当サイトではプロモーションが含まれています

スペイン巡礼 実体験・歩き方

スペイン巡礼24日目、フォンセバドン~ポンフェラダ|鉄の十字架と危険な下り坂と楽しい買い出し

スペイン巡礼、ポンフェラダ

こんにちは、haggyです。

前日はノートパソコンが壊れたうえに、足の水膨れにより、韓国人オモニに肩を貸してもらった日だった。

足がまだ痛むなか、この日は太ももを酷使する出来事が待ち受けていた。

一体どんな事態に直面するのか。

今回も、巡礼に必要な情報やネタを交えて振り返っていきます。

スペイン巡礼を経験して

これまで自分が人に助けてもらうなんて「甘え」だと思っていた。

でも見返りを求めない優しさがそこらじゅうにあった。

そして私はポンコツすぎた。。。

2025年5月~6月、スペイン巡礼にてフランス人の道を歩きました。

フランスのサン=ジャン=ピエ=ド=ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまで、その距離約780km以上。

日々限界を超えて歩いていくなかで、多くの失敗をし、泣きたくなる出来事に遭遇し、でもそれ以上の喜びと楽しさ、感動を味わいました。

毎日が宝物のような日々。

人生観すら変える旅だったからこそ、日記では嘘偽りなく全てをぶつけたい。

汚い体験・嫌な思い出・準備不足だったことも全て包み隠さず。

・海外旅行の体験談を読みたい方

・スペイン巡礼がどんなのか知りたい方

・スペイン巡礼をしようか迷っている方

が楽しめて参考になるように日記を綴っていきます。

スペイン巡礼24日目、フォンセバドン~ポンフェラダ|鉄の十字架と危険な下り坂

鉄の十字架

この日の目的地は26.8km先のポンフェラダ

体感的に、26km以上歩く日は「今日も長いな」と気持ちが重くなる。

歩きに来たはずなのに、歩くのが憂鬱になっていた。

でもグズグズ言いつつもなんだかんだ歩き、美味い酒を飲んで歩く辛さを忘れている。

「もう二度とこんな過酷な歩きはしない!」と豪語しつつ熊野古道を歩き、海外一人旅では「どこか長距離ウォークできそうなところはないかなぁ?」なんて探す始末。

グズグズ・グチグチ言いつつ、私は歩きたいのだ。

ひんやりした朝

少し長い距離を歩くので、この日も早めのAM6:00出発。

相変わらず真っ暗だ。

日本ではとっくに明るくなっているのに。

標高が高いからか、まだ暗く霧。

フォンセバドン、朝

少しひんやりしていたので、朝久しぶりにウルトラライトダウンを着用した。

この頃になると朝も暖かいので、Tシャツでも十分だったのに。

ポイント

体感的には、

【5月中旬~下旬】

朝はウルトラライトダウンを着用し、暑くなったら脱ぐ。

寒くなったらウルトラライトダウンを着用し、また暑くなったら脱ぐを繰り返す。

【5月下旬~6月中旬】

基本的に朝から半袖でもいける。

標高が高いところは寒いこともあるので、ウルトラライトダウンを着用。

といった感覚だった。

なぜこの説明をしたかというと、「すごく寒かったらどうしよう」「どのくらい温かいアウターが必要?」と悩んだ末に不要な服を何枚も持っていくと、重くて後悔するからだ

スペイン巡礼では荷物の軽さで、身体への負担がかなり変わる。

服装を含めた持ち物についてまとめた記事もあるので、参考にしてね。

スペイン巡礼、持ち物
参考【実体験】スペイン巡礼の持ち物完全ガイド|本当に必要だった物・不要だった物

続きを見る

鉄の十字架

思えば21日目(レオン~オスピタル・デ・オルビゴ)から5日間位が足の痛みMAXだったと思う。

咳はこの頃にはほとんど良くなっていた。

ここでふとスペイン巡礼の試練を思い出した。

ポイント

スペイン巡礼には3つの試練という考え方がある。

一般的に語られているのは、次の順番。

① 肉体の試練(巡礼前半)

毎日20〜30km歩き、足にマメができる。
荷物の重さが肩に食い込む。
天気にも左右される。

つまり、「自分の体と向き合わされる段階」。

② 心(感情)の試練(巡礼中盤)

単調な道を歩き続ける中で、

・孤独を感じる
・過去のことを思い出す
・人との距離に悩む
・比較や焦りが出る

などを悶々と考えるように。

逆に、見知らぬ人との出会いや優しさに救われることも。

「自分の感情」があらわになり、向き合う試練。

③ 精神(魂)の試練(巡礼後半)

体も慣れ、感情の波も一巡すると、次第に思考が静かになっていく。

・なぜ自分はここにいるのか
・何を大事にして生きたいのか
・これからどう生きるのか

そんな問いが自然に浮かんでくる。

これにならうと、ちょうどこのあたりは②心(感情)の試練と③精神(魂)の試練の境目くらいだろうか。

この試練の考え、「その通りだった!」と言う人と、「私は順番が違う」と言う人と別れる。

私の場合は、

・巡礼前半に全ての試練を経験(心>魂>肉体の比重)

・巡礼中盤→肉体の試練がメイン

・巡礼後半→精神がメイン

と合っているようで合っていないような感じだった。

この日は早くから札幌出身のリョウスケと合流し、共に歩いた。

彼は「鉄の十字架」に着くのをとても楽しみにしており、出会った頃から鉄の十字架について熱く語っていた。

ポイント

鉄の十字架とは...

標高1500メートル近い地点に、長い柱とその頂に据えられた鉄の十字が立っている。

その足元には巡礼者たちが積み上げてきた無数の石が。

巡礼者は出発前から石をひとつ持って歩き続け、この場所でそれをそっと置いていく。

その石には、過去の後悔や悲しみ、手放したい思いが託されることもあれば、大切な誰かへの祈りが込められることもある。

たとえ軽い石でも、そこに乗せた意味は人それぞれということ。

風が吹き抜けるその場所で石を手放すと、不思議と心が軽くなるそうな。

巡礼の道のりの中で、この行為は単なる通過点ではなく、自分の内面と向き合い、何かを手放すためのひとつの節目になっていると言われている。

そう、積み上がった石の数だけ巡礼者の重いが宿っているのだ。

映画「星の旅人たち」にも鉄の十字架のシーンがあるよ。

\ 星の旅人たちを観る /

その鉄の十字架にたどり着いた。

スペイン巡礼、鉄の十字架

皆立ち寄って各々儀式をしている。

近くに行ってみると、願いごとや想いが書かれた石もあり、人の写真が貼ってあった。

大切な人の写真は亡くした人なのだろうか。

スペイン巡礼、鉄の十字架

私はというと、「星の旅人たち」を観たのがだいぶ前だったせいか、鉄の十字架の存在をすっかり忘れていた

もちろん、石を置くという儀式も頭にないまま巡礼に挑戦。

だからといって何の思いもなく歩いていたわけではない。

私の場合、歩きながら自分の思いと向き合うことが目的だった。

詳しくは、巡礼に参加したキッカケをまとめたページを見てもらえればわかると思う。

スペイン巡礼、挑戦した理由
参考スペイン巡礼、フランス人の道~私がカミーノに挑戦した5つの理由~

続きを見る

これまでの歩きで、自分の思いとは十分向き合ってこれた。

だから鉄の十字架を目にしても、正直自分の感情を乗せることができなかった。

でも「私もここまで来たぞ」という思いを込めて石は置いてみたい。

鉄の十字架の手前にあった良さげな石を置くことにした。

スペイン巡礼、鉄の十字架、石

誰よりも思いが込められていない石だっただろう。

牛の放〇

再び歩きだす。

にわかに下り坂になってきた。

相変わらず霧が濃い。

スペイン巡礼、鉄の十字架を過ぎた後

少し進むと移動トラックがあり、コーヒーやパンが売っていた。

コーヒーとドーナツを朝ごはんにする。

スペイン巡礼、移動トラック、朝食

普段なら朝からドーナツを食べると、1日シャキシャキ動けなくなるが、ここでは糖分も歩くエネルギーになる。

朝食はリョウスケと韓国人ガールズ(タユンとチーヨン)と食べた。

ガールズとはこれまでもよく道中に挨拶を交わしていたが、ここ最近よく会い、よく話すように。

朝食を済ませ、テーブルを後にすると大きな牛がいた。

スペイン巡礼、牛、放尿

「おぉ牛だ!!!」なんてカメラを向けていたら、突然ジョボジョボジョボとお〇っこをしはじめた

その勢いと量がすごすぎて、思わず「すごいすごい」とはしゃぐリョウスケと私。

元々カメラを向けていたので、バッチリ動画も撮れた。

このサイトでお見せできないのが残念だが、決定的な動画を撮れたことで、テンションも上がった。

ここでやっと自分の中でエンジンがかかった気がする。

深いモヤ

引き続き濃い霧が立ち込めていたが、その霧が周囲の景色を幻想的にしていた。

スペイン巡礼、濃い霧

晴れているときの景色が想像つかない。

なんだかファンタジー映画の舞台にいるような気がする。

スペイン巡礼、鉄の十字架の後、濃い霧

どのくらい霧が濃いかというと...。

皆に先に行ってもらい、暑くてウルトラライトダウンを脱いだときのこと。

準備が整い歩き出した時には、もうみんなの姿が見えなかったくらいだ。

わずか40秒ほどの間のことなのに。

皆に追いつくまで不安な時間帯だった。

ひたすら下る

幻想的な写真を撮っていたあたりから、ひたすら下り坂が続いていく。

小石や岩がゴロゴロ転がって、踏む場所を一歩間違えると、ズズッと転んで怪我しそうな坂だ。

とにかく慎重に足を置く位置を選ばなければならない。

さらに私の場合、2,900円の靴で歩いていたため、滑る

この靴で500kmは軽く超えて歩いていたため、靴もボロボロ。

小石が靴の底を突き破ってくるんじゃないか?!というくらい足の裏が痛い。

ただでさえ水膨れで足の裏が痛いのに、そこに小石たちが次々と追い打ちをかけてくる。

ここでもまた靴選びに失敗したことを痛感した。

安い靴が痛み以外にどんな影響を及ぼしたかは、下の記事を読んでほしい。
この失敗を糧に、スペイン巡礼ではどんな靴を選べばいいかも書いている。

スペイン巡礼、靴
参考スペイン巡礼 | 2,900円の靴で780km歩き大失敗した話。おすすめの靴は?

続きを見る

転んで足を捻ったらどうしよう。

そう思うたびに、私には別の問題を考えなければならなかった。

実は私、大きな声で言いたくないが、旅行保険に入っていなかったのだ。

クレジットカード付帯の保険はあるが、ケガや病気をした際、それで賄えるか怪しいところ。

本来なら別途、保険に入っておきたかったが、なにせ日数が多い。

金額を見て、加入をやめたのだ。

「怪我や病気しなければいい」

実に安易な思考だ。

 

ここにきて「保険入ってない」プレッシャーがのしかかる。

足は痛いし保険のプレッシャーはあるしで、「早くこの坂終われ」と願いながら下った。

だからこそ霧の先にうっすら街の気配を感じたときは安堵した。

スペイン巡礼、モリーナセカ

写真を見るとわかるとおり、もう少し下り坂をおりないといけないんだけどね。

可愛い街

下り坂でだいぶ体力を消耗しつつ、なんとか街にたどり着いた。

リエゴ・デ・アンブロスという街だ。

スペイン巡礼、リエゴ・デ・アンブロス

サンティアゴ・デ・コンポステーラまであと227km。

スペイン巡礼、あと227km

227kmといってもまだまだ私のなかでは途方もない数字。

とりあえず今日を乗り切るのに精いっぱい。

ポンフェラダまであと12.3km。

だいぶ足が痛いけど、大丈夫かな。

古い建物だろうが、とても雰囲気がある。

スペイン巡礼、リエゴ・デ・アンブロス、建物

蜘蛛の巣が細かくて鮮やか。

蜘蛛は苦手だけど、美しすぎて思わず写真を撮ってしまった。

リエゴ・デ・アンブロス、蜘蛛の巣

そしてこの街、とても建物が可愛らしい。

スペイン巡礼、リエゴ・デ・アンブロス、可愛い建物

童話に出てきそうな街並みだ。

こういう街は歩いていると疲れを忘れて写真を撮っちゃう。

スペイン巡礼、リエゴ・デ・アンブロス、街並み

リエゴ・デ・アンブロス、街並み

ここら辺でコーヒー休憩をしようと韓国人ガールズのタユンとチーヨンと話していた。

Googleの情報では美味しそうなお店があると。

ポイント

巡礼路のナビはBuen Camino App。
※Google Mapsは巡礼路と違うルートを示すから

グルメやカフェ検索はGoogle Mapsがおすすめ。

しかし、行ってみたら営業していなかった

座って休憩もしたかったが、次の街まで4.6km。

仕方なく先に進むことに。

一気に下る

下り坂が終わったと安心したのもつかの間、さらなる下り坂が待っていた。

スペイン巡礼、モリーナセカへ、下り坂

これは想定外だ。

いや、行程表を見ればわかるんだけど、「あんなに下ったんだから、もう終わりだろう」と脳が楽な方へと捉えてしまうのだ。

しかし、霧は晴れた。

巡礼中、霧は何度か直面してきた。

モヤがかかっていたときはホームシックだったり、旅の辛さだったりを感じていたが、晴れるとなぜか心も晴れた。

モリーナセカへの下り坂

先ほどの下り坂は開けた道で小石がゴロゴロの下り坂だったが、今回の下り坂は山道での下り坂。

湿った土での滑りと格闘しながら下った。

再び保険に入っていないプレッシャーがのしかかる。

早くこの下りを終えたい。

とはいえ、下り坂のなかにも、時折美しい景色が見えてくる。

スペイン巡礼、下り坂、景色

ところでスペイン巡礼では、足が細くなったことを実感

大体巡礼の中盤あたりから「あれ?足が細くなったかもしれない」と思い始めたが、さらに拍車をかけたのが、この日だったと確信している。

これまでの上り坂で毎日ブルガリアンスクワットを限界までやっている感覚だった。

筋肉痛が治っていないなか、この下り坂でさらに太ももを酷使したことで引き締まったんだと思う。

危険な下り坂の後に待ち受けていたもの

山道を抜け、とうとう教会が見えてきた。

スペイン巡礼、教会

次の街、モリーナセカ到着。

スペイン巡礼、モリーナセカ

この街に着いた頃には、太ももがビンビンきていた。

「ビンビンってなんだ?」と思うかもしれないが、この道を経験すれば理解してくれると思う。

スペイン巡礼、モリーナセカ

先ほどの街よりも大きく、モリーナセカも可愛らしい街並みだ。

左上の「Estrella Galicia」はスペインのビールなのだが、看板もおしゃれ。

この建物の雰囲気と絶妙にマッチしている。

スペイン巡礼、モリーナセカ、街並み

下りに下りまくり、さすがに休みたい。

この街でカフェ休憩を取ることに。

Google Mapsで調べればいいのだが、パッと目に着いたバルに決めた。

オーダーし、まずはトイレへ。

危険な道を歩き終わり、やっとバルのトイレに入れたと思ったら、便座がないトイレでもっと危険だった。

何度か直面したが、苦手である。

太ももがビンビンきているというのに、中腰で空中殺法をする羽目に。

「スペイン巡礼のトイレってそんなに試練が多いの?」と不安になった方。
巡礼路でのトイレの有無や、アルベルゲのトイレなどトイレに関することは全て下の記事に熱く書いているので読んでほしい。

スペイン巡礼、トイレ
参考スペイン(サンティアゴ)巡礼、トイレ事情~野〇は覚悟せよ~

続きを見る

気を取り直して食事だ。

トルティージャとコーヒーをオーダーしたら、パンが付いてきた。

スペイン巡礼、モリーナセカ、トルティージャ

ちなみにフォークがトルティージャにぶっ刺さっているが、これは店員さんがぶっ刺したのだ。

日本人から見たらビックリするかもしれないが、スペイン巡礼ではあるあるの光景。

注意ポイント

巡礼路ではトルティージャやコーヒー、お酒などを頼むとパンやお菓子などがついてくる。

しかし、マドリードやバルセロナではオマケはないので気をつけよう。

ポンフェラダまで残り12.3km。

足の裏は痛いし、太ももはビンビンだ。

私の足はもつのだろうか。

海外の人の歩き方

ゆっくりだけど、一歩ずつ歩き進めていく。

途中カンポという街を通過したが、足の痛みに耐えながら歩いていたため、写真を撮っている余裕はなかった

頑張って歩いた甲斐あってか、ポンフェラダの街が見えてくる。

歩き始めに比べると、もうほぼ終わりなのに、まだまだ遠く感じる。

ポンフェラダ

こうして私は毎日25km前後をへばりながら歩いていたが、海外の人たちの歩き方は豪快だった。

1日37kmとか40kmを平気で歩く。

もはや意味不明すぎて、forty(40)とfourteen(14)を聞き違えているんじゃないかとすら思う。

1日ガッツリ歩いて次の日はレストする人も多いんだけどね。

だから40km歩いた人とはもう会えないかもしれないと思っていても、どこかで再会できることもあった。

へばっていたら...

私はその日を乗り切るのが精いっぱい。

残り数キロの地点でもうムリと、ベンチでへばっていた。

何とか最後の力を振り絞り、歩くモチベーションをチャージする。

「インスタ見たら出発しよう」

「LINEニュースを読んだら出発しよう」

などと、あれこれ理由をつけて休み続ける。

注意ポイント

ヨーロッパではYahoo!ニュースは見れない

なかなか「よし歩くぞ!」とふんぎりがつかずにいると、遠くから2人歩いてきた。

こちらを見て手を振っている。

よく見ると、アストルガで出会った素敵な韓国人カップルのキムさん・リーさんだった。

二人の出会いは22日目の日記に書いている。

アストルガ
参考スペイン巡礼22日目、オスピタル・デ・オルビゴ~アストルガ|別れ、アストルガ観光

続きを見る

「すごく会いたかったんだ」と言われ、嬉しかった。

彼らもベンチに腰をおろし、休憩を始める。

会話が進むと、やがて韓国の政治の話題に。

ちょうどこの日、韓国では大統領選が行われた日だった。

彼らがどの政党を支持していたかは書かないが、私も韓国の大統領選の行方は気になっていたため、生の韓国人の意見を聞けたことはとても貴重な経験だった。

色んな話をしているうちに、私のエネルギーもチャージされ、元気がでた。

あと少し、頑張ろう。

彼らはバックパック配送サービスを利用していたので、歩きも身軽だ。

私は遅いからと先に行ってもらった。

あっという間に見えなくなった。

バックパック配送サービスは、今後私も利用することとなる。

どんな感じなのかやメリット・デメリットは下の記事にまとめているので、読んでみてね。

スペイン巡礼、バックパック配送サービス
参考スペイン巡礼、バックパック配送サービスのメリット・デメリット

続きを見る

そして歩き始めて9時間。

ついにポンフェラダのアルベルゲ前に着いた。

ポンフェラダ、アルベルゲ

予想よりもだいぶ遅い到着だった。

楽しい買い出し

ポンフェラダ、アルベルゲ

アルベルゲは「Albergue de Peregrinos San Nicolás de Flue」というムニシパル(公営)のアルベルゲ。

敷地内は緑が多く、教会もあった。

ドナティーボのアルベルゲ

▽アルベルゲの入り口

ポンフェラダ、アルベルゲ、玄関

入り口に入ると笑顔のホスピタレイロが、ウェルカムドリンクとともに出迎えてくれた。

ウェルカムドリンクなんて珍しい。

甘いお茶で、疲れた身体に沁みる。

冷たいのでゴクゴク飲んだ。

このアルベルゲの宿泊料はドナティーボ(寄付制)。

現金でも支払いできるが、カードでの支払いもできた。

カードでは、5€、10€、15€から選べる。

ドナティーボのアルベルゲに泊まると話題になるのが、支払った金額。

安く泊まれるのがメリットだが、私の友人たちは少なくても10€以上払っている人が多かった

理由はホスピタレイロのもてなしや設備から。

いくら支払えばいいのか悩みそうだったら、参考にしてね。

洗濯サボり

部屋は6人部屋だった。

どうやらこのアルベルゲは男女別に分けてくれるらしい。

メンバーは、韓国ガールズのチーヨンとタユン、それから友人同士で参加しているアメリカ人ガールズ3人組。

みんな顔見知りで嬉しい。

チーヨンとタユンに夜ご飯どうするか聞いてみると、スーパーで買って作るから一緒にどう?と誘ってくれた。

二つ返事でOKする。

本来ならシャワー→洗濯という流れだが、シャワーを浴びた時点で洗濯する元気もなく今日はスキップ。

シャワーの後、中庭で夫に電話をしてリラックスタイムを過ごすことにした。

サンティアゴ・デ・コンポステーラまであと210km

サンティアゴ・デ・コンポステーラまであと210km。

未だに途方もない距離に思えてピンとこない。

PCの電源は今日もつかない

前日パソコンの電源が付かず焦りまくった。

ここでも試してみたが、やっぱりつかない

2日連続つかず、半ば諦めモードだ。

帰国したらまずは修理に出さないといけないのか。

仕事どうしよう。

そんなことを考えるとやっぱり気持ちがずーんと重くなるが、仲間と話していると「まぁそのとき考えればいいや」と思えてくる

韓国人カップルと団らん

中庭でくつろいでいると、先ほど巡礼路で話した韓国人カップル(キムさん・リーさん)に再会した。

ベンチでの会話の続きや、エンタメの話で盛り上がる。

うちは夫がKPOP、私が韓国ドラマ好きなので、韓国のエンタメなら延々と話せる。

また、彼らは釜山出身なので、海鮮鍋(ヘムルタン)が好きなことを伝えたら、「釜山に来たら良いお店に連れていくよ」と言ってくれた。

これは期待大すぎる。

そして、夕食はタユン、チーヨン含め皆で一緒に作って食べることに。

楽しい夜になりそうだ。

スーパーへ買い出し

チーヨン、タユン、キムさん、リーさんとスーパーへ買い出し。

日常でスーパーへ行くのは義務感しかないが、海外のスーパーは視覚的にも楽しめる。

それに仲間と行くと、何を飲もうか、何を食べようか、選んでいる時間も楽しいのだ。

足の痛みは相変わらずだけど、歩き終わった安心感からか、買い出しへは行ける。

楽しいクッキング

アルベルゲに戻ったらさっそく調理開始。

私は冷凍ギョーザを焼いた。

この旅で初めて料理をしたかもしれない。

節約の面からアルベルゲで作りたかったが、余った調味料や野菜を持ち歩くのが重くてムリだった。

アルベルゲに置いていけば、次に泊まる人が使ってはくれるけど、毎度それをやるのも金銭的にどうなんだろうとウダウダ考えているうちに、結局料理はほぼしなかった。

なので私のスペイン巡礼費用は、節約しようと思えばもっと節約できただろう。

実際にかかった総費用や節約術などは下の記事に書いているので、参考にしてね。

スペイン巡礼、費用
参考スペイン(サンティアゴ)巡礼の費用はいくら?総額・内訳・節約術まで徹底解説

続きを見る

ちぎったレタスとともに、餃子が並ぶ。

ポンフェラダでディナー

スーパーにはサングリアのボトルが売られていた。

サングリアと白ワイン。

ポンフェラダ、アルベルゲでワイン

そしてお手製のパスタ。

これがすごく絶品だった。

ポンフェラダ、アルベルゲ、メイン料理

美味しい夕食とともに、会話も弾む。

この日タユンやチーヨンと初めて夕食をともにし、一気に仲良くなった。

ポンフェラダ、アルベルゲ、ディナー

正直まだマチョやミゲルにどこかで追いつけば会えるのではないかとも考えていた。

どこかで頑張れば。

実はタユンやチーヨンも、これまで一緒に歩いていた仲良い友達と行程がズレ、別れて寂しい思いをしていた。

お互い寂しい気持ちを分かち合いながら、一気に距離が縮まった。

仲間と別れてもまた新しい仲間と楽しい夜を過ごす。それがカミーノ。

そしてタユンとチーヨンは何事も行動が早かった。

私が「明日はアルベルゲではなくちょっと良いホステルに泊まろうと思ってるんだ」って言ったらすぐに調べてくれ、わずか5分の間に私の分も予約してくれていた。

さすが「パリパリ(早く早く)」の韓国。

会社員時代、スピード感を持って働くことを得意としていた私が亀のようだった。

そして今後も彼女たちのスピード感に関心することになる。

楽しい夜はあっという間。

私は翌日の歩きに備えて22時頃、一足先に部屋へ戻った。

リョウスケとタユン、チーヨンは遅くまで話していた。

飲み会ではいつも最後まで残って飲んでいるタイプだが、巡礼では翌日に備え、無理はしないように決めている。

そして翌日、私はある決断をした。

どんな決断かは翌日のお楽しみ。

Buen Camino!

スペイン巡礼関連記事

前日の日記
23日目 大切な〇〇が壊れた!

スペイン巡礼って本当にツラいの?
スペイン巡礼 大変だったことと乗り越え方

スペイン巡礼 フランス人の道ってどんな道?
スペイン巡礼 フランス人の道の特徴と注意点

スペイン巡礼、いびきは辛い?
スペイン巡礼、いびき問題と対処法

スペイン巡礼 インターネットはどうすればいい?
スペイン巡礼 インターネット事情

スペイン巡礼に関する記事・情報はこちら

\ スペイン巡礼投稿一覧 /

スペイン巡礼

あわせて読みたい

スペイン巡礼、ポンフェラダ

スペイン巡礼 実体験・歩き方

2026/4/22

スペイン巡礼24日目、フォンセバドン~ポンフェラダ|鉄の十字架と危険な下り坂と楽しい買い出し

こんにちは、haggyです。 前日はノートパソコンが壊れたうえに、足の水膨れにより、韓国人オモニに肩を貸してもらった日だった。 足がまだ痛むなか、この日は太ももを酷使する出来事が待ち受けていた。 一体どんな事態に直面するのか。 今回も、巡礼に必要な情報やネタを交えて振り返っていきます。 スペイン巡礼を経験して これまで自分が人に助けてもらうなんて「甘え」だと思っていた。 でも見返りを求めない優しさがそこらじゅうにあった。 そして私はポンコツすぎた。。。 2025年5月~6月、スペイン巡礼にてフランス人の道 ...

ReadMore

スペイン巡礼、アルベルゲ、マナー

スペイン巡礼 宿・アルベルゲ

2026/4/16

スペイン巡礼のアルベルゲマナー|知らないと困るルールと注意点まとめ

こんにちは、haggyです。 スペイン巡礼でよく目にする言葉が「アルベルゲ」。 アルベルゲとは巡礼者が利用する宿で、巡礼中は毎日のようにお世話になる場所です。 ただ、アルベルゲはホテルとは違い、相部屋での共同生活が基本。 最初は戸惑うことも多いかもしれません。 特に気になるのが、 ・どんなルールがあるのか ・気をつけるべきこと ではないでしょうか。 実際にアルベルゲには明確なルールがあるものもあれば、暗黙のマナーとして守られていることも多いです。 知らずにいると、周りに迷惑をかけてしまうことも。 この記事 ...

ReadMore

スペイン巡礼、フォンセバドン

スペイン巡礼 実体験・歩き方

2026/4/16

スペイン巡礼23日目、アストルガ~フォンセバドン|〇〇が壊れ、暗い影を落とす

こんにちは、haggyです。 前日はこれまで一緒に歩いてきた仲間と別れ、新たな出会いをした日。 寂しさも感じながら23日目を歩いたけど、アルベルゲで心臓がバクバクするほどのハプニングが。 この日はどんな出来事があったのか、巡礼に役立つ情報を織り交ぜて振り返っていきます。 スペイン巡礼を経験して これまで自分が人に助けてもらうなんて「甘え」だと思っていた。 でも見返りを求めない優しさがそこらじゅうにあった。 そして私はポンコツすぎた。。。 2025年5月~6月、スペイン巡礼にてフランス人の道を歩きました。 ...

ReadMore

スペイン巡礼、いびき

スペイン巡礼 トラブル・注意点 宿・アルベルゲ

2026/4/16

スペイン巡礼、寝れない夜はつらい?|アルベルゲのいびき問題と対処法【耳栓は必須】

こんにちは、haggyです。 スペイン巡礼ではアルベルゲという巡礼者専用の宿に宿泊するのがメイン。 そして、アルベルゲは1人部屋ではなく、複数名の相部屋です。 そこで気になるのがいびき。 これから巡礼を考えている方にとって、かなり気になるポイントではないでしょうか。 ・ちゃんと寝れるの? ・毎日睡眠不足になるのでは? と不安に思うかもしれませんね。 実際に歩いてみると、いびき問題は想像以上でした。 しかし、私の場合は事前の対策を怠ったから驚いたとも思っています。 この記事では、スペイン巡礼で多くの人が経験 ...

ReadMore

アストルガ

スペイン巡礼 実体験・歩き方

2026/4/10

スペイン巡礼22日目、オスピタル・デ・オルビゴ~アストルガ|別れ、アストルガ観光

こんにちは、haggyです。 想像を遥かに超えた辛さを経験した前日。 でも何度思い出しても、前日30km以上歩いた判断は正しいと思える。 なぜならこれまで私の巡礼を彩ってくれた仲間とのお別れがあったから。 今回も巡礼に役立つ情報を交えながら振り返っていきますね。 スペイン巡礼を経験して これまで自分が人に助けてもらうなんて「甘え」だと思っていた。 でも見返りを求めない優しさがそこらじゅうにあった。 そして私はポンコツすぎた。。。 2025年5月~6月、スペイン巡礼にてフランス人の道を歩きました。 フランス ...

ReadMore

▼読んでいただきありがとうございます

にほんブログ村 旅行ブログ 女性トラベラーへ
にほんブログ村

-スペイン巡礼, 実体験・歩き方