こんにちは、haggyです。
スペイン巡礼ではアルベルゲという巡礼者専用の宿に宿泊するのがメイン。
そして、アルベルゲは1人部屋ではなく、複数名の相部屋です。
そこで気になるのがいびき。
これから巡礼を考えている方にとって、かなり気になるポイントではないでしょうか。
・ちゃんと寝れるの?
・毎日睡眠不足になるのでは?
と不安に思うかもしれませんね。
実際に歩いてみると、いびき問題は想像以上でした。
しかし、私の場合は事前の対策を怠ったから驚いたとも思っています。
この記事では、スペイン巡礼で多くの人が経験する「いびき問題」について、実体験をもとにお伝えしていきます。
アルベルゲの夜の環境、実際のいびきのレベル、眠れないとどうなるのか、そして具体的な対処法など、これから巡礼を歩く方が安心できるようにまとめました。
読み終えたときに、「これなら大丈夫そう」と少しでも思ってもらえたら嬉しいです。
スペイン巡礼を経験して
これまで自分が人に助けてもらうなんて「甘え」だと思っていた。
でも見返りを求めない優しさがそこらじゅうにあった。
そして私はポンコツすぎた。。。
2025年5月~6月、スペイン巡礼にてフランス人の道を歩きました。
フランスのサン=ジャン=ピエ=ド=ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまで、その距離約780km以上。
日々限界を超えて歩いていくなかで、多くの失敗をし、泣きたくなる出来事に遭遇し、でもそれ以上の喜びと楽しさ、感動を味わいました。
毎日が宝物のような日々。
人生観すら変える旅だったからこそ、日記では嘘偽りなく全てをぶつけたい。
汚い体験・嫌な思い出・準備不足だったことも全て包み隠さず。
・海外旅行の体験談を読みたい方
・スペイン巡礼がどんなのか知りたい方
・スペイン巡礼をしようか迷っている方
が楽しめて参考になるように日記を綴っていきます。
この記事でわかること
① スペイン巡礼のいびき問題とは?

スペイン巡礼者の間で必ず話題になるのが、いびき問題。
巡礼は基本的にアルベルゲと呼ばれる宿に泊まりながら進んでいきますが、その多くは相部屋です。
知らない人たちと同じ空間で寝ることになるため、夜の環境はプライベートルームのホテルとは大違い。
その中でも特に印象に残るのが、いびきです。
最初は「多少うるさいくらいかな」と思っていましたが、実際にアルベルゲで寝てみると、想像以上でした。
この章では、なぜ巡礼でいびき問題が起きるのか、そしてなぜ多くの人が直面するのかをお伝えします。
スペイン巡礼×いびき
- なぜ起きるか
- 全員が直面する問題
なぜ起きるか
いびきが起きる理由をざっくり言うと、人が多いからです。
アルベルゲでは、同じ部屋に10人以上、多いときは20人以上が一緒に寝ることもあります。
それだけの人数がいれば、誰か一人は必ずいびきをかく人がいるのは想像できますよね。
さらに巡礼という環境も関係しているのではないでしょうか。
というのも、毎日長距離を歩くことで体はかなり疲れるし、普段とは違う生活リズムの中で深く眠る人も多くなります。
疲れているほどいびきは出やすくなるため、結果「いびきが起きやすい環境」が完成。
また、国籍や年齢もさまざまなので、体格や睡眠のクセも人それぞれ。
自分では気づいていないだけで、実は自分もいびきをかいている可能性も。
つまり巡礼では、「いびきが起きるのが普通」という前提で考えておいた方がよいでしょう。
全員が直面する問題
実際巡礼してみると、ほとんどの巡礼者が一度は「昨日は全然眠れなかった」と話しているのを聞きました。
いびき問題は誰もが経験する、巡礼あるあるのひとつです。
初めての夜は特に驚くかもしれません。
ただ、面白いのは皆、これも巡礼の一部として受け入れていること。
「今日はすごかったね」と笑い話になっています。
巡礼の記念にと録音している人もいました。
実際に録音を聞かせてもらいましたが、複数のいびきが聞こえて笑っちゃいました。
最初から「これは全員が通る道なんだ」と思っておきましょう。
② アルベルゲの夜はどんな環境?

アルベルゲで過ごす夜がどんな感じか気になりますよね。
普段のホテルとは違い、巡礼の宿は多くの人と同じ空間を共有するスタイル。
実際にどんな感じなのか見ていきましょう。
アルベルゲの夜
- 相部屋
- 何人部屋が多い?
- 音問題
- 早朝出発
相部屋
アルベルゲは基本的に相部屋です。
ドミトリー形式で、2段ベッドが並んでいる部屋に、知らない人同士が一緒に泊まります。
日本のホテルのような完全な個室ではなく、「同じ空間をみんなで共有する」というホステルや林間学校をイメージしてもらえるとわかりやすいでしょう。
最初は少し戸惑うかもしれませんが、巡礼ではこれが当たり前。
隣のベッドには別の国から来た巡礼者がいて、男女問わず同じ空間で一夜を過ごします。
というわけで、プライベートな空間はほとんどありません。
音やスマホの光、人の動きなど、周囲の影響を受けやすい環境とも言えるでしょう。
もちろんシャワーもトイレも共用。
シャワーは衛生面的に大丈夫?と心配になった方は、下の記事もご覧ください。
続きを見る
参考スペイン巡礼シャワー事情。アルベルゲにシャンプーやボディソープはある?
何人部屋が多い?
アルベルゲの部屋の人数は宿によってさまざまですが、一般的には10人前後、多いところでは20人以上が同じ部屋に泊まることもあります。
もちろん4人部屋や6人部屋など少人数のアルベルゲもあります。
大部屋と小部屋で構成されたアルベルゲは、小部屋を選ぶと割高になることも。
偶然小部屋をあてがわれたときはラッキー♡と喜んでいました。
仲良いグループで受付をしたら、小部屋にしてもらったこともありました。
ベッドがずらっと並ぶ光景は、最初は少し驚くかもしれません。
人数が多くなるほど、当然ですが音の影響も大きくなります。
一人ひとりの小さな音が重なり合って、部屋全体としてはかなりにぎやかな環境になります。
「静かな環境でぐっすり眠る」というよりは、「ある程度の音がある中で寝る」という前提で考えておきましょう。
音問題
アルベルゲの夜は、いびき以外にもさまざまな音があります。
寝返りを打つ音、荷物を整理する音、シャワーやドアの開閉音など、完全な静寂になることはほとんどありません。
寝返りに関しては、2段ベッドの下で眠るともろに影響を受けます。
上の人が寝返りを打つだけで、ギシギシと音がするのです。
かと言って上の段は上るのが辛い。
なので私は下段で眠る方が好きでした。
夜だけでなく朝の音も中々のもの。
早起きした人のアラーム音や、ヘッドライトをつけての準備、ビニール袋の音などで自然と目が覚めます。
というわけでいびきだけでなく、音に関しては諦めが必要です。
早朝出発
先ほど朝の音と書きましたが、巡礼では早朝に出発する人が多いです。
特に夏場は日中の気温が高くなるため、できるだけ早い時間にスタートする人が増えます。
私の場合は歩くのが遅かったので、早起きして早めの出発をしていました。
まだ外が暗いうちから準備を始める人も多く、部屋が少しずつ音を立て始めます。
寝ている側からすると、「まだ寝ていたいのに」と感じますが、逆に自分が早く出発する日もあるので、お互い様という感じですね。
それに寝ている人に配慮し、なるべく音を立てないよう皆気をつけて準備していました。
準備の音に対して「うるさい!静かにしろ」という野次は聞こえなかったです。
早朝の動きも含めて、アルベルゲの夜は静かな環境とは真逆ですが、それも受け入れるようになります。
③ 実際のいびきのレベル

いびき問題はあるあるとは事前に聞いていましたが、実際に体験してみると、そのレベルは想像以上。
もちろん日によって差はありますし、まったく気にならない日もあります。
ただ、タイミングによっては「ヤバい、眠れない」と焦る夜もありました。
この章では、いびきのリアルなレベルについてお伝えします。
いびきのレベル
- 想像以上
- 全方向から聞こえる
- 眠れない夜
想像以上
正直に言うと、最初の夜(ロンセスバージェス)はかなり驚きました。
「少しうるさいくらいかな」と思っていたのですが、豪快ないびき。
しかも断続的ではなく、ずっと続くタイプ。
夫のいびきとはまた違うリズム。
恐らく2人くらいが大いびきをかいていました。
ただし巡礼ではあるある。
最初に体験したときのインパクトは大きいですが、「こんなもんだ」と諦めもつきます。
全方向から聞こえる
いびきはどこからでも聞こえてきます。
相部屋ではベッドが並んでいるため、前後左右、さまざまな方向から。
一人のいびきだけならまだしも、複数人になると、部屋全体に響き渡る。
最初は誰だろうと犯人探しをしますが、巡礼後半にはどうでもよくなってきます。
慣れてくると、完全に気にならなくなるわけではないですが、「このくらいなら大丈夫かな」と思えるようになりました。
眠れない夜
もちろん、どうしても眠れない夜もあります。
特に疲れている日に限って音が気になってしまい、「早く寝たいのに眠れない」と焦ることもありました。
「昨日はオーケストラみたいだった」と表現している仲間もいました。
また、別の仲間は同郷の友人のいびきを「蹴とばしたくなるくらいうるさい」と言っていました。
「疲れているからいびきなんて気にせずスコーンと眠れる」という人もいるでしょう。
それは羨ましい限りです。
実際どんな環境でもすぐに眠れる人もいましたが、私はそもそも相部屋がほぼ初めてだったので、中々寝付けなかったタイプ。
目を閉じて休むことに集中したり、少し体勢を変えたりして、何とか眠ろうとしました。
④ いびきで眠れないとどうなる?

アルベルゲのいびき問題は、「ちょっとうるさい」というレベルで済む日もあれば、「ほとんど眠れなかった」と目にクマができるレベルも。
1日だけなら大きな問題にはなりませんが、巡礼は毎日歩き続ける旅。
長時間歩くために、少しでも睡眠の質を確保しておきたいところ。
そこで、いびきで眠れなかったらどうなるのかについてまとめました。
いびきで眠れなかったら?
- 疲労
- 翌日のパフォーマンス低下
- 何日も続くとどうなる?
疲労
一番分かりやすいのが、疲労です。
巡礼では毎日20km以上歩くので、ただでさえ体の負担に。
本来なら、夜しっかり眠ることでその疲れを回復させなければいけません。
しかし、いびきで何度も目が覚めたり、眠れなかったりすると、しっかり回復できないまま朝を迎えることに。
私の場合、巡礼で熟睡できた日はなく、朝から体が重く感じ、足の疲れが抜けていない日が続きました。
いびきもそうですが、出発前から日本でも寝付けない日々を送っていたので、それがそのまま巡礼でも変わらず。
とはいえいびき対策をしっかりしていたら、もう少し眠れた日もあったのではないかと思っています。
翌日のパフォーマンス低下
睡眠不足は、もちろん歩くパフォーマンスにも影響します。
集中力が下がり、歩くペースが安定しなかったり、ちょっとした段差や小石につまずきやすくなったりすることも。
私も「眠いなぁ」なんて思いながら歩いていると、黒いナメクジに気付かず、危うく踏みそうになっていました。
また、気持ちの面でも影響が出てきます。
しっかり眠れた日は「今日も歩こう」という前向きな気持ちになれますが、眠れなかった日は「今日はつらいな」とはじめから若干ネガティブな感情に。
体だけでなく、気分にも顕著に影響するのがわかりました。
巡礼は体力だけでなく、気持ちの余裕も大事。
そういった意味でも、睡眠はとても重要な要素なのです。
何日も続くとどうなる?
1日だけの睡眠不足であれば、なんとか乗り切れるでしょう。
ただ、これが何日も続くと疲れが抜けない状態が続き、体調を崩しかねません。
実際に私の体調不良は、睡眠不足が続いたことも影響したのではないかと思っています。
また、精神的に余裕がなくなってくることも。
普段なら気にならないことでもストレスに感じたり、小さなことでイライラしたりするかもしれません。
巡礼でのいびき問題はあるあるですが、できるだけ影響を受けないようにする対策も必要です。
⑤ いびき対策

読んでいくうちに、「いびきが巡礼あるあるなのはわかったけど、やっぱり寝れないのはつらいな」と怯えた方もいるでしょう。
でも大丈夫。
いびき対策をすることで、完全にゼロにすることは難しいですが、「ある程度気にせず眠れる状態」に近づけることはできます。
私自身も「これが毎日続くのはキツイな」と思いましたが、少しずつ対処法を見つけることで、だいぶ楽に過ごせるようになりました。
この章では、実際に役立ついびき対策を紹介します。
いびき対策
- 耳栓(必須アイテム)
- 部屋選び(場所で変わる)
- 個室を利用
- 寝るポジション・工夫
- 仲良い人同士で受付する
耳栓(必須アイテム)
耳栓は必須です。
耳栓は巡礼を歩いた多くの人が持っていました。
私は持って行かず、後悔したタイプです。
・そんな小手先の対策で変わるかなぁ
・どうせ寝ている間に耳栓が取れちゃうでしょ
と疑っていたので、持っていきませんでした。
そんな私がなぜ耳栓必須と言っているかというと、機内でもらった耳栓がきっかけ。
試しに機内でつけてみたら、静かになったのを実感したからです。
「これは巡礼でもつけていればよかったーー!!!」と後悔した瞬間でした。
巡礼ではいびきだけでなく、物音や早朝の準備音などもあるため、耳栓があるだけでだいぶ変わってきます。
完全に無音になるわけではありませんが、気になる音が和らぎ、眠りやすくなるでしょう。
現に巡礼仲間は耳栓をし、毎日いびきを感じることなくスヤスヤ眠っていました。
できれば事前にいくつか試して、自分に合うものを見つけておくと安心です。
耳栓を持っていかずに後悔した話については、スペイン巡礼での持ち物記事でも触れています。
耳栓を含め、持っていかずに後悔した物などを紹介しているので、ぜひご覧ください。
続きを見る
参考【実体験】スペイン巡礼の持ち物完全ガイド|本当に必要だった物・不要だった物
部屋選び(場所で変わる)
アルベルゲでは、同じ部屋でも場所によって聞こえてくる音が少し変わります。
例えば、ドアの近くは人の出入りが多く、音が気になりやすいです。
また、トイレやシャワーに近い場所も物音がするでしょう。
一方で、部屋の奥や端のベッドは比較的落ち着いていることが多く、少しだけ静かに感じることもあります。
また、ベッドの上下でも違いが。
上段の方が人の動きの影響を受けにくくなります。
しかし上段へ上る階段が細いため、長時間歩いた痛い足にダイレクトに刺激がきて痛い...。
到着したときに空いている場所を見て、できるだけ落ち着けそうな位置を選べればラッキー。
注意ポイント
ベッドは早い者勝ちで自由に選べるところもありますが、ホスピタレイロが決める場合がほとんどでした。
自由に選べるところではこの場所選びを思い出してもらえると幸いです
個室を利用
どうしても眠れない日や、体調があまり良くないときは、個室を利用するという手もあります。
町によっては個室のある宿やホテルもあります。
少し費用は上がりますが、その分しっかり休めるので、体調回復には効果が。
私も巡礼3日目のパンプローナでホテルに泊まりましたが、プライベートルームに大興奮しました。
疲れがたまっているときに個室に泊まったことで、次の日のコンディションもバッチリに。
毎日個室にしなくてもいいですが、どうしてもきついときの選択肢として覚えておくと、「辛くなったら個室に泊まろう」と気持ちに余裕が持てるでしょう。
寝るポジション・工夫
耳栓作戦はかなり効果的ですが、プラスでもう一工夫するとよりストレス軽減に。
例えば耳栓に加えてフードをかぶったり、タオルで耳周りを覆ったりするだけでも、音の感じ方が少し変わってくるでしょう。
また、顔の向きを調整したりすることで、音が気になりにくくなることも。
どうしても眠れないときは、無理に寝なきゃと焦らず、目を閉じて体を休めるだけでも、ある程度の回復にはなります。
完璧な睡眠環境を求めず、「いびきが聞こえる中でどう過ごすか」を工夫してみましょう。
仲良い人同士で受付する
仲良い人同士で一緒にアルベルゲで受付をすると、
・少人数の部屋に入れてもらえる
・大部屋でも仲良い人同士で固めてくれる
ということがありました。
このおかげで仲良い人と気兼ねなく過ごせる嬉しさと、静かに眠れるという期待で、部屋に入ってからハッピーな気持ちになっていたのを今でも覚えています。
やっぱり知らない人が隣や2段ベッドのペアになると、多少緊張もあります。
もちろんそこから仲良くなることもあるんですけどね。
でも仲良い人と近くで眠れるときの安心感は格別。
ただし、仲良い人にいびきをかく人がいたら、そもそもこの作戦は意味ないので忘れてください。
⑥ それでも巡礼では「お互い様」

スペイン巡礼でのいびき問題。
実際に、眠れない夜があるのは事実ですが、「お互い様」でもあるんです。
アルベルゲでは、さまざまな人が同じ空間で寝ています。
年齢も国籍も違い、生活習慣もそれぞれ。
だからこそ、いびきを完全に避けることはできません。
眠れずイライラするかもしれませんが、自分ももしかしたら誰かに迷惑をかけているかもしれないのです。
自分では気づいていなくても、寝言を言っているかもしれないし、歯ぎしりやいびきをかいている可能性もあります。
早朝に準備をする音で、誰かの睡眠を妨げていることもあるかもしれません。
私はこれら以外に、荷物がぶっちぎりに重いことで色んな人に助けてもらいました。
誰かのいびきを責められるほど、完璧な歩きをしていたわけではありません。
誰かの音に悩まされる日もあれば、自分が誰かに影響を与えている日もある。
その中で、お互いに少しずつ気を遣いながら過ごしていく。
例えば「あの人はいびきがうるさいけど、いつも歩いているときに会うとめちゃくちゃ笑顔でフレンドリー。すごく癒される」とか。
いびき問題は確かに切実な悩みですが、それも含めて巡礼の一部。
最初は戸惑うかもしれませんが、「こういうものなんだ」と受け入れられるようになると、それはもうカミーノを理解している証拠。
そしてその先に、巡礼ならではの心地よさや楽しさも見えてくると思います。
⑦こんな人は注意

スペイン巡礼は多くの人にとって最高の体験になるはずですが、アルベルゲでの相部屋生活は人によって合う・合わないがはっきり分かれる部分です。
特に睡眠を大切にする方にとっては、いびき問題や音のある環境は大きなストレスになる可能性も。
次のような方は注意が必要です。
こんな人は注意
- 神経質
- 睡眠重視
神経質
音や環境の変化に敏感な方は、少し注意が必要です。
アルベルゲでは、完全な静けさはほぼありません。
いびきだけでなく、人の動く音や物音、早朝の準備音など、さまざまな音が絶えず続きます。
普段から
・少しの音でも気になってしまう
・環境が変わると寝れない
という方にとっては、最初はかなり戸惑うでしょう。
ただ、それが「巡礼には向いていない」というわけではありません。
最初は戸惑っていても、耳栓を使ったり、自分なりの工夫を見つけたりすることで、少しずつ慣れていくことも多々あります。
私もはじめは戸惑ったタイプですが、眠れないことを真剣に悩まず、「まぁこんなもんか」と受け入れました。
睡眠重視
次のように、
・しっかり寝ないと体調を崩しやすい
・睡眠の質をとても大切にしている
という方も、この記事を読んで事前にアルベルゲで眠ることのイメージを持っておきましょう。
巡礼では、毎日同じ環境で眠れるわけではありません。
宿ごとに部屋の雰囲気も違いますし、その日のメンバーによっても夜の静けさは変わります。
そのため、「毎日ぐっすり快適に眠れる」と期待しすぎると、実際とのギャップでストレスを感じるでしょう。
事前にアルベルゲで眠ることのイメージを持っておくことで、「今日は少し騒がしいな」と思っても、必要以上に気にせず過ごせます。
また、どうしても疲れがたまっているときは個室を利用するなど、柔軟に調整してみてください。
少しの工夫と心構えで、睡眠の不安も割とコントロールできます。
⑧ まとめ

スペイン巡礼のいびき問題は想像以上に豪快で、誰しも一度は経験するもの。
最初は戸惑うかもしれませんし、「ちゃんと眠れるかな」と不安になるでしょう。
実際に、眠れない夜もあります。
ただ、耳栓や部屋の位置を選ぶこと、必要に応じて個室を利用するなどの対策でだいぶ軽減されます。
何より、巡礼ではお互い様。
長い距離を歩くことで、初めましての人同士でもある種の連帯感が生まれ、どこかで助け合って巡礼を達成していくものです。
いびきも含めて、その場にいる人たちと時間を分け合っているように思えるでしょう。
もしこれから巡礼を歩こうとしているなら、「いびきがあるかもしれない」という現実は変わらないけど、それでも一歩踏み出してみてください。
きっとその先には、それ以上に価値のある時間が待っています。
Buen Camino!
あわせて読みたい
▼読んでいただきありがとうございます
