こんにちは、haggyです。
熊野古道とスペイン巡礼、どちらも世界的に有名な巡礼路。
しかし、実際に両方を歩いたことがある人は、まだそこまで多くありません。
私はスペイン巡礼のフランス人の道を歩いてから8か月後、熊野古道の大辺路ルートを歩きました。
熊野古道を歩く前は、どちらも似たような感じで、壮大な景色を楽しみながら自分との闘うものだと思っていました。
しかし、いざ歩いてみると、「これは全然違うな」と感じたのです。
歩く距離や必要日数はもちろん、宿の取り方、食事、景色、コースの難易度まで異なる点はたくさん。
この記事では、熊野古道(大辺路)とスペイン巡礼(フランス人の道)の両方を歩いた経験をもとに、距離やしんどさ、宿、食事、人との出会いなどの違いを比較していきます。
これから熊野古道を歩こうと思っている方、スペイン巡礼に挑戦しようと思っている方の参考になれば嬉しいです。
スペイン巡礼を経験して
これまで自分が人に助けてもらうなんて「甘え」だと思っていた。
でも見返りを求めない優しさがそこらじゅうにあった。
そして私はポンコツすぎた。。。
2025年5月~6月、スペイン巡礼にてフランス人の道を歩きました。
フランスのサン=ジャン=ピエ=ド=ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまで、その距離約780km以上。
日々限界を超えて歩いていくなかで、多くの失敗をし、泣きたくなる出来事に遭遇し、でもそれ以上の喜びと楽しさ、感動を味わいました。
毎日が宝物のような日々。
人生観すら変える旅だったからこそ、日記では嘘偽りなく全てをぶつけたい。
汚い体験・嫌な思い出・準備不足だったことも全て包み隠さず。
・海外旅行の体験談を読みたい方
・スペイン巡礼がどんなのか知りたい方
・スペイン巡礼をしようか迷っている方
が楽しめて参考になるように日記を綴っていきます。
この記事でわかること
熊野古道とスペイン巡礼、どちらも歩いてみた
熊野本宮大社熊野古道とスペイン巡礼は、どちらも世界遺産に登録された有名な巡礼路です。
似たような旅に見えますが、違いがけっこうありました。
もちろん次のような共通点もあります。
・毎日歩くこと
・自分と向き合う時間がある
・ゴールを目指して進む
まずは私が歩いたルートと、両方歩いた際の印象を紹介していきます。
熊野古道&スペイン巡礼
- 熊野古道(大辺路)とカミーノ(フランス人の道)を完歩
- 同じ「巡礼」でも全然違う
- どちらが良いではなく、それぞれ魅力がある
熊野古道(大辺路)とカミーノ(フランス人の道)を完歩
私が歩いたのは、熊野古道の大辺路ルートと、スペイン巡礼のフランス人の道です。
順番はスペイン巡礼⇒熊野古道。
大辺路は和歌山県の海沿いを歩くルートで、山と海の景色を楽しみながら熊野本宮大社を目指すもの。
一方のフランス人の道は、フランスのサン=ジャン=ピエ=ド=ポーという街から、最終目的地であるサンティアゴ・デ・コンポステーラを目指す約780kmの巡礼路です。
ちなみに熊野古道は、スペイン巡礼で出会ったメンバー4人で歩きました。
同じ「巡礼」でも全然違う
歩く前は、「熊野古道もカミーノも巡礼だから、似たようなものだろう」と思っていました。
しかし実際はかなり違います。
カミーノで感じた印象のまま熊野古道を歩いてみると、まず誰にも会わない。
ポイント
熊野古道を歩いたのは、
・あまりメジャーではないルートだった
・2月中旬~下旬でピークシーズンではない
という理由もあるかもしれません。
一方でカミーノでは、毎日のように世界中の巡礼者と出会い、再会し、食事を共にします。
宿泊スタイルも違います。
熊野古道は事前予約が重要ですが、カミーノは当日の体調や気分で行き先を決められる日もあります。
景色も違えば、食事も違う。
まったく別の旅と言って良いかもしれません。
どちらが良いではなく、それぞれ魅力がある
両方を歩いて言えるのは、「どちらが上か」と比べられないこと。
熊野古道には熊野古道の魅力があります。
静かな山道を歩き、日本の自然や信仰文化に触れられる特別な体験でした。
カミーノには、世界中の巡礼者との出会いや、何週間も歩き続けるからこそ味わえる旅の深さが。
もし熊野古道しか歩いたことがないなら、カミーノは新しい発見に満ちた旅になるでしょう。
逆にカミーノしか歩いたことがないなら、熊野古道の静けさや日本らしい巡礼文化、食事の美味しさに驚くかもしれません。
どちらも魅力があり、巡礼好きならぜひ両方を体験してほしいです。
熊野古道とスペイン巡礼の基本的な違い
スペイン巡礼、映画:星の旅人たちにも登場まずは私が歩いたルートについて紹介します。
熊野古道もスペイン巡礼も、さまざまな巡礼路があります。
そのため、「熊野古道」と「スペイン巡礼」を一括りに比較するのは本来難しい部分も。
この章では、熊野古道の大辺路ルートと、スペイン巡礼のフランス人の道を基準に比較していきます。
歩いたルート
歩いたルートについては次の3つに分けて解説します。
歩いたルート
- 熊野古道は大辺路ルート
- スペイン巡礼はフランス人の道
- 距離の違い
熊野古道は大辺路ルート
熊野古道には中辺路や小辺路など複数のルートがあります。
私が歩いたのは、その中でも比較的人が少ない大辺路ルート。
大辺路は紀伊半島の海沿いを進む巡礼路で、田辺から串本、那智勝浦方面へ向かって歩きます。
中辺路に比べると知名度は高くありませんが、海岸線の景色や静かな山道を楽しめるのが特徴です。

元々海が好きな私。
フランス人の道は海を見なかったので、海が見たくて大辺路ルートにしたのです。
ネットで色々調べているうちに、「風光明媚な景色を楽しめる」という言葉に惹かれました。
海が見える絶景ポイントも多く、個人的には非常に印象に残っているルートです。
スペイン巡礼はフランス人の道
スペイン巡礼にも複数のルートがあります。
その中で最も有名なのがフランス人の道(カミーノ・フランセス)。

私はこのフランス人の道を歩き、フランスとの国境近くにあるサン=ジャン=ピエ=ド=ポーから、サンティアゴ・デ・コンポステーラまで向かいました。
フランス人の道は世界中から巡礼者が集まる王道ルートです。
アルベルゲ(巡礼者専用の宿)も多く、案内表示も充実しており、初めてスペイン巡礼に挑戦する人にも人気があります。
歩いていると毎日のように世界中の巡礼者と出会い、仲良くなれる魅力が。
フランス人の道がどのようなルートなのかについては、下の記事に詳しく書いているので、参考にしてくださいね。
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参考スペイン巡礼「フランス人の道」とは?初心者が歩く前に知っておきたい特徴と注意点
続きを見る
距離の違い
私が歩いた大辺路ルートは約120km前後。
一方でフランス人の道は約780kmあります。
単純に距離だけ比較すると、フランス人の道の方が圧倒的に長い。
必要日数にも大きな差があります。
ただし、距離が長いからといって必ずしもカミーノの方が大変というわけではありません。
正直、コースのしんどさは熊野古道の方が上でした。
詳しくは後の章で解説しますね。
必要日数
距離の違いからも分かる通り、熊野古道とスペイン巡礼では、必要な日数も全く違います。
旅行計画を立てる際に最も大きなハードルになるのは、実はこの日数かもしれません。
特に会社員の方や長期休暇を取りにくい方にとっては、歩く距離以上に重要ですね。
必要日数
- 熊野古道は数日~2週間程度
- スペイン巡礼は約1か月以上
熊野古道は数日〜2週間程度
私が歩いた大辺路ルートは、全行程を歩く場合でもおおよそ10日〜2週間程度で歩く人が多いです。
私は実質10日間歩き、移動日も含めると12日かかりました。
住んでいる地域にもよるかもしれませんが、熊野古道の場合は、
- 週末を利用して区切って歩く
- 一部区間だけ歩く
- 数日に分けて踏破する
といった歩き方もしやすいです。
海外へ行く必要もないため、時間的なハードルは比較的低いと言えるでしょう。
スペイン巡礼は約1か月以上
フランス人の道は約780kmあります。
一般的には30〜40日前後かけて歩く人が多く、移動日を含めると1か月以上の休みが必要になります。
私の場合は、「どうせスペイン行くならマドリードやバルセロナも観光しちゃえ」と、2か月弱の余裕をもって行ってきました。
出発前は、「本当に1か月以上も歩き続けられるのだろうか」という不安があったけど、観光の楽しみがあったから乗り切れたのかもしれません。
下の記事では、初めてスペイン巡礼を歩いた私が出発前に不安だったことと、実際歩いて不安はどうなったかをまとめています。
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参考初めてのスペイン巡礼|初心者が不安だったこと全部答えます
続きを見る
ちなみにスペイン巡礼でも、数回に分けて完歩する方もいました。
巡礼文化の違い
熊野古道とスペイン巡礼は、どちらも長い歴史を持つ巡礼路です。
背景にある文化や巡礼者の雰囲気もそれぞれありました。
巡礼文化の違い
- 熊野古道は日本の信仰文化
- スペイン巡礼はヨーロッパの巡礼文化
- 巡礼者の雰囲気の違い
熊野古道は日本の信仰文化
熊野古道は、古くから熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)を目指す参詣道として発展してきました。
歩いてからわかったのですが、
- 神社
- 石碑
- 王子跡
- 地蔵
など、日本らしい信仰文化に触れる機会がたくさんあります。
また、山や森そのものに神聖さを感じる場面も多く、自然への信仰が根付いているのだと実感しました。
熊野古道を歩いていると、観光というよりも「日本の歴史や文化を体感している」と思えます。
スペイン巡礼はヨーロッパの巡礼文化
スペイン巡礼は、キリスト教の巡礼文化が根底にあります。
目的地であるサンティアゴ・デ・コンポステーラには、使徒ヤコブの墓があるとされています。
歴史的には宗教的な巡礼として発展してきましたが、現在は
- 信仰のため
- 人生を見つめ直すため
- 退職後の挑戦
- 長期旅行を楽しむため
など、歩く理由は人それぞれ。
私もキリスト教徒ではありません。
そんな私がなぜスペイン巡礼をしようと思ったのかは、下の記事に綴っています(若干重め)。
続きを見る
参考スペイン巡礼、フランス人の道~私がカミーノに挑戦した5つの理由~
巡礼者の雰囲気の違い
熊野古道では、そもそも巡礼者に会いませんでしたが、スペイン巡礼では、巡礼者同士の交流が非常に活発です。
・同じ宿に泊まる
・同じカフェやバルで休憩する
・同じレストランで食事する
・翌日また再会する
そんなことが毎日のように起こります。
顔見知りが増え、そうでない人たちとも「Buen Camino!」と声を掛け合うのが当たり前に。
スペイン巡礼は人との出会いも含めて楽しむ巡礼でした。
しんどさの違い
フォンセバドン手前、上り坂熊野古道とスペイン巡礼は、どちらも長距離を歩く旅ですが、しんどさはけっこう違います。
この章では、コース自体のきつさについて書いていきます。
コースがきついのは?
コースの違いについて触れていきます。
コースがきついのは?
- 結論、熊野古道の方がきつい
- 熊野古道は登り下りが多い
- 熊野古道は道が細く険しい
- カミーノは距離が長い
結論、熊野古道の方がきつい
結論、コースの険しさという意味では熊野古道の方がきつかったです。
熊野古道の方が、峠の比率が高く、アップダウンが多いからです。

整備されていない上り坂は熊野古道の方が多かったように思います。
カミーノもアップダウンは多かったですが、全体的に整備されていて、歩きやすい道が多かったです。
当初、熊野古道を歩く前は「1日の距離が短いから楽そう」と思っていましたが、見事に打ち砕かれました。
熊野古道は登り下りが多い
熊野古道は基本的に峠越えが中心。
大辺路ルートではアップダウンが繰り返されます。
舗装されていない道や石畳も多く、登山に慣れていない私にとっては、足場に気を使いながら歩く場面が多々。
短い距離でも、意外と体力を使う区間が続きます。
「距離は短いのに、思ったよりしんどい」というのが正直な感想。
カミーノでは荷物の重さや靴に失敗したため、反省点を活かし熊野古道に臨みましたが、それでもしんどかったです。
熊野古道は道が細く険しい
熊野古道は場所によっては道幅がかなり狭いところもあります。
さらに、雨の後は滑りやすくなったり、落ち葉で足元が見えにくくなったりすることもありました。
湿った落ち葉で滑る危険も。
また、集落と集落の間が長い区間もあり、補給や休憩の計画も困りました。
かなり緊張しながら歩いたのも疲れた要因の1つです。
正直、峠越えに恐怖を覚え、苦手意識を持つように。
しかし、熊野古道の中辺路ルートはこんなものじゃないようです。
一緒に熊野古道を歩いたメンバーのうち、2名が中辺路ルート経験者ですが、彼ら曰く「中辺路はもっと険しい道が多い」と言っていました。
カミーノは距離が長い
カミーノ(フランス人の道)は、1日あたりの距離が長くなることが多いです。
道自体はよく整備されていて歩きやすいのですが、その分「距離で疲れる」タイプのしんどさが。
20km〜30km以上歩く日が続くため、じわじわ疲労が積み重なっていきます。
熊野古道が「一歩一歩が大変な道」だとしたら、カミーノは「距離で消耗する道」と言えるでしょう。
体感ですが、ざっくり言うと
- 熊野古道:コースの険しさで疲れる
- カミーノ:距離の長さで疲れる
という違いでした。
景色の違い
歩き中に見える景色は、どちらがきれいかというよりも、どんな種類の絶景なのかといったところでしょうか。
景色の違い
- どちらも絶景を楽しめる
- 熊野古道、大辺路ルートは海が見れる
- カミーノは雄大な景色を楽しめる
どちらも絶景を楽しめる
熊野古道もカミーノもどちらも存分に絶景を楽しめます。
ただの長距離ウォーキングではなく、歩くことでしか見られない・上り坂を経験しないと見られない景色が。
途中でふと立ち止まりたくなるような場所が何度もあり、それが疲れや辛さを吹き飛ばしてくれました。
熊野古道、大辺路ルートは海が見れる
熊野古道の大辺路ルートでは、山道だけでなく海沿いの景色が楽しめます。
歩いている途中で急に視界が開けて海が見えたときは心躍りました。
山の静けさと海の広がりが交互に現れるようなルートで、集落を抜けた先にぽつんと海が広がることも。

注意ポイント
他のルートだと、海はほぼ見れません。
大辺路ルートの特権です
カミーノは雄大な景色を楽しめる
カミーノは、とにかくスケールの大きい景色が続きます。
畑や牧草地、風力発電の風車、広い空の下をひたすら歩くような区間が多く、「開放感のある景色」が魅力。
また、村と村の間の距離が長いため、人工物が少ない区間も多く、自然に圧倒されます。

途中、立ち寄る街の建物の可愛さも必見です。
宿泊スタイルの違い
アルベルゲ熊野古道とスペイン巡礼では、宿泊スタイルが異なりました。
熊野古道は事前予約がほぼ必須
熊野古道では、基本的に宿を事前に予約して旅をします。
私も大辺路ルートを歩く前に、全ての宿を予約しました。
熊野古道は事前予約がほぼ必須
- 宿の数が限られる
- 繁忙期は特に予約が重要
- シャンプーやボディソープ、ドライヤーがある
- 当日探しは難しい
- 当日の距離調整が難しい
宿の数が限られる
熊野古道は山間部や小さな集落を通ることが多く、宿泊施設の数が限られます。
カミーノでは、小さな村でもアルベルゲがあることが多いですが、大辺路では宿がない村もありました。
初日の目的地では宿がないことから、前日泊まった街(紀伊田辺)まで電車で戻り、2泊しました。
なので、「今日はここまで歩こう」というより、「今日はこの宿まで歩く」と思った方が良いかもしれません。
宿が少ないからこそ、歩く距離も自然と決まってきます。
繁忙期は特に予約が重要
春や秋の巡礼シーズン、連休期間などは人気の宿から埋まっていきます。
特に熊野古道沿いの宿は客室数が少ないところも多く、直前では予約が取れないことも。
中辺路ルートのピークシーズンは、宿の予約をしないと相当苦労するそうな。
せっかく日程を確保しても宿が見つからなければ歩けないので、早めの予約をしましょう。
私も宿を押さえていたことで安心して歩けました。
シャンプーやボディソープ、ドライヤーがある
宿泊設備については、熊野古道の方が快適だと感じる人も多いと思います。
旅館や民宿に泊まることが多いため、
- シャンプー
- ボディソープ
- ドライヤー
- タオル
などが揃っていることが一般的です。
カミーノでほぼなかったので、個人的にはかなりありがたく感じました。
宿によっては浴槽に浸かることができて、疲れを癒せたのも良い思い出。
歩き終わった後にしっかりお風呂に入り、髪を乾かして布団で寝られるのは日本ならではの快適さだと思います。
当日探しは難しい
先ほども書きましたが、熊野古道では宿そのものが少ないため、予約せずに歩くのはおすすめしません。
また、飛び込みで宿泊できる保証もありません。
カミーノのようにアルベルゲを探しながら歩いていただけに、この違いは個人的に衝撃でした。
当日の距離調整が難しい
熊野古道では宿の予約が先に決まっているため、その日の歩行距離もある程度固定されます。
「疲れたから予定していた街の手前で泊まろう」という選択が難しいです。
とはいえ、距離を増やすのはOK。
私も予定していた距離よりも長く歩き、電車で戻って予約していた宿に泊まった日が数日あります。
翌日は前日のゴール地点まで電車で行き、そこから歩き始めました。
カミーノは比較的柔軟
熊野古道が宿を予約してから歩く巡礼なら、カミーノは歩きながら宿を決める巡礼に近いです。
もちろん近年は予約を利用する巡礼者も増えていますが、それでも熊野古道と比べるとカミーノの方が柔軟に動けました。
カミーノは比較的柔軟
- アルベルゲ文化がある
- シャンプーやドライヤーはない
- 当日決めながら歩ける
- 予約をした方が良い街もある
アルベルゲ文化がある
なんといってもカミーノには、巡礼者専用の宿泊施設「アルベルゲ」があります。
巡礼路沿いには多くのアルベルゲがあり、安価で宿泊が可能。
街によっては複数のアルベルゲがあるため、「今日はここまで歩こう」と思った場所で宿を探せます。
また、世界中の巡礼者が同じ空間で過ごすため、仲良くなれるのもアルベルゲならではの魅力。
熊野古道にはない、カミーノ独特の文化でした。
下の記事では、私の経験をもとにカミーノでの出会いのキッカケをまとめています。
続きを見る
参考スペイン巡礼で友達はできる?出会いのきっかけとリアル体験談
シャンプーやドライヤーはない
宿泊設備は熊野古道ほど充実していません。
シャンプー、ボディソープ、ドライヤーはないと思った方が良いでしょう。
私も巡礼中はシャンプーやボディソープを持ち歩いていました。
ドライヤーは諦め、自然乾燥です。
日本の旅館や民宿に慣れていると最初は驚くかもしれませんが、数日もするとそれが当たり前になってきます。
当日決めながら歩ける
朝起きた時点では、「今日は20kmくらいかな」と思っていても、
・調子が良ければさらに進む
・疲れていたら手前の街で泊まる
そんな判断がしやすいのがカミーノでした。
予約していない日は柔軟に動けます。
予約をした方が良い街もある
ただし、すべての区間で予約不要というわけではありません。
近年は巡礼者が増えていることもあり、人気エリアや大都市では宿が満室になることもあります。
フランス人の道では特に、
- ロンセス・バージェス
- ズビリ
- レオン
- 巡礼者がグッと増える、サリア以降の街
- アルベルゲが少ない/ベッド数が少ない街
などでは、予約をしておいた方が安心です。
私はズビリで2度「満室だ」と断られ、焦りまくったことがありました。
▽その際の日記はこちら
続きを見る
参考スペイン巡礼2日目、ロンセスバージェスからズビリへ|宿なし寸前のトラブル発生
焦りまくった経験から、巡礼中に何度か予約を利用しました。
基本的には自由度の高い巡礼ですが、「絶対に泊まりたい街」や「混雑が予想される日」だけ予約すると安心です。
食事の違い
熊野古道、太地町の夕食たくさん歩けばお腹も空きます。
食事は巡礼の楽しみの1つ。
熊野古道とスペイン巡礼では食文化そのものが違うため、食事の内容も全く違います。
個人的には、食事に関しては熊野古道の方が圧倒的に恵まれていたと思いました。
熊野古道の食事
それでは熊野古道の食事について次の項目に分けて解説していきます。
熊野古道の食事
- 海の幸が豊富
- 宿の食事が楽しみになる
- 地域ごとの特色が強い
- コンビニで何でも手に入る
- 故に痩せない
海の幸が豊富
私が歩いた大辺路ルートは海沿いを通る区間が多く、新鮮な海の幸を楽しめる機会がたくさんありました。
特に多かったのはお刺身。
私が熊野古道を歩いた2月中旬はカツオがとれるということで、カツオの刺身によくありつけました。

歩き疲れた身体に美味しい料理が染み渡る感覚は、今でもよく覚えています。
スペイン巡礼でも美味しい食事はありますが、「今日は何が出てくるんだろう」という楽しみは熊野古道の方が大きかったです。
宿の食事が楽しみになる
熊野古道では旅館や民宿に泊まることが多く、夕食や朝食が付いている宿もありました。
そして、この宿の食事が本当に豪華。
バランス良い栄養素と品数は、感動です。
歩き終えた後にお風呂へ入り、その後に温かい夕食をいただく時間はご褒美でした。
宿によって献立も違うため、「頑張って歩いたら美味しいご飯が食べられる♡」と楽しみにしながら歩いていたほど。
地域ごとの特色が強い
熊野古道では、地元の食材を使った料理が出てくることも多く、その土地らしさを感じられます。
同じ巡礼路でも毎日違う食事を楽しめるため、飽きることはほとんどありませんでした。
夕食が無い宿ではコンビニ飯のときもありましたが、旅をしながら地域の文化を味わえるのも、日本の巡礼路ならではです。
コンビニで何でも手に入る
日本国内を歩く大きなメリットがこれ。
飲み物やお菓子はもちろん、
- おにぎり
- パン
- カップ麺
- アイス
- スイーツ
など、欲しいものがほぼ何でも手に入ります。
歩いていて補給に困ることはほとんどありませんでした。
「今日は甘いものが食べたい」と思ったらコンビニへ寄れば解決。
この安心感はスペイン巡礼にはない強みです。
故に痩せない
カミーノでは8kg痩せた私。
しかし熊野古道に関しては、食事が美味しすぎたため、全く痩せませんでした。
宿ではしっかり食べ、途中ではコンビニで補給し、気になったお店があれば立ち寄る。
毎日かなりのカロリーを消費しているはずなのに、それ以上に食べていた気がします。
カミーノの食事
カミーノの食事は、熊野古道とは全く違います。
もちろん美味しいものもたくさんありますが、正直私は食に関しては苦しみました。
カミーノの食事
- コミュニティディナー
- パン・ハム・トルティージャ
- 毎日の食事がシンプル
- 故に痩せる
コミュニティディナー
カミーノならでは食事がコミュニティディナーです。
アルベルゲによっては、巡礼者で同じテーブルを囲んで食事をすることがあります。
国籍も年齢もバラバラですが、みんな同じ巡礼者。
今日どこから歩いてきたのか、明日はどこまで行くのか、そんな話をしながら食事を楽しみます。

大体、サラダ・メインディッシュ・デザート・テーブルワインがついたものでした。
1人10~15€で、仲間とお喋りしながらのディナーは良い思い出です。
パン・ハム・トルティージャ
カミーノを歩いていると、本当によく見かける食べ物があります。
それが、
- パン
- ハム/生ハム
- トルティージャ(スペイン風オムレツ)
です。

トルティージャは個人的に好きだったのですが、パンと生ハムは飽きました。
毎日の食事がシンプル
熊野古道の宿のように、毎日違う豪華な料理が出てくるわけではありません。
カミーノでは、
- パン
- パスタ
- サラダ
- スープ
- 肉料理
といった比較的シンプルなメニューが中心です。
歩き疲れてクタクタの体にどんぶり飯を注入したいところですが、もちろんありません。
たまにメニューにパエリアがあるときは嬉しかったのを覚えています。
もちろん街によっては美味しいレストランもありますが、食べるために歩くというより、歩くために食べる摂取感覚の方が強かったです。
巡礼中、やけにホルモン、焼き鳥、レバーが食べたくて、帰国したらどのお店に行こうかをひたすら調べていました。
故に痩せる
熊野古道ではあまり体重が減りませんでしたが、カミーノではマイナス8kg。
理由は単純で、毎日20〜30km以上歩くことに加え、食事がシンプルだから。
熊野古道のようにコンビニで気軽にスイーツやお菓子を買える環境も少なく、間食の機会は減ります。
毎日ビールやワインを飲んでいたのに、それでも減りました。
顕著に出たのは太ももの裏。
上り坂のおかげかなと思っています。
スペイン巡礼では食事に関しては正直苦しみましたが、だからと言って悪いことだけではありません。
暑いときに休憩がてら飲むアクエリアスの美味しさは感動ものだったし、ティント・デ・ベラーノという、赤ワイン+炭酸のカクテルを知れたのも良い思い出です。
出会いの違い
スペイン巡礼仲間とディナー熊野古道とスペイン巡礼、どちらも一人で歩けますが、旅の雰囲気は正反対と言ってもいいかもしれません。
熊野古道
熊野古道の出会いについて、下の3つに分けてまとめました。
しかし、何度も言いますが、私が熊野古道を歩いたのは2月の大辺路ルートで、私たちグループ以外で歩いている人はいませんでした。
シーズンから外れていたからかもしれません。
ピークシーズンの中辺路はもう少し変わってくるかと思います。
熊野古道の出会い
- 静かな巡礼になりやすい
- 人と会わない日もある
- 自然と向き合う時間が長い
静かな巡礼になりやすい
私にとって熊野古道は、とても静かな巡礼でした。
観光客やハイカーとすれ違うことはありますが、閑散期では巡礼者同士の交流はありませんでした。
ゲストハウスで、誰かと同室になることもなく、アルベルゲとは全く異なる環境でした。
ピークシーズンの中辺路なら、巡礼路やゲストハウスで交流が生まれたのかもしれません。
人と会わない日もある
特に私が歩いた大辺路ルートでは、人とほとんど会わない日もありました。
山道を何時間も歩いている間、誰ともすれ違わないことも。
最初は少し不安にもなりましたが、同行者がいたのでさほど気にならず。
「今日は自分しか歩いていないんじゃないか」と思うような時間もあり、それが大辺路ならではの魅力なのかもしれません。
カミーノのように毎日誰かと再会する巡礼とは、異なる体験でした。
自然と向き合う時間が長い
熊野古道では、人よりも自然と向き合う時間の方が長かったです。
鳥の鳴き声や風の音、川のせせらぎを聞きながら歩き、海が見える場所では立ち止まって景色を眺める。
出会いよりも、とことん自分自身や自然と向き合う時間を大切にしたい人には、閑散期の熊野古道はとても魅力的だと思います。
カミーノ
一人で歩く時間もありますが、人との距離がとても近く、歩いているだけで交流が生まれました。
私にとって、カミーノの魅力を一つ挙げるなら、迷わず「人との出会い」と答えます。
カミーノの出会い
- 世界中の巡礼者と出会う
- 毎日誰かと再会する
- 一人でも孤独を感じない
世界中の巡礼者と出会う
カミーノには、世界中から巡礼者が集まります。
ヨーロッパはもちろん、アメリカ、カナダ、韓国、オーストラリア、ブラジルなど、さまざまな国の人たちと出会いました。
同じ道を歩き、同じアルベルゲに泊まり、同じカフェやバルで食事をする。
英語が完璧でなくても、お互いが巡礼者という共通点があるので、すぐに打ち解けられます。
日本にいたら出会えなかった人たちと友達になれたのは、私にとってかけがえのない財産です。
毎日誰かと再会する
カミーノでは、一度出会った人と何度も再会します。
歩くペースが近い人とは、
朝のカフェで会い、
昼の休憩でまた会い、
夜は同じアルベルゲに泊まり、
翌日も再会する
そんなことが当たり前のように続きます。
毎日顔を合わせるうちに少しずつ仲良くなり、気づけば一緒に食事をしたり、しばらく一緒に歩いたりすることもありました。
「今日は会わないな」と思ったら、数日後にまた再会することも。
再会があるからこそ、歩くのが辛くても乗り越えられたのかもしれません。
一人でも孤独を感じない
私は一人でカミーノを歩きましたが、孤独を感じることはほとんどありませんでした。
一人で歩きたい日は一人で歩けるし、誰かと話したい日は自然と話し相手が見つかります。
無理にグループに入る必要もなく、かといって完全に一人になることも少ない。
この絶妙な距離感が、とても居心地よかったです。
これから一人でスペイン巡礼に挑戦しようと思っている方には、「一人だから大丈夫かな」と心配しすぎなくても大丈夫だと伝えたいです。
熊野古道とカミーノ。
どちらも素晴らしい巡礼ですが、出会いという点ではカミーノならではの魅力があると感じました。
どんな人におすすめ?
熊野古道、川沿いの美しい景色熊野古道とスペイン巡礼は、どちらも素晴らしい巡礼路でした。
どちらが優れているということではなく、自分がどんな旅をしたいかによって向いている巡礼は変わってきます。
熊野古道がおすすめな人
まずは、熊野古道がおすすめだと思う人を紹介します。
熊野古道がおすすめな人
- 日本国内で巡礼を体験したい
- 静かな旅が好き
- 山歩きを楽しみたい
日本国内で巡礼を体験したい
「巡礼に興味はあるけれど、いきなり海外で1か月歩くのはハードルが高い。」
そんな方には熊野古道がおすすめ。
日本国内なので移動もしやすく、言葉の心配もいりません。
宿泊や食事の環境も整っているため、初めての巡礼でも安心して挑戦できます。
巡礼という旅が自分に合っているかを知る意味でも、熊野古道は最適なスタートになるでしょう。
静かな旅が好き
一人でゆっくり歩きたい人にも熊野古道は向いています。
人混みから離れ、鳥の声や風の音を聞きながら歩く時間はとても贅沢でした。
そんな旅が好きな人なら、熊野古道の静かな雰囲気をきっと気に入るはずです。
日常では味わえない「何もしない時間」を過ごせるのも、大きな魅力に感じるでしょう。
山歩きを楽しみたい
熊野古道は山道が多く、自然の中を歩くことが好きな人にはぴったりです。
木々に囲まれた古道や石畳、峠道など、日本らしい風景が続きます。
特に大辺路ルートでは、山と海の両方を楽しめる区間もあり、景色の変化が豊富。
多少アップダウンはありますが、その分歩き終えたときの達成感も大きいです。
登山やハイキングが好きな方には、歩くこと自体が楽しくなる巡礼路だと思います。
スペイン巡礼がおすすめな人
つづいて、スペイン巡礼がおすすめな人はこちら。
スペイン巡礼がおすすめな人
- 長期の旅をしてみたい
- 海外の巡礼文化を体験したい
- 人との出会いを楽しみたい
長期の旅をしてみたい
「いつか1か月くらいかけて旅をしてみたい。」
そんな夢がある人には、スペイン巡礼はぴったり。
フランス人の道は約780kmあり、歩き切るには約1か月以上かかります。
毎日歩き、食べて、寝るというシンプルな生活を繰り返すうちに、時間の流れ方そのものが変わっていくような感覚になるでしょう。
普段の生活ではなかなかできない「長期の旅」を経験したい方には、一生の思い出になるはずです。
海外の巡礼文化を体験したい
スペイン巡礼では、巡礼者向けのアルベルゲがあり、街には巡礼者を歓迎する雰囲気があり、道中では「ブエン・カミーノ!」と自然に声を掛け合います。
何百年も続く巡礼文化の中を、自分も巡礼者の一人として歩いている。
そんな特別な感覚を味わえるのは、カミーノならではの魅力。
海外旅行が好きな方はもちろん、異文化に触れながら歩く旅をしてみたい方にもおすすめです。
人との出会いを楽しみたい
景色も素晴らしかったですが、私にとってカミーノ最大の魅力は、人との出会いでした。
世界中から集まった巡礼者と同じ道を歩き、同じ宿に泊まり、同じ食卓を囲む。
毎日誰かと再会し、新しい出会いがあり、別れがあり、また再会する。
そんな日々を繰り返すうちに、自然とたくさんの思い出が増えていきます。
・旅先で人とのつながりを大切にしたい
・世界中に友達を作りたい
という方には、スペイン巡礼はきっと忘れられない体験になると思います。
デュアルピルグリムとは?
デュアルピルグリム熊野古道とスペイン巡礼には、「デュアルピルグリム」という特別な認定制度があります。
熊野古道とスペイン巡礼を結ぶ制度
それぞれの巡礼路で定められた条件を満たした人が認定を受けられる制度で、2つの世界遺産の巡礼路を歩いた証として認定証を受け取ることができます。
私自身も実際にデュアルピルグリムの認定を受けましたが、単なる記念証ではなく、「2つの巡礼を歩き切った」という大きな達成感を得られました。
熊野古道×スペイン巡礼
- 2つの世界遺産巡礼路
- 共通する巡礼文化
- 巡礼者同士のつながり
2つの世界遺産巡礼路
熊野古道とスペインのカミーノは、世界でも珍しく「巡礼路」として世界遺産に登録されている道です。
日本では熊野古道、スペインではサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路が世界遺産として認められています。
そして、この2つの巡礼路を歩いた人を称える制度として誕生したのが「デュアルピルグリム」。
国も文化もまったく違う巡礼路ですが、世界遺産同士がつながっているのです。
共通する巡礼文化
熊野古道とカミーノは景色や歩き方こそ違いますが、「歩いて目的地を目指す巡礼」という文化は共通しています。
長い道のりを一歩ずつ進み、人との出会いや自然を楽しみ、自分自身と向き合う。
その過程を大切にするという考え方は、どちらの巡礼にも共通していました。
巡礼者同士のつながり
デュアルピルグリムは、単に認定証をもらうための制度ではありません。
日本とスペイン、それぞれの巡礼文化を体験した人同士をつなぐ意味も込められています。
熊野古道を歩いた人がカミーノへ挑戦したり、逆にカミーノを歩いた海外の巡礼者が熊野古道を訪れたり。
2つの巡礼路は国境を越えてつながっています。
両方歩いてみると、それぞれにしかない魅力があることを実感できるでしょう。
巡礼が好きな人には両方を歩くのがおすすめ。
私は感動のあまり、サンティアゴ・デ・コンポステーラで泣き、熊野本宮大社でデュアルピルグリムをもらったときは感動で震えました。
デュアルピルグリムの認定条件
デュアルピルグリムは、熊野古道とスペイン巡礼をただ歩くだけでは認定されません。
それぞれの巡礼路で定められた条件を満たし、歩いた証明を提出することで認定を受けられます。
とはいえ、特別に難しい手続きではありません。
デュアルピルグリム認定条件
- 熊野古道で必要なスタンプ
- スペイン巡礼で必要なスタンプ
- 認定に必要な証明書
熊野古道で必要なスタンプ
熊野古道では、指定された巡礼ルートを歩き、所定のスタンプ(押印)を集める必要があります。
私が歩いた大辺路ルートも対象ルートの一つです。
巡礼中は「巡礼手帳(スタンプ帳)」を持ち歩き、各ポイントでスタンプを押しながら歩きました。
ただ歩くだけでは認定対象にならないため、事前に対象ルートや必要なスタンプ数を確認しておくことをおすすめします。
スペイン巡礼で必要なスタンプ
スペイン巡礼では、一般的にサンティアゴ・デ・コンポステーラまで徒歩100km以上歩き、巡礼証明書を取得することが条件となります。
私はフランス人の道を約780km歩いたため、サンティアゴ到着後に巡礼証明書を受け取りました。
巡礼中はクレデンシャル(巡礼手帳)に毎日スタンプを集める必要があります。
このクレデンシャルと巡礼証明書は、デュアルピルグリムの申請でも大切な証明になります。
認定に必要な証明書
デュアルピルグリムを申請する際には、それぞれの巡礼を歩いたことを証明する書類を提出します。
具体的には、
- 熊野古道の巡礼手帳(押印済み)
- スペイン巡礼の巡礼証明書
- クレデンシャル(巡礼手帳)
など。
私も熊野古道へは、クレデンシャルとスペイン巡礼の証明書を持って歩きました。
巡礼中にスタンプを押し忘れてしまうと認定を受けられなくなる可能性もあるので要注意。
せっかく両方を歩くなら、最初からデュアルピルグリムを意識して巡礼手帳や証明書を大切に保管しておきましょう。
デュアルピルグリムもらってみた
実際に私もデュアルピルグリムをもらったのですが、「この私がもらえるなんて!」と感動ものでした。
実際もらってみた
- 両方歩いた証になる
- まだ持っている人は多くない
- 巡礼好きなら目指す価値がある
両方歩いた証になる
実際にデュアルピルグリムの認定証を受け取ったときは、本当に嬉しかったです。
もちろん認定証が目的で歩いたわけではありません。
それでも、熊野古道とスペイン巡礼という2つの長い巡礼路を歩き切った証として形に残るのは、やはり特別。
認定証を見るたびに、景色や人、歩いた日々が思い出されます。
私にとっては、旅の思い出を形として残せる大切な記念品。
何か辛いことがあっても、デュアルピルグリムを見るたびに「あんな辛い思いをして歩いたんだから、頑張れる」とモチベーションにもなっています。
まだ持っている人は多くない
デュアルピルグリムは近年少しずつ知られるようになってきましたが、まだ認定を受けている人はそこまで多くありません。
熊野古道だけを歩く人、スペイン巡礼だけを歩く人はたくさんいます。
しかし、その両方を歩き、認定まで受ける人は限られています。
だからこそ、認定証には特別感が。
「2つの世界遺産の巡礼路を歩いた」という経験そのものが、他ではなかなかできない貴重な体験です。
巡礼好きなら目指す価値がある
もし熊野古道を歩いたことがあるなら、次はスペイン巡礼へ。
逆にカミーノを歩いたことがあるなら、ぜひ熊野古道にも挑戦してみてほしいと思います。
両方歩いてみると、景色も文化も歩き方もまったく違うとわかるはず。
それぞれの巡礼の魅力をより深く感じられるようになります。
巡礼が好きな方にとって、デュアルピルグリムは単なる認定制度ではなく、一つの目標になる存在です。
私自身、「歩いてよかった」と心から思えたので、これから巡礼を考えている方にはぜひ目指してみてくださいね。
まとめ
サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂熊野古道とスペイン巡礼は、どちらも巡礼。
しかし、雰囲気やコース、景色、人との出会い、宿泊スタイル、食事など、さまざまな面で違いがありました。
私自身、カミーノ(フランス人の道)を歩いた後に熊野古道(大辺路)を歩きましたが、「どちらが良かった」という答えはありません。
それぞれにしかない魅力があり、それぞれ違った感動があります。
まとめ
- 熊野古道とスペイン巡礼は似ているようで全く違う
- 両方歩くことで見える景色がある
- 巡礼好きならデュアルピルグリムもぜひ目指したい
熊野古道とスペイン巡礼は似ているようで全く違う
私にとって熊野古道とスペイン巡礼は、
熊野古道 ▶ 日本ならではの自然や静けさを楽しみながらも、夜は食事を楽しめる
スペイン巡礼 ▶ 世界中の巡礼者との出会いや交流があり、人とのつながりを強く感じられる
ものでした。
同じ歩く旅なのに、得られる体験はまったく異なります。
両方歩くことで見える景色がある
カミーノを歩いたからこそ熊野古道の魅力がわかり、熊野古道を歩いたからこそカミーノの素晴らしさにも改めて気付けました。
もし時間や機会があるなら、ぜひ両方を歩いてみてください。
きっと一つの巡礼だけでは味わえない景色や感動に出会えるはずです。
巡礼好きならデュアルピルグリムもぜひ目指したい
熊野古道とスペイン巡礼の両方を歩いたなら、ぜひデュアルピルグリムの認定も目指してみてください。
認定証そのものは一枚の紙ですが、そこには2つの世界遺産巡礼路を歩いた思い出が詰まっています。
まだ認定を受けている人は多くなく、巡礼好きにとっては特別な記念にもなります。
熊野古道も、スペイン巡礼も、それぞれ一生の思い出になる素晴らしい旅。
そして、その両方を歩いた先には、デュアルピルグリムという達成感が待っています。
巡礼に興味がある方は、ぜひ2つの道を歩き比べて、自分だけの巡礼の魅力を見つけてみてください。
Buen Camino!
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