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スペイン巡礼 実体験・歩き方

スペイン巡礼で友達はできる?出会いのきっかけとリアル体験談

スペイン巡礼、出会い

こんにちは、haggyです。

スペイン巡礼に興味はあるけれど、「一人で大丈夫かな」と不安に感じている方もいるのではないでしょうか。

特に気になるのが、

・友達はできるのか

・ずっと一人で歩くことになるのか

といった人との関係。

私自身も、知らない国・知らない人たちの中に入っていくことに対して、

・アウェー感満載だったら?

・話が合う人がいなかったら?

と、不安がなかったと言えば嘘になります。

しかし、実際に歩いてみると、その不安はすぐにどこかへ。

スペイン巡礼では、一人で歩いていてもつながりが生まれ、気づけば誰かと会話をしたり、一緒に時間を過ごしたりする時間が多かったです

この記事では、巡礼で本当に友達ができるのか、どんな瞬間に出会いが生まれるのか、そして関係がどのように深まっていくのかを、体験談とともにお伝えしていきます。

巡礼を考えている方が、「一人でも大丈夫そう」と感じられるきっかけになれば嬉しいです。

スペイン巡礼を経験して

これまで自分が人に助けてもらうなんて「甘え」だと思っていた。

でも見返りを求めない優しさがそこらじゅうにあった。

そして私はポンコツすぎた。。。

2025年5月~6月、スペイン巡礼にてフランス人の道を歩きました。

フランスのサン=ジャン=ピエ=ド=ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまで、その距離約780km以上。

日々限界を超えて歩いていくなかで、多くの失敗をし、泣きたくなる出来事に遭遇し、でもそれ以上の喜びと楽しさ、感動を味わいました。

毎日が宝物のような日々。

人生観すら変える旅だったからこそ、日記では嘘偽りなく全てをぶつけたい。

汚い体験・嫌な思い出・準備不足だったことも全て包み隠さず。

・海外旅行の体験談を読みたい方

・スペイン巡礼がどんなのか知りたい方

・スペイン巡礼をしようか迷っている方

が楽しめて参考になるように日記を綴っていきます。

この記事でわかること

① 巡礼で友達はできる?

ポンフェラダ、アルベルゲ、ディナー

スペイン巡礼は、一人で歩いていても友達ができます。

頑張って話しかけなくても、同じ道を歩いているだけで少しずつ顔見知りが増え、気づけば楽しく会話しているような環境でした。

「友達を作らなきゃ」と意識しなくても大丈夫。

巡礼には、人とつながりやすい空気があります。

実際どのような環境なのか、もう少し具体的にお伝えしていきますね。

巡礼で友達はできる?

  • 巡礼は一人でも友達ができる環境
  • どれくらいの人と出会える?(人数感)
  • 一人旅でも孤独を感じにくい理由

巡礼は一人でも友達ができる環境

スペイン巡礼は、一人で参加している人がとても多いです。

グループで歩いている=元々友達だったというわけではありません

聞くと、皆初日のアルベルゲで意気投合して一緒に歩いているとか。

なんならグループで参加している人の方が少ないです。

私も0日目のロンセスバージェスから友人ができました。

オーストラリア人のピーターという方です。
ピーターとは驚くべき話もあったので、ぜひ0日目のエピソードも読んでみてください。

「一人=孤独」という感じは全然なく、同じように一人で歩いている人同士が仲良くなっていきます。

例えば、

・アルベルゲで同じ部屋になった人と「どこから来たの?」と話す

・道中で何度か顔を合わせた人と「また会ったね」と声をかけ合う

・ディナーで一緒の席になる

そんな小さなきっかけで仲良くなっていきます。

最初は短い会話でも、それが何度か続くことで少しずつ距離が縮まることも。

気づけば一緒に食事をしたり、同じ道を歩いたりする関係になっていました。

巡礼は同じ時間を共有する中で自然とつながり、友達ができる場です。

どれくらいの人と出会える?(人数感)

出会える人数は人それぞれですが、思っている以上に多いと感じるでしょう。

毎日アルベルゲに泊まり、同じルートを歩いていると、自然と顔見知りが増えていきます。

一日に数人と軽く会話することもあれば、数日間一緒に行動するような関係になる人も。

私の場合、会話した人は200名超えていると思います。

もちろんその中で、一期一会の人もたくさんいますが...。

連絡先を交換した人は30名ほどでしょうか。

さらに「交換しておけば良かった!」と思う人は20名ほど。

「昨日も会ったよね」「また同じ宿だね」といったやり取りが増えていくことで、少しずつ関係が深まっていきます。

個人的には、「気づいたら知り合いがたくさんできていた」と感じるくらい、出会いの機会は多かったです。

私が歩いた道はフランス人の道で、一番歩く人が多い道だったからかもしれません。
フランス人の道がどんな道かは、下の記事に特徴や注意点も含めて書いてあるので、参考にしてください。

一人旅でも孤独を感じにくい理由

巡礼が他の一人旅と大きく違うのは、孤独の感じにくさでしょう。

その理由の一つが、同じ目的を持った人たちが集まっていることです。

観光のようにバラバラに動いているわけではなく、同じ道・同じ方向に向かって歩いているため、顔を合わせる機会が増えます。

また、「Buen Camino!(よい巡礼を)」と言葉を交わす文化もあり、知らない人同士でも気軽に挨拶ができます。

挨拶一つでも、笑顔で多くの人と交わすことで、一人じゃないと思えるように。

一人で歩く時間も確かにありますが、必要なときには人とつながれる。

そのバランスが居心地よくて、孤独を感じることはほとんどありませんでした。

スペイン巡礼があまりにも居心地よすぎて、巡礼後に一人でマドリードやバルセロナを旅したときは孤独を感じたほど。

一人旅に慣れていたはずなのに、寂しくてたまりませんでした。

② 出会いが生まれる瞬間

アストルガにある像

スペイン巡礼では、「どこで友達ができるのか」と気になる方も多いのではないでしょうか。

私の経験では、アルベルゲ、巡礼路、食事の時間など、同じ空間や時間を過ごす中で、少しずつ仲良くなっていきました。

この章では、次の3つに分けて出会いについて解説していきます。

出会いの場

  • アルベルゲ
  • 巡礼路
  • 食事

アルベルゲ

アルベルゲは、巡礼中に多くの人と関わる場所。

同じ宿に泊まり、同じ時間を過ごすことで、距離が近くなっていきます。

アルベルゲの出会い

・同じ部屋になることで自然に会話が生まれる
・チェックイン〜就寝までの流れ
・洗濯・休憩時間がきっかけになる

同じ部屋になることで自然に会話が生まれる

アルベルゲでは、複数人で同じ部屋に泊まるのが基本。

ベッドの準備をしたり、荷物を整理したりしている中で、「はじめまして、どこから来たの?」といった一言から会話が始まることがよくあります。

はじめは短いやり取りでも、そこから夜一緒に食べない?という展開になることも。

また、翌朝も同じタイミングで準備をしたり、出発したりするため、話す機会は増えます

こうした会話が続き、友達と呼べる関係になっていきます。

チェックイン〜就寝までの流れ

アルベルゲでの時間は、出会いが生まれやすいタイミングが多くあります。

チェックインをしてベッドを決めた後、シャワーを浴び洗濯をし、少し休憩、観光...。

それぞれゆっくり過ごす時間ももちろんありますが、同じ空間にいる人と目が合ったり、軽く会話をしたりすることは日常茶飯事。

夕方から夜にかけては、「一緒に食べる?」と声をかけ合い、新たな出会いに喜ぶ機会も増えます

食事をしながら会話を楽しみ、次の日の予定を話したりして仲良くなりました。

スペイン巡礼での1日がどんな風に過ぎていくかは、下の記事に詳しく書いているので参考にしてくださいね。

洗濯・休憩時間がきっかけになる

意外と多かったのが、洗濯や休憩の時間に生まれる会話でした。

アルベルゲでは、多くの人が同じタイミングで洗濯をしたり、外で休憩したりします。

その中で、「今日はどこから歩いたの?」といった軽い会話が始まることがよくありました。

洗濯物をしながら話したり、ベンチに座って休んでいるときに隣の人と話したりと、リラックスしている時間だからこそ仲良くなりやすいというのもあるかもしれません。

何気ないきっかけで、その後一緒に食事に行ったり、翌日また再会したりすることが多々あります。

巡礼路

アルベルゲと同じくらい出会いが生まれるのが、巡礼路。

一人で歩いている時間も多いですが、同じルートを進んでいると、顔なじみが増えていきます。

その中で会話し、関係が深まっていくのが巡礼の醍醐味といえるでしょう。

巡礼路での出会い

・同じペースで歩く人と仲良くなる理由
・休憩ポイントでの出会い
・何度も再会することで関係が深まる

同じペースで歩く人と仲良くなる理由

巡礼では歩くスピードや休憩のタイミングが似ている人と、何度も顔を合わせるようになります。

最初は軽い挨拶でも、同じような場所で休憩したり、同じタイミングで町に到着したりするため、自然と仲良くなっていくもの。

「また会ったね」というやり取りが増えると、すごくホッとし、会話もしやすくなります。

私の場合は、歩くのが亀のように遅かったため、少しの間だけ私のペースに合わせてくれ、私も少しペースアップしながら話して仲良くなっていきました。

さらに挨拶した人が同じアルベルゲだったら、一気に親密度はUP。

気づけば、同じ行程で歩く人たちが「なんとなく一緒にいる存在」になります。

休憩ポイントでの出会い

巡礼路にはカフェやベンチ、日陰など、休憩できる場所がたくさんあります。

多くの人が同じようなタイミングで休憩を取るため、話す機会も増えます。

水を飲みながら「どこから来たの?」と話したり、「この先どうする?」と情報交換をしたりと、リラックスした雰囲気の中で会話が弾んでいくから楽しい。

短い休憩の時間でも、その後の巡礼に影響するような出会いになることもあるので、楽しんでくださいね。

何度も再会することで関係が深まる

一期一会もたくさんありますが、同じルートを歩いていると、数日後にまた同じ人と再会することがよくあります。

「久しぶり」「また会ったね」といったやり取りから、前よりもさらに会話ができるようになり、関係が一歩進んでいきました。

また、1日のなかで何度も追い越し・追いつきを繰り返し、笑いながら「Hello again(また会ったね)」と挨拶することも。

「Hello again」なんてMy Little Loverを歌うとき以外使ったことないなぁなんてぼんやり思っていたのも思い出。

こうした再会が何度か続くと、最初はただの知り合いだった人が、いつの間にか一緒に食事をする仲になったり、連絡先を交換する仲になったりします

偶然のようで、実は同じ道を歩いているからこそ生まれるつながり。

そんな日々が巡礼の出会いをより特別なものにしているのかもしれません。

ところでスペイン巡礼に日本人はどれくらいいるのかも気になりますよね。
下の記事では、私が歩いたフランス人の道で、日本人がどれくらいいたか、仲良くなれたかなどを綴っています。
あわせて読んでみてくださいね。

食事

巡礼の中で、最も距離が縮まりやすいのが食事の時間。

一緒に歩いていた人や、アルベルゲで出会った人と「ご飯行く?」という流れになることはとても多く、食事きっかけで関係が一気に深まることもありました。

歩き終えたあとのリラックスした時間だからこそ、会話は弾みやすいです。

食事での出会い

・一緒に食べることで距離が一気に縮まる
・コミュニティディナーの雰囲気
・食事が一番会話しやすい理由

一緒に食べることで距離が一気に縮まる

不思議なことに、一緒に食事をするだけで距離がぐっと縮まります。

昼間に少し会話をしただけの人でも、夕食を一緒にすると一気に打ち解けたことも。

同じテーブルを囲み、同じ時間を共有することで、ただの知り合いから一緒に楽しんだ人に。

もしかしたらお酒の影響のあるのかもしれませんが。

巡礼では毎日新しい場所に移動するからこそ、その日の出会いを大切にする空気があります。

食事の雰囲気も相まって、仲良くなっていくのでしょう。

コミュニティディナーの雰囲気

アルベルゲで振舞われるディナーは「コミュニティディナー」と呼ばれます。
※コミュニティディナーがあるかはアルベルゲによる

テーブルを囲んで、知らない人同士が同じ料理を食べ、ワインを楽しむ。

この雰囲気はとても特別で、友人が増えるチャンス。

私は1日目、ロンセスバージェスのアルベルゲがコミュニティディナー初体験でした。

初日ということもあり、皆が初めましてという横一線の雰囲気。

このテーブルで一緒になった人とは連絡先交換の率が高かったです。

実際どんな会話をして仲良くなっていったかは、初日の日記を読んで参考にしてくださいね。
あわせてピレネー越えの過酷さも綴っています。

コミュニティディナーですが、最初は少し緊張するかもしれません。

しかし、周りも同じように初対面の人が多いため、すぐに打ち解けられます。

料理をきっかけに会話が始まり、気づけば笑い合っている。

そんな時間がとても貴重で楽しかったです。

国籍も年齢もバラバラな人たちが、同じテーブルで同じ時間を過ごす。

この体験は、巡礼ならではの魅力だと思います。

食事が一番会話しやすい理由

食事の時間が会話しやすい理由は、落ち着いて話せる環境だからではないでしょうか。

歩いているときは体力を使っているため、長く話すのが難しいこともありますが、食事の時間はゆっくり座って話せます。

また、「何食べてるの?」「美味しい?」といったシンプルな話題から始められるため、英語に自信がなくても会話に入りやすい

さらに、食事は一日の終わりでもあるため、その日の出来事を振り返ったり、明日の予定を話したりと、話題は豊富

巡礼の中で「誰かとちゃんと話した」と思える時間は、食事のときが多かったように思います。

仲良くなってからは、巡礼路で深い話をすることも多かったのですが、初対面の人と仲を深めたのは食事でした。

③ 実際の関係の深まり方

スペイン巡礼、美しい森

スペイン巡礼だからと言って最初から「みんなファミリー!」的な、特別な関係になるわけではありません。

もちろんそういうフレンドリーさも持ち合わせていますが、前章で紹介したようなシチュエーションで、次第に深まっていく感じです。

短い会話から始まり、同じ時間を過ごす中で少しずつ距離が縮まり、気づけば「一緒にいるのが当たり前」のような関係に。

この章では私自身の経験も交えて、どんな感じで関係が深まるのかを解説していきます。

関係の深まり方

  • 最初は簡単な会話から始まる
  • 一緒に歩くことで自然に仲良くなる
  • 毎日顔を合わせることで関係が変わる
  • 言葉が完璧でなくても仲良くなれる理由

最初は簡単な会話から始まる

出会いのきっかけは、巡礼路やアルベルゲならそこらじゅうに散らばっています。

「どこから来たの?」「今日はどこまで歩いたの?」といった短い会話から始まることがほとんど。

最初はそれだけで終わることもありますが、それでも問題ありません。

なんなら巡礼路では、

「Buen Camino! キツい上り坂だね」

「ほんとキツいね!早く上り切りたい」

「お互い頑張ろう!」

「頑張ろうね!」

と励まし合って終わることも多々あります。

巡礼では一度の会話で関係を深めなくても、何度も顔を合わせる中で少しずつ会話が増えていきます。

実際に上記の会話をした後、アルベルゲで再会し、下のような会話が繰り広げられます。

「やぁ!さっきは大変だったね」

「お互い無事に上れて良かったね」

「あの後は平坦な道が続いたから、意外と早く来れたよ」

「ところでどこから来たの?

ここまで来ると、もうほぼ友達。

その後は巡礼路上やアルベルゲで再会すれば、なんだかホッとする相手になります。

そこから先、仲が深まるかは話やフィーリング次第。

なにはともあれ、最初は無理に話を広げなくても、簡単なやり取りだけで掴みはOKです。

一緒に歩くことで自然に仲良くなる

同じペースで歩く人とは、自然と一緒にいる時間が増えていきます。

最初は少し会話をしながら歩くだけでも、数時間を共有することで距離は一気に縮まるもの。

なにせ長~い距離を一緒に歩くため、簡単な会話から徐々に仕事や趣味、自国での生活のことなど深い話をしていくように

沈黙の時間があっても不思議と気まずさはありません。

同じ道を歩き、同じ景色を見ているということで、言葉以上のつながりを感じられます。

翌日から一緒に歩き始めてもいいし、巡礼路上で会ったら自然と一緒に歩くでもOK。

歩くのがスローで、ずっと一緒なのは迷惑がかかると思った私は、早めに出発し、皆が追いついた時点で一緒に歩くという流れにしていました。

毎日顔を合わせることで関係が変わる

巡礼では、同じ人と何度も再会することがあります。

アルベルゲ、道、カフェで、「また会ったね」というやり取りが増えていくと、関係にも徐々に変化が。

最初は巡礼路上で挨拶と一言二言交わすだけだった人が、次第に会話をする相手になり、やがて一緒に食事をするような深い関係に。

毎日少しずつ距離が縮まっていき、気づけばずっと一緒にいるというパターンです。

言葉が完璧でなくても仲良くなれる理由

巡礼では、英語がネイティブではない人も多く、言葉のレベルは人それぞれ。

だからこそ、「完璧に話せるか」はあまり重要ではありません。

簡単な単語や短い文章、そしてジェスチャーを使いながらでも、十分コミュニケーションは取れます。

文法を気にして綺麗な文章にしなくてOK。

伝わればいいし、誰もそんなこと気にしません。

カミーノは学校ではないのです。

私もぐっちゃぐちゃの英語だったと思います。

大事なのは「伝えようとする気持ち」と「相手の話を聞こうとする姿勢」。

うまく言葉が出てこなくても、待ってくれたり、言い換えてくれたりと、助け合いながら話していました。

巡礼では言葉の壁よりも、「同じ時間を共有している」という仲間意識の方が強いかもしれません。

完璧な英語がなくても気持ちと姿勢次第で、人としっかりつながれます。

④ 別れと再会

サアグン、ビール休憩

スペイン巡礼では、出会いだけでなく別れもセットでやってきます。

同じ時間を過ごし、少しずつ距離が縮まったとしても、巡礼ではそれぞれのペースや予定が。

なので、ずっと一緒にいれるとは限りません。

私自身、多くの人と出会いましたが、最初から最後まで一緒だった人は2人だけ。

この章では別れと再会にフォーカスしていきます。

別れと再会

  • 巡礼では別れが日常になる
  • それでもまたどこかで再会する
  • カミーノ後もつながる関係

巡礼では別れが日常になる

巡礼では出会いも多いけど、別れも日常茶飯事。

同じ人と何日か一緒に過ごしても、次の日には違うペースで歩いたり、別の町に泊まったりすることで、あっさりと離れることもあります。

「またね」と軽く言って別れることもあれば、少し寂しさを感じるような別れも。

私の場合、仲良い人との別れは、相手が帰りのフライトに合わせペースアップしたところで訪れました。

お互いこれが最後になるだろうとわかっていたので、しっかりハグ。

その後は寂しさを抱えながら歩いていたのを覚えています。

実際にお別れしたときの描写や心情は下の日記に詳しく書いているので、よかったら読んでみてください。

しかし、ずっと寂しいというわけではありません。

また新たな楽しいメンバーと一緒にいれたので。

それから、「また会える」と思って軽く別れたら、それっきり二度と会うことはなかったという人もたくさんいます。

カミーノは出会いを別れを繰り返していくものだと、ずっと感じていました。

それでもまたどこかで再会する

先ほど書いたように、それっきりという人もいますが、一度別れた人とどこかで再会することもあるのが巡礼の面白さ

同じルートを歩いているため、数日後に町で再会したり、アルベルゲで再び顔を合わせたりします。

そのときはお互い驚きと嬉しさいっぱいの表情で、「Hey!!!!!また会ったね!!!!!」とハグ

一度関係ができているからこそ、再会した瞬間に喜びが爆発し、以前よりも自然に会話ができるようになります。

こうした再会が何度か続き、より深いつながりに変わっていくこともありました。

離れている間に仲良くなった人を紹介しながら、また輪が広がっていくのも面白い。

こういった再会は心から笑顔になれるし、また頑張って歩こうというモチベーションにもなります。

カミーノ後もつながる関係

巡礼で出会った人との関係は、その場限りで終わらないのも嬉しい。

SNSや連絡先を交換し、その後もメッセージを送り合ったり、近況を見たりと、関係が続いていきます。

ゴールしたあとに「無事に着いたよ」と連絡を取り合い、帰国後に写真を見返すと、いかに巡礼が特別だったか実感。

中には別の国で再会したり、日本に来てくれたりするような関係になることも。

私の場合は、韓国人の友達が日本に来てくれ、私も巡礼中に出会った韓国人カップルの結婚式に行く予定です。

巡礼は一時的な旅ですが、その中で生まれたつながりは思っている以上に深く特別なもの。

SNSやWhatsAppなど、気軽に連絡が取れる手段に感謝です。

出会いと別れを繰り返しながらも、その一つひとつがしっかりと心に残っていく。

それが巡礼の醍醐味でもあります。

注意ポイント

連絡先を交換するうえで大事なのは、インターネットに常時つなげておくこと

例えば巡礼路で連絡先を交換する際、ネットがつながっていないと、「後で交換しよう」という流れになります。

しかし、その「後で」がないかもしれません。

宿が違って会えないこともあれば、行程がズレて会えなくなることも。

おすすめのネット接続方法や、巡礼のネット環境がどんな感じなのかは、下の記事に詳しくまとめています。

スペイン巡礼、インターネット
参考スペイン巡礼、アルベルゲのWiFiは弱かった|巡礼路のインターネット事情と対策まとめ

続きを見る

⑤ 一人でも大丈夫?

オルニーニョス・デル・カミーノ

「一人で歩いても大丈夫なのか」と気になる方も多いのではないでしょうか。

結論、一人でもまったく問題ありません。

むしろ、一人だからこそ巡礼をより自由に、自分らしく楽しめると思います。

この章では、実際どんな雰囲気なのかや、過ごし方についてお伝えします。

一人でも大丈夫?

  • 一人で歩く人はどれくらいいる?
  • 無理して誰かと一緒にいなくていい理由
  • 一人の時間と人との時間のバランス

一人で歩く人はどれくらいいる?

巡礼では、一人で歩いている人はとても多いです。

年齢や性別に関係なく、それぞれ自分のペースで歩いていました。

そのため、「一人だから寂しい」という気持ちにはほとんどなりません。

アルベルゲでも、一人で来ている人同士がフレンドリーに会話し、友達になっていきます。

「一人で浮いてしまうのでは」と心配かもしれませんが、むしろ同じような人がめちゃくちゃいるので安心してください。

それに夫婦、友達、親子で来ている人もいましたが、そういった人たちも皆フレンドリーでした。

無理して誰かと一緒にいなくていい理由

巡礼では人と一緒に過ごす時間もあれば、一人で歩く時間もあります。

どう過ごすか、どう歩くかはあなた次第。

もし誰かと一緒に歩いていても、「今日は一人で歩きたい」と思えば、それはあなたの自由。

歩くのが遅い私は、終始みんなのペースに合わせて歩くのは無理。

なので、歩き始めはほぼ毎日一人でした。

一人で歩いている時間は自分と向き合う時間に。

逆に一人で歩いていても、誰かと話したくなれば、それも良し

人と関わることも、一人で過ごすことも、どちらも大切にできるのが、巡礼の良さのひとつです。

一人の時間と人との時間のバランス

巡礼では一人の時間と、人との時間のバランスがちょうど良かったです。

朝は一人で静かに歩きながら景色を楽しみ、昼は誰かと会話をし、夜は一緒に食事。

そんなリズムで歩いていました。

もちろん一人で過ごしたい夜はそれも良し。

誰も「あの人ひとりぼっちでかわいそう」なんて思いません。

一人の時間も大切にできますし、人と過ごす時間を楽しむのも自由です。

⑥ 出会いを楽しむコツ

オルニーニョス・デル・カミーノ、ベンチ

スペイン巡礼では、出会いで溢れています。

ただ、出会いを楽しめるかは自分次第

と言っても、難しいテクニックは不要です。

ほんの少しのアクションを起こすだけで、人とのつながりは広がっていきます。

この章では出会いを楽しむコツをご紹介。

出会いを楽しむコツ

  • 笑顔と挨拶だけで十分
  • 完璧な英語を目指さなくていい
  • 同じ場所に泊まることでチャンスが増える
  • 無理に仲良くなろうとしないこと

笑顔と挨拶だけで十分

私も毎日たくさん言った「Buen Camino(よい巡礼を)!」。

巡礼では、この挨拶が会話のきっかけになることは先ほどから伝えてきましたね。

巡礼前は「本当にBuen Caminoって言うのかな?映画だけじゃないの?」なんて思ってましたが、これが本当に言うんです。

いちばん最初は少し恥ずかしく思うかもしれませんが、Buen Caminoが当たり前になっていきます。

言葉が通じなくても、笑顔で挨拶するだけで十分気持ちは伝わりますし、相手も同じように返してくれることがほとんど。

スカして挨拶を返さない人はほぼいませんでした。

そして笑顔で「Buen Camino」と言うことで会話が広がり、疲れを忘れられます。

完璧な英語を目指さなくていい

先ほどもお伝えしましたが、英語に自信がないと、「うまく話せず、場の空気が凍ったらどうしよう」と不安になるかもしれません。

しかし巡礼では、完璧な英語は必要ありません

もちろん話せるに越したことはないし、「もっと話せたら!」と後悔はしましたが、短いフレーズや単語・ジェスチャーだけでも十分にコミュニケーションは取れます。

出会いを楽しむうえで大切なのは、話そうとする姿勢。

少しでも伝えようとすれば、相手もそれに合わせてくれますし、会話も続きます。

うまく話せるかよりも、関わろうとする気持ちで出会いを広げてみてください。

同じ場所に泊まることでチャンスが増える

出会いを増やしたいなら、同じアルベルゲに泊まるのも手。

できるだけ同じ場所に泊まることで、顔を合わせる回数が増えていきます。

同じ人と何度も会うと、「また会ったね!」と会話が始まり、仲良くなりやすくなります。

あ、ストーカーをしなさいというわけではないのでご安心を。

「今日はどの宿に泊まるの?」というやり取りがめちゃくちゃあります。

それに、毎日違うペースで進んでしまうと、出会いが一度きりで終わってしまうことも

無理に合わせる必要はないですが、出会いを楽しむならこの方法もアリだと思います。

無理に仲良くなろうとしないこと

でも無理は禁物です。

「友達を作らなきゃ」「積極的に話しかけなきゃ」と思いすぎると、逆に疲れてしまうことも

合う人とはそのまま仲良くなっていけばいいし、そうでない場合は少し距離を置く。

そのくらいで大丈夫です。

頑張らなくても出会う機会が多いのが巡礼の良さ。

力を抜いて、自分のペースで過ごすこと。

一人でいたいときに、無理矢理笑顔を作って話しかけなくてもOK。

それが一番、出会いを楽しめる方法でもあります。

⑦ それでも不安な人へ

ブルゴス、巡礼

これを読んだところで、「haggyは陽キャだから友達ができただけで、自分が行っても友達はできないのでは?」と思う人もいるかもしれません。

余談ですが、私はそんなに陽キャじゃないです。

仲良くなるまではけっこう受け身タイプです。

でも不安に思うのは当然で、知らない国を一人で歩き、人と関わっていくのは勇気がいるイメージですよね。

私自身も出発前は、「一人はいいけど、孤立するのは嫌だな」と思っていました。

ただ、出発地点のサン=ジャン=ピエ=ド=ポーでその不安はすっかりなくなりました。

不安な人向け

  • 最初は誰でも不安
  • 話しかけられることが多い理由
  • 一歩踏み出せば自然に変わる

最初は誰でも不安

巡礼に来ている人は、一見慣れているように見えても、最初から余裕がある人ばかりではありません。

話してみると、「実は不安だった」「最初は緊張していた」という人が多く、同じような気持ちで巡礼をスタートしています。

つまり、不安を感じているのは自分だけではないということ

最初はうまく話せなくても大丈夫ですし、会話が続かなくても問題なし。

少しずつ慣れていけばOKです。

話しかけられることが多い理由

巡礼では、自分から話しかけなくても、相手から声をかけてくれることが多くあります。

巡礼者同士に、同じ道を歩いている仲間意識があるからでしょう。

アルベルゲや巡礼路、食事の場など、同じ場所にいるだけで、既にあなたとその人たちとはたくさんの共通点があります。

私も自分から話しかけるより、相手きっかけで仲良くなることの方が多かった気がします。

「どこから来たの?」と聞かれたらしめたもの。

また、一人で歩いている人が多いため、お互いに話しかけやすい空気もあります。

「自分から話さないといけない」と思いすぎなくても大丈夫。

むしろ笑顔でBuen Caminoが言えれば、そこから会話が広がることが多かったです。

一歩踏み出せば自然に変わる

最初の一歩は少し勇気がいるかもしれません。

ただ、その一歩を踏み出すと、状況は一気に変わるでしょう。

・「Buen Camino」と挨拶をしてみる

・簡単な質問に答えてみる

それだけでも十分です。

そのやり取りがきっかけで次の会話につながり、やがて人との関係が広がっていきます。

気づけば、「不安だったはずなのに、普通に話せてるじゃん私」と驚くかもしれません。

⑧まとめ

スペイン巡礼、ベロラド

スペイン巡礼では、一人で歩いていてもたくさんの出会いに恵まれ、気づけば人とのつながりが広がるので安心してください。

アルベルゲや巡礼路、食事の時間など、あちこちに会話のきっかけがたくさんあり、少しずつ関係が深まっていきます。

もちろん、無理して誰かと一緒にいる必要はなく、一人の時間と人との時間を自分のペースで選べるのもありがたいところ。

最初は不安かもしれませんが、その多くは歩き始めると忘れていきます。

そして振り返ってみると、人との出会いが巡礼の中でも特に印象に残る時間になっていることに気づくでしょう。

私自身、自分の負の感情と向き合うために挑戦した巡礼が、いつの間にか人との出会いに感謝する旅になっていました。

もし「一人で大丈夫かな」と迷っているなら、その不安はそのままで大丈夫。

一歩踏み出してみることで、想像していた以上に人とつながれる楽しい旅が待っています。

Buen Camino!

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こんにちは、haggyです。 前日はノートパソコンが壊れたうえに、足の水膨れにより、韓国人オモニに肩を貸してもらった日だった。 足がまだ痛むなか、この日は太ももを酷使する出来事が待ち受けていた。 一体どんな事態に直面するのか。 今回も、巡礼に必要な情報やネタを交えて振り返っていきます。 スペイン巡礼を経験して これまで自分が人に助けてもらうなんて「甘え」だと思っていた。 でも見返りを求めない優しさがそこらじゅうにあった。 そして私はポンコツすぎた。。。 2025年5月~6月、スペイン巡礼にてフランス人の道 ...

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スペイン巡礼、アルベルゲ、マナー

スペイン巡礼 宿・アルベルゲ

2026/4/16

スペイン巡礼のアルベルゲマナー|知らないと困るルールと注意点まとめ

こんにちは、haggyです。 スペイン巡礼でよく目にする言葉が「アルベルゲ」。 アルベルゲとは巡礼者が利用する宿で、巡礼中は毎日のようにお世話になる場所です。 ただ、アルベルゲはホテルとは違い、相部屋での共同生活が基本。 最初は戸惑うことも多いかもしれません。 特に気になるのが、 ・どんなルールがあるのか ・気をつけるべきこと ではないでしょうか。 実際にアルベルゲには明確なルールがあるものもあれば、暗黙のマナーとして守られていることも多いです。 知らずにいると、周りに迷惑をかけてしまうことも。 この記事 ...

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-スペイン巡礼, 実体験・歩き方