。
特に人気なのが、スペイン北部を歩いていくフランス人の道。
私が歩いたのもフランス人の道でした。
宗教的な意味合いだけでなく、「人生を見つめ直す旅」「長距離ウォーキング」として世界中から多くの人が訪れています。
日本人の巡礼者も増えており、「スペイン巡礼 持ち物」を調べて準備を始める人がほとんど。
というのも、この旅は全ての物が詰まったバックパックを背負って何日も歩き続けるという、普通の旅行とはまったく違う環境だからです。
「ホテルに荷物を置いて観光する」旅行ではなく、宿から宿へ着替えや日用品を含めた全ての荷物を持って歩く旅なのです。
ここでスペイン巡礼について、次の2つに分けて解説します。
スペイン巡礼とは
- スペイン巡礼の基本情報(距離・日数・宿泊)
- 巡礼路の特徴と持ち物が重要な理由
スペイン巡礼の基本情報(距離・日数・宿泊)
フランス人の道の全行程は約780kmあり、全て歩く場合は30〜40日程度かかります。
もちろん途中区間だけを歩く人も多く、日数や距離は自分で調整できます。

宿泊は主に「アルベルゲ」と呼ばれる巡礼者用の宿を利用します。
共同部屋が基本で、シャワーやトイレも共用。
サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサダのアルベルゲ洗濯は手洗いで、洗濯機や乾燥機はそれぞれ4ユーロかかります。
ホテル泊と違い、快適さよりも最低限の設備で旅を続けるスタイル。
もちろんホテル泊もできますが、費用を考えるとアルベルゲに足が赴いてしまうのです。
こうした環境を知ると、持ち物選びが巡礼の快適さを大きく左右することが想像できるのではないでしょうか。
巡礼路の特徴と持ち物が重要な理由
スペイン巡礼では、毎日20〜30km前後を歩きます。
舗装された道だけでなく、砂利道や山道を歩くことが多々あり、天候も晴れ・雨・強風とさまざま。

歩き始めて数日で、想像以上に舗装された道を歩く機会は少ないと感じました
そんな道で、すべてをバックパック一つで対応しなければならないため、持ち物の量や質がそのまま体への負担になります。
私自身、荷物が重すぎて、肩と足裏の痛みに悩まされました。
巡礼路では「足」「靴」「バックパック」「重さ」が本当に重要になります。
スペイン巡礼では、持ち物選び=巡礼のしやすさと言っても過言ではありません。
「荷物失敗したー!」と初日に痛感しました。
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参考スペイン巡礼日記② | 1日目、ピレネー越えで肉体・精神ともに疲弊した話
スペイン巡礼の持ち物【結論:最小限が正解】

先に結論を言ってしまうと、スペイン巡礼の持ち物は最小限にするほど楽になります。
これは実際に歩いて、強く感じました。
なんなら荷物の失敗を活かし、もう一度フランス人の道に挑戦したいと思ってるくらいです。
荷物を軽くして歩いたら、もう少し楽に歩けたのではないかと。
というわけで次の2つに分けて解説します。
スペイン巡礼の持ち物は軽さ重視
- 巡礼中は軽さが命だった理由(実体験)
- バックパックの重さは何kgが理想?
巡礼中は軽さが命だった理由(実体験)
巡礼を始めて数時間で気づいたのは、「荷物の重さがこんなに体に響くのか」ということでした。
バックパックを背負って歩き続けると、重さは徐々に足・腰・肩に蓄積されていきます。
幸い怪我はしませんでしたが、足を痛めて途中帰国した方もいました。
特に坂道や長距離の日は、不要な持ち物があるだけで疲労感がまったく違います。
実際、上り坂が多い日に荷物配送サービスを利用して減らした途端、歩くのが驚くほど楽になりました。
体が軽すぎて小走りで歩けたほどです。
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参考スペイン巡礼、バックパック配送サービスのメリット・デメリット
スペイン巡礼では軽さが、最後まで歩ききる秘訣です。
バックパックの重さは何kgが理想?
一般的に言われている目安は、体重の10分の1以内です。
例えば体重60kgの人なら、バックパックは6kg前後が理想とされています。
「10分の1がムリなら、重くても8kgまでにしましょう」とも言われていますが、私は11kg。
あ、体重110kgではありません。
理由はノートパソコンを持って行ってしまったから。
皆私の重そうな荷物を見てギョッとしていましたね。
スペイン巡礼の持ち物を考えるときは、「これは毎日背負う価値があるか?」と自分に問いかけてみましょう。
その積み重ねが、巡礼を楽しめるかどうかを左右するほど荷物を軽くしてくれるはずです。
次の章から具体的に解説する前に、スペイン巡礼で必要な持ち物を一覧にしました。
実体験から必要と思った物のみを載せています。
| ホタテ貝 | 巡礼事務所で入手可 |
| クレデンシャル | 巡礼事務所で入手可 |
| バックパック | |
| 寝袋 or インナーシュラフ | |
| ウルトラライトダウン | |
| 薄手の長袖 | |
| レインウェア | |
| Tシャツ | 2~3枚 |
| ボトムス | 2~3枚(私は短パン×スパッツの組み合わせにしていた) |
| 部屋着 | 外出時、パジャマも兼ねる |
| 下着 | 2~3セット |
| 靴下 | 3足 |
| 靴 | |
| ビーサン | アルベルゲや外出時に履く用 |
| 眼鏡 | |
| 外出用のバッグ | ウエストポーチや軽量のショルダーバッグなどがおすすめ |
| エコバック | |
| コンタクトレンズ | 1dayがおすすめ |
| スキンケア用品 | オールインワンタイプがおすすめ |
| クレンジング | |
| 洗顔 | |
| 防水の貴重品入れ | シャワーで使用 |
| S字フック | シャワーで使用 |
| ビニール袋 | 2~3枚(シャワー時、衣類を入れる用) |
| ヘアトリートメント | |
| シャンプー&リンス | |
| ボディソープ | |
| 歯磨きセット | |
| 眉毛バサミ | |
| カミソリ | |
| ボディタオル | |
| バスタオル | セームタオルがおすすめ |
| 生理用品 | 使い慣れたもの |
| スマホ | |
| スマホ充電器 | |
| モバイルバッテリー | |
| モバイルバッテリー用のケーブル | |
| 変換プラグ | |
| 化粧ポーチ | |
| 日焼け止め | |
| マスク | 数枚持っていくと安心 |
| ウェットティッシュ | |
| 薬 | |
| 鼻うがいセット | |
| 絆創膏 | |
| のど飴 | |
| 耳栓 | |
| フライトソックス | 日本とヨーロッパのフライト用 |
| 機内枕 | 膨らませるタイプ |
| 財布 | |
| パスポート | |
| 手帳 | |
| ポーチ | もらったパンフやクレデンシャルを収納するため |
| ボールペン | |
| 南京錠 | バックパックに付ける用/盗難防止 |
| 洗濯ばさみ | |
| 洗濯洗剤 |
そして持ち物と同じく気になるのがスペイン巡礼での費用。
費用については下の記事に詳しく書いています。
続きを見る
参考スペイン(サンティアゴ)巡礼の費用はいくら?総額・内訳・節約術まで徹底解説
スペイン巡礼の必須持ち物リスト【これがないと困る】

スペイン巡礼では、「あると便利」な物よりも「ないと本当に困る物」を厳選してみると見えてきます。
ここでは、私自身が巡礼中に毎日使ったもの・これがなかったら詰んでいたと感じた必須持ち物だけを紹介します。
スペイン巡礼の必須持ち物リスト
- バックパック(容量と選び方)
- 巡礼靴(スニーカー or トレッキングシューズ)
- 衣類(速乾・着回しが最重要)
- 雨対策グッズ(レインウェア・防水)
- 貴重品・書類(パスポート・クレデンシャル)
- 衛生用品・洗濯グッズ
- スマホ・充電関連アイテム
中には本当に失敗したアイテムもあるので、ぜひ参考にしてくださいね。
バックパック(容量と選び方)

スペイン巡礼の持ち物で、最初に決めるべきなのがバックパック。
そう、全ての荷物を収納してくれる大事なアイテムです。
容量の目安は30〜40リットル。
これ以上大きいと、不要な物まで詰め込んでしまいがちになりますが、私は40+5リットルのバックパックを買いました。
実際に使って感じたバックパックの重要ポイントはこちら。
腰ベルトがしっかりしていること
背中にフィットするサイズであること
防水カバーが付属している、または別途用意できること
バックパックは「軽ければ軽いほど正義」です。
デザインよりも背負いやすさと軽量性を優先することで、巡礼中の疲労が大きく変わります。
▽実際に私が使ったもの
巡礼靴(スニーカー or トレッキングシューズ)
巡礼靴は、スペイン巡礼の持ち物の中でも最重要アイテムです。
スニーカーでも問題ありませんが、クッション性があり、長距離を歩いても足裏が痛くなりにくいものがおすすめです。
山道が不安な人は、軽量なローカットのトレッキングシューズも選択肢になります。
私は2,900円の靴を履いていき、大失敗しました。
下の記事ではたっぷりと2,900円の靴が大失敗だった理由と、そして失敗を活かしてどのような靴が巡礼に適しているかを熱く語っています。
-

参考スペイン巡礼 | 2,900円の靴で780km歩き大失敗した話。おすすめの靴は?
続きを見る
私が言うのもなんですが、靴選びは妥協しないでほしいです。
また、靴を新調する方は、履き慣らしてから出発しましょう。
2,900円の靴と言えど、私は事前に何度も歩いて慣らしておいたおかげで、マメや靴擦れだけは最小限に抑えられました。
衣類(速乾・着回しが最重要)
スペイン巡礼では、衣類は少なく、何度も洗って着回すのが基本です。
ポイントは「速乾性」。
アルベルゲに着き、13~16時半の間に洗ってから暗くなるまでに乾かすのがマストです。
巡礼中は、暗くなるのが22時を過ぎてからだったので、長い時間干せます。
夜間、外に干して乾かせると楽ですが、巡礼していた5月中旬~6月中旬は夜露の影響で、外に干すと湿っている現象が起こりました。
続きを見る
参考スペイン巡礼日記③ | 2日目、疲れて到着したズビリで危うく宿無しに
実際に持っていったのは、
Tシャツ3枚
レギンス2本
- レギンスの上に履く短パン2枚
下着3セット
これだけでも十分回せました。
綿素材は乾きにくいため避け、アウトドア用やスポーツ用の速乾ウェアが重宝します。
また、巡礼用の服とは別に、アルベルゲや街歩きで着用する服を2枚持っていきました。
持っていったのは綿素材のワンピース。
パジャマ代わりにもしていましたが、これが重い&乾かないで大失敗。
軽い素材のボトムスと薄手のトップスにすれば良かったと反省です。
雨対策グッズ(レインウェア・防水)
スペイン巡礼では、何度か雨に降られることがありました。
突然降ってきたときはバックパックを濡れた地面に下し、レインウェアを取り出して着ることも。
というわけで巡礼での雨対策は必須です。
必要なのは、
レインコート or ポンチョ
バックパック用の防水カバー
私はバックパックごとすっぽり覆えるポンチョを使っていました。
色は暗くても、目立つようにと事故防止の観点からオレンジを選択。
これがまぁクソダサい。
しかしこれがやたらと目立ったおかげで、友達ができるという奇跡も。
-

参考スペイン巡礼日記② | 1日目、ピレネー越えで肉体・精神ともに疲弊した話
続きを見る
これからポンチョを買うという方は、話のタネに使い捨て感覚でおひとついかがでしょう。
貴重品・書類(パスポート・クレデンシャル)

スペイン巡礼ではパスポートの他、クレデンシャル(巡礼者手帳)を持ち歩きます。
ポイント
クレデンシャルはフランス人の道を歩く場合、出発地点サン=ジャン=ピエ=ド=ポーの巡礼事務所で入手可能。
住所や体験談を下の記事に書いています。
-

参考スペイン巡礼日記① | 0日目、サン=ジャン=ピエ=ド=ポーでクレデンシャル発行
続きを見る
クレデンシャルは、アルベルゲに泊まる際や巡礼証明書をもらうために必要になります。
ごちゃつくバックパックの奥底にしまっておくと取り出すのが大変。
防水ケースに入れて、すぐ取り出せる場所に入れておきましょう。
衛生用品・洗濯グッズ
巡礼中は毎日のように洗濯をすることになります。
とはいえ、本格的な洗濯用品は不要です。
実際に持っていって役立ったのは、
・小さな洗剤
・洗濯ばさみ
・(ロープ)
でした。
アルベルゲによっては洗濯機が使えますが、洗濯機・乾燥機それぞれ4ユーロずつ。
私は節約したかったので、ほぼ手洗いしていました。
手洗いするのに必要な洗剤と、洗濯物を干すのに洗濯ばさみ。
これだけで十分。
ロープは持って行きませんでした。
干す場所がないときに必要ですが、ほとんどのアルベルゲには干す場所があったので、困ることはあまりありませんでした。
そして困ったときは、
友達が持ってきたロープをシェアさせてもらっていました。
スマホ・充電関連アイテム
スマホは、今やスペイン巡礼の必需品です。
地図アプリ、宿探し、スーパーやレストランの検索、天気確認、連絡手段、SNS投稿として毎日使います。
忘れずに持ちたいのは、
スマホ
充電器
モバイルバッテリー
アルベルゲではコンセントの数が限られていることも多く、モバイルバッテリーがあると非常に助かりました。
というのもベッド脇にコンセントが無いアルベルゲもあり、部屋の隅にあるコンセントを使うタイプのアルベルゲもいくつかあったんです。
寝るときにスマホが手元にないのは不安だったので、モバイルバッテリーを使っていました。
こちらもCHECK
-

スペイン巡礼インターネット事情~WiFiはある?SIMは必要?~
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実際に持って行ってよかった物【体験談】

スペイン巡礼を歩き終えて振り返ると、「必須ではないけれど、これがあったから乗り切れた」と思える持ち物がいくつかありました。
ここでは、巡礼中に本当に役立った便利アイテムや、足や疲労のトラブルを救ってくれた物を、実体験をもとに紹介します。
実際に持って行って良かった物
- 巡礼中に毎日使った便利アイテム
- 疲労・足トラブルを救ってくれた物
- 日本から持って行って正解だった物
巡礼中に毎日使った便利アイテム
個人的に持って行ってよかった便利&時短アイテムをご紹介。
便利アイテム
- S字フック
- 防水の貴重品入れ
- 1dayコンタクトレンズ
- オイルヘアトリートメント
- 番外編:まつエク
S字フック
S字フックはシャワーで使います。
というのもシャワールームには荷物をかけるフックがないことがあり、そんなときに役立つのがドアに引っかけるS字フック。
私は2個持っていきました。
S字フックは100均で手に入ります。
-

参考スペイン巡礼シャワー事情。アルベルゲにシャンプーやボディソープはある?
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防水の貴重品入れ
アルベルゲのシャワーは狭いこともあり、貴重品が濡れないか心配になることも。
かといって貴重品をベッドやバックパックに入れっぱなしでシャワーに入ると、盗まれる可能性があります。
そこで私が持っていったのが、防水の貴重品入れ。
学生時代、体育の授業でみんなの携帯や財布を集めて入れていた袋を思い出すとイメージしやすいかもしれません。
特に私は巡礼にノートパソコンを持っていったので、
・ノートパソコン
・財布
・スマホ
を入れる用に必要でした。
絶対に濡らしたくないモノを入れる際には便利です。
1dayコンタクトレンズ
超がつくほど近眼で、普段はコンタクトをつけている私。
でも洗浄液は重いし、疲れているなかで洗う作業は面倒くさい。
そこで私は巡礼に限らず、旅行では1dayのコンタクトレンズを持っていくようにしています。
面倒な洗浄は不要で、外して捨てるだけ。
次の日は新しいコンタクトを装着するだけ。
旅先では1dayは便利です。
オイルヘアトリートメント
アルベルゲはほぼドライヤーが無いので、髪を洗った後は自然乾燥です。
少しでも髪が傷まないようにするためにオイルヘアトリートメントを持っていきました。
シャワー後、髪をタオルドライした後につけるだけ。
これで少しは乾いた後も髪がまとまった気がします。
-

参考スペイン巡礼ドライヤー事情。実体験から持っていくべきか語ってみた
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番外編:まつエク
持ち物ではないんですが、日本を発つ前日にまつエクをつけました。
化粧の行程を少しでも減らすためと、マスカラを持って行かないことで、荷物を減らすため。
マスカラ1本でも荷物の重さに響くのが巡礼なのです。
結果、途中で面倒くさくなり化粧するのをやめましたが、それでもまつエクのおかげで目元は寂しい感じにはなりませんでした。
つけて本当に良かったです。
疲労・足トラブルを救ってくれた物
スペイン巡礼で一番トラブルが起きやすいのは、やはり足。
私も例外ではなく、巡礼の中盤で足裏の痛みやマメに悩まされました。
そんなときに助けられたのが、大きめサイズの絆創膏。
我が家には長年使っていなかった大きめの絆創膏がたくさんあったので、持っていきました。
そしてほぼ使い切るほどマメに悩まされました。
また、私は持っていきませんでしたが、歩く前に足にワセリン(またはフットクリーム)を塗るだけで摩擦が減り、トラブルの予防になります。
実際に巡礼で出会った友達は、ワセリンを塗って限りなく足のトラブルを最小限におさえていました。
日本から持って行って正解だった物
現地でも多くの物は手に入りますが、「これは日本から持ってきて正解だった」と感じた物もあります。
それはオールインワンクリーム。
荷物の量を減らすというよりも、手間をかけないためという理由で持っていきました。
化粧水・美容液・クリームが1つになった保湿用のクリームで、長時間歩いた後の疲れた状態で、3行程が1回で済むのは楽ちんでした。
私が持っていったのは無印良品。

アラフォーなので、アンチエイジングを意識したもの。笑
1本あれば、余裕で1か月以上の巡礼でももちます。
正直いらなかった持ち物【失敗談】

スペイン巡礼で強く思ったのは、「いらない物ほど重く感じる」ということでした。
出発前は不安で「念のため」とあれもこれも準備しますが、巡礼路でバックパックの重さがのしかかるたびに、その判断が失敗だったと気づくことも多々あります。
ここでは、実際に持って行って正直不要だった物、そして現地調達で十分だった物を次の項目に分けて正直に書きます。
正直いらなかった持ち物
- 重いだけで使わない or 改善の余地がある物
- 「念のため」が無駄だったアイテム
- 現地調達で十分だった物
- 迷ったけど持っていかなくて良かった物
重いだけで使わないor改善の余地がある物
まず「失敗した」と思ったのが次の3つ。
- ノートパソコン
- 機内枕
- 部屋着
ノートパソコン
真っ先に後悔したのが、ノートパソコンです。
「巡礼中も仕事ができるように」と持って行きましたが、仕事をする時間が無いし、あってもクタクタで仕事をする元気がありませんでした。
また、アルベルゲのWiFiが弱いことも多く、思うように仕事ができず。
さらにノートパソコンの他、ACアダプターの重さもあるので大失敗でした。
続きを見る
参考スペイン巡礼 | ノートパソコンは持って歩ける?仕事できる?
機内枕
機内枕も失敗したものの1つ。
行き帰りの長時間フライトのためだけに持って行ったのです。
私の機内枕はビーズクッションタイプで、他の荷物でパンパンになったバックパックに入りませんでした。
仕方なくバックパックに括りつけて歩いていましたが、重いし砂がかぶって汚い。
結局途中で捨てました。
持って行くなら膨らませるタイプの物がおすすめ。
着心地は悪いですが、空気を抜いてバックパックの奥底に収納していれば邪魔になりません。
部屋着
部屋着も失敗でした。
先ほども書きましたが、アルベルゲや街歩き、パジャマ用で綿素材のワンピースを持参。
重さと、洗濯しても中々乾かないことで大失敗。
ワンピースにすれば、着心地も楽で過ごしやすいと思ったんですけどね。
地味に重たくて、軽い素材のボトムスと薄手のトップスが正解だったと後悔です。
「念のため」が無駄だったアイテム
仕事用の手帳(日記も兼ねる)を持って行っていたのですが、その手帳に印をつけるために持って行った付箋やマステ。
一度も使うことはありませんでした。
もしかしたら「日記に付箋やマステを貼って目立つようにしたいから」と持っていくのを考えている方もいるかもしれません。
しかし、日記を書くとしても殴り書きになります。
理由は
・1日が濃すぎて書くことが多い。ゆっくり書いていたら思いついたことを忘れる
・仲間と交流したいから急いで書き上げたい
・寝る前の隙間時間に書く場合、翌日に備えて早く寝たい
から。
目印やデコレーションの時間はありませんでした。
さほど重い物ではありませんが、「要らなかったなぁ」と思った物です。
また、パックも不要でした。
巡礼中はお肌の乾燥が心配で、パックを3枚ほど持っていきましたが、「パックする時間があれば早寝したい」と思ったのが本音。
次回巡礼する機会があれば持って行きません。
現地調達で十分だった物
スペイン巡礼では、「日本から全部持っていく必要はない」と実感しました。
例えば、
洗剤
シャンプー・ボディソープ
日用品や消耗品
これらは現地調達で十分です。
巡礼路沿いにはスーパーや薬局があり、価格も良心的でした。
特に液体類は、大容量のボトルを日本から持って行くと重くなりがちです。
現地で必要になったタイミングで小さめの物を買うほうが、結果的に荷物も軽く、ストレスも減ります。
タイミングによっては「調達できそうな店が中々ない!」という事態に陥りますが、大きな街では巡礼路沿いにあるお店で確実に調達できます。
パンプローナ、ログローニョ、ブルゴス、レオン、サリアなど。
これらの街にあと何日で到着するか計算しながら使用・調達していくとよいでしょう。
迷ったけど持っていかなくて良かった物
持っていくか最後まで迷いましたが、結果持っていかなくて良かった物がこちら。
・ヘッドライト
・ドライヤー
・ヘアアイロン
ヘッドライト
巡礼した5月~6月はAM5:30や6:00に出発しても暗いです。
暗い道を歩くときに役立つのがヘッドライトですが、個人的にはiPhoneのライトで事足りました。
・持っているスマホのライトでは明るくならない
・手に物を持ちたくない
という方はヘッドライトが必要かもしれません。
ドライヤー・ヘアアイロン
持っていくか前日まで迷いました。
「アルベルゲにドライヤーがあることは期待できないし、かといって自然乾燥は無理すぎる」
そう思っていたんですが、ただでさえ私のバックパックは11kg。
断念しました。
結局、自然乾燥で過ごしたんですが、日々疲れて過ぎて、ドライヤーやヘアアイロンする余裕なんてありませんでした。
持っていかなくて正解です。
実体験から持っていけばよかった物

この章では「軽さが命」と謳っておきながらも、個人的に持っていけば良かったものをお伝えします。
耳栓、鼻うがいセット、のど飴、咳止め、総合風邪薬
耳栓
アルベルゲでは「いびきがうるさくて眠れない!」という話をよく耳にします。
これは本当で、時にはいびきのオーケストラが開催されることも。
記念にとスマホで録音している人もいました。
いびき対策には耳栓が効果的というのは知っていたんですが、「どうせ寝ている間に外れるだろう」と思い込み持参しなかった私。
ところが巡礼から半年後、カプセルホテルに宿泊した際、試しにアメニティの耳栓を装着してみたら全然外れない。
しかも音が遮断されたのを実感。
半年経って持って行かなかったことを後悔したのでした。
ただし、忘れても現地調達はできます。
鼻うがいセット
巡礼から半年ほど経った頃、風邪予防に初めてやってみた鼻うがい。
これがとんでもなく気持ちよくて、毎日欠かさずやっています。
スペイン巡礼では道中砂埃が舞うところを歩いたり、アルベルゲでは埃が舞ったりと風邪に繋がる要素はたくさん。
私自身、熱までは出ませんでしたが体調を崩しました。
あのとき鼻うがいの存在を知っていたら、確実に持って行っていたと思います。
とはいえ液体を持ち歩くのはさすがに重い。
実際に巡礼で鼻うがいをしていた友人によると、食塩水が代用できるそうで、塩を持ってきていました。
調べてみると、食塩水は体液に近い濃度に調整されているため、粘膜への刺激が少なく、痛みを感じにくいという大きなメリットがあるんだとか。
よって鼻うがい専用ボトル+食塩の組み合わせが軽量で済みそうです。
のど飴
巡礼中、とにかく苦しんだのが咳。
咳が酷くなるのは決まって夜中で、「咳を止めないと皆を起こしてしまう」と焦れば焦るほど止まりませんでした。
喉を湿らせるためにも欲しかったのがのど飴。
のど飴を買おうと決めたとき、街のスーパー(商店)にはのど飴どころか飴すらなく、グミを買ってしのぎました。
あらかじめ日本から龍角散ののど飴を持って行っていたらだいぶ違っていたのになぁと後悔です。
咳止め
咳止めの薬も症状が出始めたときに飲んでおけば良かったと後悔です。
巡礼途中にある薬局で咳止めを買ったのは、咳の症状がMAXになってから。
スペイン巡礼で咳に苦しむ人はけっこういるので、持って行くと安心です。
総合風邪薬
咳だけでなく、お腹の不調や喉痛にやられた日もありました。
頭痛薬・腹痛の薬は手厚く持っていったんですが、実際のところほとんど使わず。
頭痛薬・腹痛の薬を減らし、総合風邪薬も持って行けばバランス良かったなと後悔です。
季節別|スペイン巡礼の持ち物の違い

スペイン巡礼は一年中歩くことができますが、季節によって必要な持ち物は大きく変わります。
同じルートでも、季節ごとに気温や天候、歩きやすさがまったく違うため、持ち物選びを間違えると後悔することに。
季節別、スペイン巡礼の持ち物
- 春・秋の持ち物ポイント
- 夏の巡礼で追加すべき物(暑さ・日差し対策)
- 冬の巡礼で注意すべき持ち物
春・秋の持ち物ポイント
春(4〜5月)と秋(9〜10月)は、スペイン巡礼のベストシーズンと言われています。
私が歩いたのは5月中旬~初夏の6月中旬。
日中は歩きやすい気温でも、朝晩は冷え込むことがあり、寒暖差対策が重要になります。
例えば、
薄手の長袖(体温調節用)
軽量のアウター
など。
私も朝晩着る用にウルトラライトダウンを持っていきました。
夏の巡礼で追加すべき物(暑さ・日差し対策)
夏(6〜8月)のスペイン巡礼は、暑さとの戦いになります。
地域によっては40度近くになる日もあり、日差しも非常に強いです。
持ち物ではないですが、日中最も暑い時間帯に歩くのを避けるため、アルベルゲを早朝に出るのがおすすめ。
夏に必須だと感じた持ち物は、日焼け止めはもちろん、
帽子(つばが広いもの)
サングラス
通気性の良いウェア
特に帽子は、疲労にも大きく影響がでます。
直射日光を浴び続けると、体力の消耗が早く、巡礼を続けるのが辛くなるから。
冬の巡礼で注意すべき持ち物
冬(11〜3月)のスペイン巡礼は歩く人が少なく、静かな雰囲気を楽しめる反面、寒さと環境の厳しさに注意が必要です。
冬に特に意識したい持ち物は、
防寒着(ダウンや中綿ジャケット)
手袋・ニット帽
防水性の高い靴
山間部では雪や凍結が発生することもあり、足元の安全対策は重要です。
また、防水性のある靴を選ぶことで、冷えやトラブル対策にも。
そして、冬は開いていないアルベルゲもあるため、宿泊計画を立てることも必要です。
私が巡礼した季節はほとんどのアルベルゲが営業していたため、予約しなくても飛び込みで確保できることが多かったですが、冬は営業していないことも考慮に入れておきましょう。
女性・男性別で気をつけたい持ち物

スペイン巡礼は男女問わず歩ける旅ですが、性別によって気をつけたい持ち物やポイントは確実に違います。
実際に歩いてみて、「これは男女で考え方が変わるな」と感じる場面も多くありました。
ここでは、女性巡礼者・男性巡礼者それぞれに向けて、持ち物の注意点をまとめます。
男女別の持ち物
- 女性巡礼者が持っていくべき物
- 男性巡礼者が注意したいポイント
女性巡礼者が持っていくべき物
女性のスペイン巡礼で特に意識したいのは、体調管理と安心感です。
先ほども書きましたが、私は体調管理の面で圧倒的に足りず反省点が多かったです。
それ以外で必須だと感じたのが、使い慣れた生理用品。
生理用品は現地でも購入できますが、サイズや使い心地が合わないことがあります。
特に巡礼中は長時間歩くため、肌トラブルを防ぐためにも使い慣れた物を持って行くと安心です。
男性巡礼者が注意したいポイント
男性巡礼者が意外と見落としがちなのが、ケア用品の準備不足です。
巡礼中は毎日歩くため、
足のケア用品(ワセリン・クリーム)
絆創膏やテーピング
は男女関係なく必須です。
「大丈夫だろう」と油断していると、足トラブルが一気に巡礼を難しくします。
また、男性は衣類を減らしすぎる傾向がありますが、最低限の着替えは必要です。
汗をかきやすい季節は、速乾シャツをプラスで1枚持っておくのがおすすめ。
・巡礼中に着替える
・汗をかいたときにいつでも着替えられる
ようにするためです。
もう一つ注意したいのが、防寒対策。
日中は暑くても朝晩は冷え込むことがあり、特に標高の高い街では体力を奪われます。
軽量の防寒着は持って来てよかったと感じました。
スペイン巡礼の持ち物Q&A【よくある質問】

スペイン巡礼の持ち物は、事前に調べれば調べるほど迷いがちです。
ここでは実際によく聞かれる質問と、巡礼を歩いた経験からの答えをまとめました。
日本から持って行くべき?現地購入でOK?
結論から言うと、すべてを日本から持って行く必要はないです。
スペイン巡礼のルート上にはスーパーや薬局があるので、日用品や消耗品は現地調達でも十分可能です。
※スーパーや薬局が無い街もあるので、余裕をもって調べておきましょう
ただし、以下のようなものは日本から持って行くほうが安心でした。
足のケア用品(ワセリン、絆創膏など)
- 普段飲んでいる薬
使い慣れた下着やインナー
「こだわりがある物」「トラブル時に困る物」だけ日本から持参し、それ以外(シャンプーやボディソープなど)は現地で補うと軽量で済みます。
バックパックは何リットルがおすすめ?
先ほども書きましたが、多くの巡礼者を見ていても、30〜40リットルが最もバランスが良いと感じました。
これ以上大きいと荷物が増えがちになり(私のことです笑)、小さすぎると無理が出ます。
重要なのは容量よりも、最終的な重さです。
バックパックの中身は、体重の10%以内を目安にすると、巡礼中の負担をかなり減らせます。
洗濯はどうしてた?下着は何枚必要?
基本は毎日洗濯です。
手洗いがメインで、遅い時間に到着した日などは洗濯機や乾燥機をシェアして使うこともありました。
下着は2〜3枚あれば十分でした。
速乾素材を選べば、昼過ぎに洗って夜には乾くことがほとんどです。
枚数を増やすより、乾きやすさを優先した方が良いでしょう。
スマホやWi-Fiはどうした?
スマホは巡礼中の必需品です。
地図アプリ、宿探し、休憩中のSNS、アルベルゲでの動画視聴、ウォーキングアプリ、天気確認など、ありとあらゆる場面で毎日使います。
モバイルWiFiだと重いので、私はHolafly(オラフライ)のeSIMを使いました。
海外旅行をするときは毎回利用しているHolaflyですが、なんといってもデータ通信が無制限なので、ありとあらゆる場面でスマホ(インターネット)を使っても不自由なく繋がります。
アルベルゲではWiFiが弱いこともありましたが、HolaflyのeSIMのおかげでイライラすることもありませんでした。
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いずれにしてもモバイルバッテリーは必須です。
コンセント争奪戦になるアルベルゲもあり、持っていて本当に助かりました。
まとめ|スペイン巡礼の持ち物は「減らす」ほど楽になる

スペイン巡礼を歩いて強く感じたのは、持ち物が少ないほど、心も体も自由になるということでした。
私は荷物が本当に重かったので、もっと身軽だったら
・景色の写真をもっと楽しんで撮れた
・仲間とさらに楽しみながら歩けた
と後悔しています。
出発前は不安で荷物を増やしがちですが、実際には
毎日歩き続けること
足や体のケアを優先すること
必要な物は現地で補えること
この3つを意識するだけで、持ち物は自然と絞られていきます。
「念のため」は、ときに巡礼を重苦しくします。
本当に必要な物だけを背負って歩くことで、景色や出会い、自分自身と向き合う余裕が生まれるでしょう。
これからスペイン巡礼に出発する方が、荷物の後悔を減らし、歩くことそのものを楽しめることを願っています。
Buen Camino!
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