こんにちは、haggyです。
スペイン巡礼で心配ごとの1つが「ドライヤー」問題。
準備していくなかで、
・アルベルゲにドライヤーはあるの?
・ないなら持って行くべき?でも重いし...
・ドライヤー問題とセットでヘアアイロンはどうしよう...
という疑問がわきませんか。
私はどうしようか悩みまくった末、持っていきませんでした。
今回はこれらの疑問に対して、アルベルゲのドライヤー事情や巡礼して感じたことなどを解説。
持ち物準備の参考にしてくださいね。
スペイン巡礼を経験して
これまで自分が人に助けてもらうなんて「甘え」だと思っていた。
でも見返りを求めない優しさがそこらじゅうにあった。
そして私はポンコツすぎた。。。
2025年5月~6月、スペイン巡礼にてフランス人の道を歩きました。
フランスのサン=ジャン=ピエ=ド=ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまで、その距離約780km以上。
日々限界を超えて歩いていくなかで、多くの失敗をし、泣きたくなる出来事に遭遇し、でもそれ以上の喜びと楽しさ、感動を味わいました。
毎日が宝物のような日々。
人生観すら変える旅だったからこそ、日記では嘘偽りなく全てをぶつけたい。
汚い体験・嫌な思い出・準備不足だったことも全て包み隠さず。
・海外旅行の体験談を読みたい方
・スペイン巡礼がどんなのか知りたい方
・スペイン巡礼をしようか迷っている方
が楽しめて参考になるように日記を綴っていきます。
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この記事でわかること
スペイン巡礼ドライヤー事情

巡礼中に泊まる宿は
・アルベルゲ(巡礼者専用の宿)
・ホステル
・ホテル
のいずれか。
お値段をおさえた宿泊にするなら、断然アルベルゲになります。
私もほとんどアルベルゲに泊まりました。
それぞれの宿に分けてドライヤー事情を解説していきますね。
アルベルゲ
アルベルゲとは巡礼者専用の宿で、1泊10~15€ほど。
ホステルやホテルと比べると安いですが、安い分ドライヤーは無いと思った方がいいです。
私自身、大半はアルベルゲに泊まりましたが、ドライヤーを見かけたのは2軒。
①初日ロンセスバージェスのアルベルゲ
②サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサダのアルベルゲ(有料:1回0.5€)
▽ロンセスバージェスのアルベルゲにて

はじめのうちは「ドライヤー無いかな?」と探しましたが、あまりになさ過ぎて数日で探しもしなくなりました。
ホステル
全ての旅人が宿泊できる共同部屋タイプの宿。
1泊15~20€ほどで、何度か利用しました。
ドライヤー事情は、あるとないとで半々でした。
私が利用したホステルでは、
・大きめの街のホステル→ドライヤー有り
・巡礼者しか宿泊しないような小さな街→ドライヤー無し
という感じでした。
あくまで私が利用した宿での体感ですので、違ってもご容赦願います。笑
ホテル
ホテルはパンプローナという街で1日だけ利用し、そこにはドライヤーがありました。
基本ホテルならドライヤーはあるでしょう。
▽パンプローナのホテルの洗面所

写真右端に写るコードがドライヤーです。
しかしホテルは高い。
私が宿泊したパンプローナのホテルは1泊1万3千円。
ドライヤーのためだけに泊まるのはキツイ。
プライベートトイレ&バスルームとはいえ、宿泊料金の安さ > ドライヤー でした。
宿泊料金を抑えられるアルベルゲはほぼドライヤーがないため、どうしてもドライヤーにこだわるなら持参したいところ。
でも本当に必要か気になりますよね。
次章ではドライヤーを持っていくべきかについて語ります。
そしてドライヤーと同じくらい悩むのがインターネット。
正直アルベルゲのWiFiは弱かったです。
インターネット事情については下の記事に詳しく書いてあるので、参考にしてみてください。
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参考スペイン巡礼インターネット事情~WiFiはある?SIMは必要?~
続きを見る
スペイン巡礼にドライヤーは持って行くべき?

大きなドライヤーでなくとも、小型のドライヤーがありますよね。
2,000円~3,000円台のものなら360g、5,000円~6,000円台なら285gと、ドライヤー単体で見ると軽量です。
しかし結論、持って行かない方がいいです。
理由は重い&ドライヤーが無い生活に慣れるから。
重い
確かにドライヤーだけなら軽いかもしれませんが、巡礼では寝袋や服、シャンプーやボディソープなど多くの物を持っていきます。
そして荷物は軽ければ軽いほどいい。
むしろ少しでも軽くする努力をしないと私のように苦しい思いをすることになります。
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参考スペイン巡礼日記② | 1日目、ピレネー越えで肉体・精神ともに疲弊した話
続きを見る
たかが軽量のドライヤーと甘く見ていると、バックパックの総重量が重く肩にのしかかり、足も肩も痛くなっていきます。
痛くなったら景色を楽しむ余裕もなくなり、ひたすらしんどい。
私自身、ドライヤーは持っていきませんでしたが、持っていかなくて良かったと心から思っています。
ドライヤーが無い生活に慣れる
はじめは自然乾燥に対して罪悪感と気持ち悪さがありますが、すぐにドライヤーがない生活に慣れます。
そもそもドライヤーがあったとしても、疲れているのに立ちっぱなしでドライヤーするのは苦痛だったと思います。
「ドライヤーが無いから、自然乾燥するしかない!」
そんな風に思わせてくれて逆にありがとうと言いたい。
すっかりドライヤーがない生活に慣れた頃、0.5€で使えるアルベルゲに泊まりましたが、使いませんでした。
あんなに出発前は「ドライヤーがないなんて!耐えられない!」と悲観的になっていたのにえらい変わりように驚きです。
ちなみに私が巡礼中見たなかで、ドライヤーを持ってきていた人は2人だけでした。
どうしても持っていき、途中で辛くなったらバックパック配送サービスを利用するのも良いでしょう。
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参考スペイン巡礼、バックパック配送サービスのメリット・デメリット
続きを見る
ヘアアイロンは?
ドライヤーとセットで悩んだのがヘアアイロン。
やっぱり写真も撮るしサラツヤの髪でいたいし...なんて思っていましたが、サラツヤも何も、歩いているときはずっと髪を結んでいました。
それに汗もかくし、髪を気にしている余裕もありません。
ヘアアイロンも持っていかなくて正解だったと思います。
ドライヤーと同様、ノートパソコンにも悩みました。
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参考スペイン巡礼 | ノートパソコンは持って歩ける?仕事できる?
続きを見る
まとめ

とにかく出発前はドライヤーにこだわっていた私。
いざ巡礼をしてみると、アルベルゲにドライヤーはほぼなく、数日でドライヤーがない生活に慣れました。
重いので、日本からは持っていかないことをおすすめします。
ヘアアイロンも同様に不要。
荷物を少しでも軽くして、快適なカミーノを楽しんでくださいね。
Buen Camino!
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