こんにちは、haggyです。
3日間の行程をほぼ2日で歩き、体力的にも若干ムリしている感はある巡礼中盤。
100%の状態ではない体調にうまく折り合いをつけながら、この日もひたすら歩きました。
今回も巡礼で役立つ情報を盛り込みながら振り返っていきます。
スペイン巡礼を経験して
これまで自分が人に助けてもらうなんて「甘え」だと思っていた。
でも見返りを求めない優しさがそこらじゅうにあった。
そして私はポンコツすぎた。。。
2025年5月~6月、スペイン巡礼にてフランス人の道を歩きました。
フランスのサン=ジャン=ピエ=ド=ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまで、その距離約780km以上。
日々限界を超えて歩いていくなかで、多くの失敗をし、泣きたくなる出来事に遭遇し、でもそれ以上の喜びと楽しさ、感動を味わいました。
毎日が宝物のような日々。
人生観すら変える旅だったからこそ、日記では嘘偽りなく全てをぶつけたい。
汚い体験・嫌な思い出・準備不足だったことも全て包み隠さず。
・海外旅行の体験談を読みたい方
・スペイン巡礼がどんなのか知りたい方
・スペイン巡礼をしようか迷っている方
が楽しめて参考になるように日記を綴っていきます。
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この記事でわかること
スペイン巡礼日記⑯ | 15日目、単調な道を経てカリオン・デ・ロス・コンデスへ
アルベルゲ向かいの教会本日の目的地は24.5km先にあるカリオン・デ・ロス・コンデス。
ロングコースが続いていたせいか、短く感じる不思議。
短いからといって楽なわけではないけど、気分的には少し楽だった。
久しぶりの朝陽
余裕を持って歩きたくて、6:30頃に出発。
どうせすぐにみんなが追いつくだろうと、しばし一人の時間を楽しんだ。
歩き始めはまだほんのり明るくなりかけた頃。

でもすぐに日が昇る。
朝陽で草木が黄金色に染まる姿が美しかった。

カメラを向ける位置によって暗さが違う。


これまでも朝陽を見ては心が洗われていたが、この日の朝陽は格別だった。

巡礼中は「こんなに体力的にキツイなら二度と巡礼はしない!」と思っていたのに、今は「この朝陽を見るためにまた歩きたい」と思うほどだ。
どの朝陽もそれくらい価値があった。
もちろん帰国して日常に戻ってからは見ていない。
帰国後にしたいくつかの旅行でも朝陽は見ていない。
写真の道を歩いているとき、ローカル丸出しで申し訳ないが、札幌の手稲前田森林公園を思い出していた。
手稲前田森林公園は、亡きワンコたちを連れてドライブがてら散歩させた公園。
ワンコが一生懸命歩く姿を思い出しながらこの道を歩いた。
この道は朝歩いて良かったなと心から思う。
となると、前日の目的地をボアディージャ・デル・カミーノにして良かった。
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豪華な朝食
朝陽が美しい道の先にはカスティーリャ運河がある。

今からおよそ200年以上前、18世紀の終わりごろにつくられ始めたもので、船で穀物を運ぶことを目的とした人工の水路なのだとか。
でも工事が長引くうちに鉄道が広まってしまい、運河は当初の計画どおりには完成しなかったらしい。
結局当初の目的は果たされないまま残されているけど、巡礼者は久しぶりの水辺ということもあり、皆写真を撮っていた。

そして私も写真を撮っているうちに、スロバキア人のマチョに遭遇。
ほどなくして「そこの農場でチーズを買えた!」と嬉しそうにチーズを掲げたチェコ人のミゲルにも会った。
となると朝ごはんが食べられるカフェ探しだ。
すぐ近くにフロミスタという街があるので、そこのカフェで朝食をとることに。
ミゲルには食事を作ってもらっているし、皆には色んな食べ物をもらっているので、この日は皆で食べようとポテトサラダをオーダー。
そしてテーブルの上にはみんなが持ち寄った食べ物とカフェで注文したコーヒー、ポテトサラダが並んで豪華になった。

ポイント
基本的にカフェは持ち込みOK。
我々は外のテーブルで食べていた。
持ち込みNGのお店もあるが、その場合は張り紙が貼られているのでわかりやすい。
私もポテトサラダを注文したが、ミゲルも注文していた。
お礼の意味がないではないか。笑
慰め
ちょうど朝食の時間帯(AM8:40)、日本では競馬のメインレースの時間(PM3:40)だ。
この日はオークス(GⅠ)。
エンブロイダリーが牝馬三冠に向けて2つ目を狙っていた。はずだった。
もちろん私はエンブロイダリーに牝馬三冠をとってほしかったので夫と相談し、3連単のフォーメーションで賭けた。
結果はエンブロイダリーどころか、買い目に入れた馬のうち1頭しか来ず。
外した。
すると皆「かわいそうに」「次こそは!」と慰めの言葉をかけてくれ、しまいにはオーストラリア人女性クローディアにハグまでされた。
賭け事に負けるなんて自業自得なんだから、慰めはいらないんだよ。
なんて思いつつも、皆の温かさで立ち直りは早かった。
日本でこのレースを見ていたら、しばらく呆然としていただろう。
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ポプラ
朝食を終え、再び歩き始める。
24.5kmといえど、まだ5.7kmしか歩いていない。
先は長い。
ポブラシオン・デ・カンポスという街の壁画。

黄色やベージュが並ぶ建物に、突如現れたビビッドカラーが目を惹く。
そして少し歩くと一本道が続く。

ここでミゲルが札幌出身リョウスケと私にある木について説明してくれた。
その木はとても成長が早く、荒れ地にも生えることができるという。
しかし何度も木の名前を聞いても、聞き取れない。
そこでミゲルがスマホで画像を見せてくれ、「ポプラ」ということが分かった。
写真には写っていないが、上の写真右側にはポプラの若木が植えられていた。
それを見て説明してくれたのだろう。
つまらない道

前半は朝陽が美しく、カスティーリャ運河も見れて飽きない景色だが、打って変わって後半はつまらない道が続く。
一般的にフランス人の道の中盤あたりは「景色がつまらない」と言われていて、確かにその通りだと思った。
もちろんどんな道も1つとして同じ景色はない。
当初は全ての景色を楽しもうと思っていた。
でもつまらなかった。

「あとどのくらいこの1本道を歩くんだろう?」と終わりの見えない道に途方に暮れながら歩く。
そしてこの道は中々休憩できるようなベンチがないのだ。
車でピューンと走らせれば一瞬で着くような道を何時間もかけて歩く。
それでも街が見えてくると希望を見いだせる。

どうやら奥に見える街がこの日の目的地、カリオン・デ・ロス・コンデスだ。
レンズ豆、再び

カリオン・デ・ロス・コンデスに着いたのは13:40頃。
ここ数日の中では早い方だ。
早めにシャワー・洗濯を済ませゆっくりしたいところ。
アルベルゲは「Albergue Santa María del Camino Carrión de los Condes」で、公営のアルベルゲだった。
疲労

今日は24kmほど歩いた。
ここ数日で距離は短いが、疲れた。
道が単調だったのもあるだろう。
ポイント
距離が短いから楽だ!と思う人もいれば、私のように距離が短いことを過度に期待しすぎて辛いと思う人も。
距離が短くても日常よりもたっぷり歩くから疲れるのだ
部屋がない!
受付でチェックインの手続きをしていた。
私の前にはマチョとミゲル。
このタイミングならてっきり同室かと思いきや、2人で部屋は満室になったようだ。
「君は別の部屋ね」と言われ、少しがっかり。
言われたとおりに部屋に向かうと、部屋がない。
別の部屋へ行くと、マチョとミゲルのいる部屋に。
「あれ、もしかして同室?」と薄っすら期待したが、ベッドがない。
しばらくウロウロしていると、イタリア人のイレネが「こっちこっち」と見つけてくれた。
この部屋では私が最初の入室者のようだ。
そしてベッドの下段はGETできた。
ベッド脇にコンセントなし
無事に下段ベッドは確保できたが、ベッド脇にコンセントがない。
代わりに部屋の入り口横に多くのコンセントを挿せる電源タップがある。
注意ポイント
アルベルゲは必ずしもベッド脇にコンセントがあるわけではない。
重いが、モバイルバッテリーを持っていくのがおすすめ。
私は最長2日モバイルバッテリーでしのいだことがある。
部屋でくつろいでいるときだけ、電源タップを利用することに。
並ぶシャワー
ここのアルベルゲはシャワーやトイレが男女別だった。
でもトイレは2つ、シャワーは1つと少ない。
皆が使う時間に集中したせいか、シャワーは2人ほど並んだ。
私の後に3人くらい並んでいたので、私はまだマシな方。
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靴下購入
カリオン・デ・ロス・コンデスには巡礼者用の装備が売っているカミーノショップがあった。
シャワー・洗濯を済ませ、行ってみることに。
靴下に全て穴が開いたから、新調したかったのだ。
色違いの靴下を3足持ってきたのだが、片方ずつ穴が開いたため、組み合わせて履いてしのいでいた。
左は水色、右は黒といった感じでチグハグに。
穴こそ開いたが足のマメはできずに助けてくれた靴下だった。
そして5本指ソックスと、分厚いソックスの2足購入した。
ソックスと靴の相性は良いだろうか...。
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ミゲルの手料理
アルベルゲに戻るとキッチンでミゲルが料理作りに取りかかっていた。
さっそく私も手伝う。
手伝うといっても、ニンジンを細かく切ったり、お皿を並べたりと簡単なことしかしていないんだけど。
少し早めのディナーは具沢山のスープにサラダ、パン。

サラダはリンゴとオレンジが入っている。
スープも含め、歩いているときに欲していた糖分と塩分がまんべんなくあって、きちんと栄養を考えて作ってくれている。
本当にありがたい。
しかしスープに再びレンズ豆が!
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昨晩ガスが溜まってぶっ放さないかハラハラドキドキだったのに、2夜連続レンズ豆が...。
でも美味しいので、飲み続けてしまう。
今夜もおならとの闘い確定だな。
案の定
その晩、案の定おならをぶっ放したくてたまらなくなる。
グッとこらえると、こらえた分だけお腹にガスが溜まり大きな一発を炸裂させてしまう恐怖に怯える。
何度もトイレに行くのは面倒くさい、でも行かないとガスを放出できない。
一晩中、いや翌日以降も尾を引くこととなるのだった。
そして翌日、ガスとは別で私の体調はさらに悪化していくこととなる。
また翌日の日記でお会いしましょう!
Buen Camino!
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