こんにちは、haggyです。
スペイン巡礼の準備で必ず直面するのが「現金いくら持っていく?」問題。
フランス人の道だと、1か月以上かけて歩くので、クレジットカードだけでは不安です。
「アルベルゲは現金しか使えないところが多い」という事前情報を得ていたので、
現金をどのくらい持っていけばいいんだろう?
途中で現金が足りなくなったらどうしよう?
そのときはATMでキャッシングすればいいか!
でもATMないとか面倒だから、多めに持っていこう
と、多めにユーロを持って旅立ちました。
ところが、いざフランス人の道を歩いてみると、思っていたよりもクレジットカードが使えたのです。
カフェやレストラン、スーパーなどは、ほとんどがカードOK。
もちろん、小さな町のバルや商店、アルベルゲなどでは、現金のみのところもあります。
よって、使い方としては、クレジットカードと現金を併用がおすすめ。
この記事では、
・スペイン巡礼中にクレジットカードが使えた場所
・現金が必要だった場面
・ATMの探し方
・実際にどのくらい現金を持っていったのか
など、私が体感したスペイン巡礼のお金事情を紹介していきます。
これからスペイン巡礼へ行く方が、現金とクレジットカードをどのように準備すればいいのか迷ったときの参考になれば幸いです。
スペイン巡礼を経験して
これまで自分が人に助けてもらうなんて「甘え」だと思っていた。
でも見返りを求めない優しさがそこらじゅうにあった。
そして私はポンコツすぎた。。。
2025年5月~6月、スペイン巡礼にてフランス人の道を歩きました。
フランスのサン=ジャン=ピエ=ド=ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまで、その距離約780km以上。
日々限界を超えて歩いていくなかで、多くの失敗をし、泣きたくなる出来事に遭遇し、でもそれ以上の喜びと楽しさ、感動を味わいました。
毎日が宝物のような日々。
人生観すら変える旅だったからこそ、日記では嘘偽りなく全てをぶつけたい。
汚い体験・嫌な思い出・準備不足だったことも全て包み隠さず。
・海外旅行の体験談を読みたい方
・スペイン巡礼がどんなのか知りたい方
・スペイン巡礼をしようか迷っている方
が楽しめて参考になるように日記を綴っていきます。
結論|スペイン巡礼はクレジットカードだけでは不十分

出発前、アルベルゲは現金のみのところが多いと聞いていたため、ユーロを多めに用意していきました。
しかし、意外とカードOKの場所が多かったんです。
とはいっても、現金を持たないと困ることに。
この章では次の項目に分けて解説していきますね。
クレカのみはNG
- クレジットカードは思ったより使えた
- それでも現金は必要
- 私は現金を持ち歩いた
- カードと現金を併用するのが安心
クレジットカードは思ったより使えた
出発前は、カードはほぼ使えないというイメージを持っていました。
ところが、思っていたよりクレジットカードが使えたんです。
特に、ある程度大きな町では、カードOKの店がほとんど。
なんなら総合的に見ると、現金よりカードを使う回数が多かったです。
「思ってたよりカードいけるじゃ~ん」と思ったのを覚えています。
もちろん、すべての場所でカードが使えるわけではありません。
それでも現金は必要
現金を持たずにスペイン巡礼へ行くのはおすすめしません。
小さな町や村の商店、アルベルゲなどでは、現金しか使えないことがあります。
また、アルベルゲの洗濯機や乾燥機など、現金や硬貨が必要になる場面もありました。
それに、仲間と割り勘する際も現金は必要です。
私は現金を持ち歩いた
「私は現金を持ち歩いた」って何の宣言だよって感じですが、当初カードはほぼ使えないと思っていたため、多めの現金を持っていきました。
金額は300€(当時のレートで5.5万円ほど)。
下の記事でも解説しましたが、本当なら安全対策として分散して管理するのがベストなんですが、私は面倒くさかったので、財布に全て入れて持ち歩いていました。
続きを見る
参考スペイン巡礼の貴重品管理|持ち物・盗難対策・安全に歩くコツ
なので、「私は財布に現金を入れて持ち歩いた」が正しい表現かもしれません。
一つ言えるのは、現金も持っていたおかげで、現金のみのお店やアルベルゲでも安心して支払いができたということです。
カードと現金を併用するのが安心
クレジットカードと現金を併用するのが一番安心です。
私の場合、
・カードOKのところはカードを使う
・現金はカードが使えない場所でのみ使う
という使い方をしていました。
そして、現金が少なくなってきたら、必要に応じてATMで引き出せばいいのです。
「スペイン巡礼は現金必須?」と聞かれたら、現金は必要です。
カードが使えた場所

スペイン巡礼中、クレジットカードが使える場所は想像以上に多かったです。
もちろん、すべての店舗で使えるわけではありません。
小さな町や個人経営の店では現金のみのところもありますが、それ以外ではカード払いOKのお店が多かったです。
カードが使えた場所
- カフェ・バル
- レストラン
- スーパーマーケット
- 大きめの町の店舗
- ホテルやホステル、一部のアルベルゲ
カフェ・バル
カフェやバルでは、クレジットカードが使えることが多かったです。
私の体感では9割くらいカードが使える印象でした。
朝食やコーヒー、軽食など、巡礼中はカフェやバルに立ち寄る機会も多く、ササっとカード払いできるのは楽。
ただし、小さな町や村の個人経営の店では、現金のみの場合もあるため、現金も準備しておきましょう。
レストラン
レストランでも、体感で9割ほどクレジットカードが使えました。
巡礼中は毎日自炊するわけではなく、レストランやバルで食事をすることもあります。
そうしたときにカードが使えると、手持ちの現金を減らさずに済みますね。
ただし、食事を終えてから「カードが使えません」となると困るので、心配な場合は注文前に確認しておくと安心です。
スーパーマーケット
スーパーでも、ほとんどがクレジットカードOKでした。
巡礼中は、
- 水
- お菓子
- パン
- フルーツ
- サンドイッチ
- ヨーグルト
- 生ハム
- 翌日の食料
などを購入する機会が多々あります。
このような買い物でカードが使えると、現金を細かく使わずに済むので便利。
スーパーでは、カード払いで困ることはほぼありませんでした。
ただし、個人経営の小さな商店は現金のみでした。
大きめの町の店舗
スペイン巡礼のルート上には、大きな町も通ります。
例えばフランス人の道なら、パンプローナ、ログローニョ、ブルゴス、レオンなど...。
▽ブルゴス大聖堂。早めにアルベルゲに着いて、観光したいスポット。

大きな町には、衣料品店やドラッグストア、スーパー、お土産屋など、さまざまなお店があります。
食料以外で、巡礼に必要な物を買い足すのに絶好の町です。
大きな町のお店では、ほとんどがカードOKでした。
ホテルやホステル、一部のアルベルゲ
ホテルやホステルでは、クレジットカードが使えることが多いです。
それに、アルベルゲも、すべてが現金のみというわけではありません。
「あ、ここカードいけるんだ?」と思ったことが何度もあります。
また、オンライン予約で事前決済ができる宿泊施設なら、現地で現金を支払わずに済みます。
ただし、アルベルゲに関しては一概には言えません。
現金のみ・カードOK、これはアルベルゲによります。
私の体感ですが、カードOKは7割ほどでしょうか。
アルベルゲでもクレジットカードは使える?

もう少しアルベルゲのカード事情について掘り下げてみましょう。
「アルベルゲは現金払いしかできない」というイメージを持っている人も多いかもしれません。
私も出発前は、カードNGだと思っていました。
しかし、実際は、カードOKのところもあれば、現金のみのところもあります。
次の項目に分けて解説しますね。
アルベルゲ×クレカ
- 公営アルベルゲ
- 民営アルベルゲ
- 予約サイトで事前決済した場合
公営アルベルゲ
ムニシパルとも呼ばれ、自治体や教会などが運営する、比較的安価なアルベルゲです。
公営アルベルゲは、現金払いが多かったです。
かと思いきや、ベッド数が100を超える大型のアルベルゲはカードOKなところも。
カードOKかどうかはアルベルゲによるので、公営アルベルゲを利用する予定がある場合は、現金を持っておきましょう。
民営アルベルゲ
民営アルベルゲは、個人や民間企業などが運営しており、公営アルベルゲより設備やサービスが充実している場合もあります。
民営アルベルゲでは、クレジットカードOKが多い印象でした。
しかし、小さなアルベルゲや個人経営の施設では、現金払いのみの場合も。
公営・民営問わず、現金は準備しておくと安心です。
予約サイトで事前決済した場合
予約サイトからアルベルゲを予約する場合、予約時にクレジットカードで事前決済できることもあります。
この場合、現地で宿泊費を支払う必要がないため、現金を使わずに済みます。
ただし、予約時にカード情報を登録していても、必ずしも宿泊費が事前決済されるとは限りません。
・予約時に支払い済みなのか
・現地払いなのか
は、予約内容をよく確認しておきましょう。
また、宿泊費は事前に支払っていても、
- 食事代
- 洗濯代
- 飲み物
- ドネーション
などで現金が必要になることもあります。
特に洗濯機や乾燥機はほぼコインが必要です。
「宿泊費をカードで払ったから、現金は必要ない」とは限りません。
アルベルゲの支払い方法は、施設によって本当にさまざま。
私の経験では、カードが使える場所は思っていたより多かったものの、現金しか使えない場所も確実にありました。
これから巡礼へ行くなら、クレジットカードを持っていくのはもちろん、アルベルゲや小さな町で使えるように、ある程度の現金も準備しておくことをおすすめします。
スペイン巡礼で現金が必要な場面

「なんだ、思ったよりカード使えるじゃん!」と安心していると、キャッシュオンリーが続くこともあるカミーノ。
特に、次のような場所では現金が必要になることがあります。
現金が必要な場面
- アルベルゲ
- 小さな町や村のバルや商店
- コインランドリー
- 教会やドネーション
アルベルゲ
現金が必要になる可能性がある代表的な場所です。
特に、
- 公営アルベルゲ
- 小規模なアルベルゲ
- ドネーション制のアルベルゲ
などは、現金を持っていた方が安心です。
ただし、ドネーション制のアルベルゲでも機械で寄付する金額を選び、カード払いできるところもありました。
▽寄付金額をカード払いしたポンフェラダのアルベルゲ

それに、「今日はカードが使える宿に泊まる」と思っていても、予定を変更して別のアルベルゲに泊まることもあるのがカミーノ。
現金は、常に持っておきましょう。
小さな町や村のバルや商店
小さな町や村にあるバルや商店では、クレジットカードが使えないことがあります。
民家がポツポツあって、そこに1軒だけある商店をイメージするとわかりやすいかもしれません。
巡礼中はこういった村を通過することが多々あります。
大きな町のレストランやスーパーではカードが使えても、規模の小さな個人経営の店では現金のみというケースも。
それに巡礼中は、次の町までかなり距離があることもあります。
・この店で食事をしたい
・飲み物を買いたい
と思ったときに現金がないと困るため、現金は切らさないようにしましょう。
コインランドリー
コインランドリーを利用するときにも、現金が必要になることがあります。
街のコインランドリーならカードOKのところもありますが、アルベルゲにある洗濯機や乾燥機を利用する場合は、ほぼコインのみ。
大体のアルベルゲが洗濯機4ユーロ、乾燥機4ユーロでした。
一人で1回に8ユーロは手痛い出費なので、仲間と一緒に洗濯してシェアするのがおすすめです。
なるべく手洗いし、節約するようにしていましたが、
・どうしても到着が遅くなりそう
・これは洗濯しても乾かないぞ
という日は、やむを得ず洗濯機や乾燥機に頼ることもあります。
「洗濯をしたいのに小銭がな~い!!」という状況にならないよう、現金のみのお店では、コインのお釣りが出るように計算して払うこともありました。
スペイン巡礼の洗濯事情については、下の記事に詳しく書いているので参考にしてくださいね。
続きを見る
参考スペイン巡礼の洗濯事情|着替えは何枚?手洗い・乾燥・失敗しないコツまで解説
教会やドネーション
教会や巡礼路沿いの施設などで、ドネーション(寄付)をする場合は、現金が必要になることも。
もちろん、寄付は必須ではありません。
しかし、巡礼中に立ち寄った場所で「少し寄付をしたい」と思ったとき、現金がなければその気持ちを形にすることができません。
また、巡礼路沿いにフルーツやお菓子を無人販売しているところではドネーションボックスが置かれていることも。
町と町の間の何もなく、でも何か欲しいと思う絶妙な場所にポツンと置かれているので、つい食べたくなるんです。
そんなとき、現金があると便利です。
スペイン巡礼に現金はいくら持っていく?

「で、結局、現金はいくら必要?」
悩みますよね。
多いと盗難が心配だし、少ないと支払いができなくなるかもしれません。
この章では金銭事情について、次の項目に分けて解説していきます。
現金はいくら必要?
- 実際に私がはじめに持っていった金額
- 宿泊費
- 食費
- 飲み物
- 洗濯代
- 予備のお金
- ATMが見当たらない街もある
実際に私がはじめに持っていった金額
私が日本から持っていった金額は、300€(当時のレートで5.5万円ほど)。
両替やATMの場所がわからずに困ることがないよう、日本の両替所であらかじめ両替して持っていきました。
300€で20日ほどもったので、持ちすぎだったと思います。
予想以上にカードが使えたのと、少し大きな町ではATMを見かけたので、数日間を安心して過ごせる程度の現金があれば十分だなと思いました。
宿泊費
現金が最も必要になるのは、アルベルゲの宿泊費。
公営アルベルゲや小規模なアルベルゲでは、現金払いのみの場合があります。
せっかくベッドを確保できても、支払いできなければ困るため、最低でも数泊分の宿泊費は現金で持っておくと安心です。
食費
食事代も現金が必要になる場面があります。
大きな町ではカードが使えるレストランも多いですが、小さな村のバルでは現金のみということもあります。
朝食や昼食を食べられないという状況にならないためにも、食費として使える現金は手元に残しておきましょう。
飲み物
巡礼中は、水やアクエリアスを毎日のように購入します。
特に暑い時期は、1日に何本も飲み物を買うことも。
自動販売機や小さな売店では現金が必要なこともあるため、細かいお金を持っておきましょう。
洗濯代
コインランドリーを利用する場合は、洗濯代も考えておきましょう。
アルベルゲの洗濯機や乾燥機は硬貨しか使えないことがほとんど。
毎日手洗いする人もいますが、数日に一度はコインランドリーを利用する人も多いため、小銭は意外と役立ちます。
予備のお金
巡礼では、予定どおりにいかないこともあります。
急にタクシーを利用したり、予定外の宿に泊まったりすることもあるかもしれません。
そんなときのために、緊急用として使わない現金を少しだけ別に保管しておくと安心です。
財布とは別の場所に分けておけば、万が一財布をなくした場合の備えにもなります。
ATMが見当たらない街もある
大きな町にはATMがあります。
しかし、巡礼路沿いの小さな村ではATMが見つからないことも。
「次の町で引き出せばいい」と思って歩いていると、ATMがなくて焦ることもあるかもしれません。
現金が少なくなってから探すのではなく、大きな町に着いたタイミングで補充しておくのがおすすめです。
現金はあまり持たない方がいい。その理由は?

私自身、多めに持っていったタイプですが、正直あまりおすすめしません。
必要最低限の現金と、クレジットカードやデビットカードを組み合わせる方が、安全かつ肉体&気持ちの面で身軽です。
その理由はこちら。
現金は多く持たない
- 荷物になる
- 盗難が心配
- カードやATMで補充できる
荷物になる
巡礼では、毎日20〜30km以上歩きます。
その際バックパックを背負って歩くため、少しでも荷物は軽い方が楽。
たとえ1gでも荷物を少なくしたいところなんです。
現金もそう。
1枚1枚は軽くても、まとまった金額になると意外とかさばります。
私のバックパックはとっても重くて(11kg)、毎日肩が痛くて泣きそうになっていました。
現金以外で荷物を少なくするコツや、必要だった物・不要だった物など、巡礼での持ち物についてまとめた記事もあります。
ぜひ一度読んでみてくださいね。
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参考【実体験】スペイン巡礼の持ち物完全ガイド|本当に必要だった物・不要だった物
続きを見る
盗難が心配
巡礼者は基本的に、盗難とは無縁の良い人ばかりでしたが、観光客や巡礼者を狙ったスリや置き引きは残念ながらあります。
万が一、多額の現金を盗まれてしまうと、戻ってくる可能性はほぼ0。
時間も食うし、精神的にも大きなダメージになります。
しかし、クレジットカードなら、不正利用に気付いた時点で利用停止の手続きができます。
現金は必要最低限だけを持ち、財布を分けたり、貴重品ポーチを活用したりすることで、リスクも減らせます。
私は分散せず、多めの現金をそのまま持ち歩いていましたが、「盗まれたらそれまでだ」と割り切っていました。
といってもいざ盗まれたら絶対に
・分散しておけばよかった
・なんであんなに多く持っていったんだろう
とウジウジすると思うけど。
カフェやバルで財布を開くときも、周囲の人に財布の中身が見られないよう気をつけて開けていました。
「この女、現金たくさん持ってるぞ!」と思われたくなかったので。
上記以外の持ち物・盗難対策は下の記事にまとめています。
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参考スペイン巡礼の貴重品管理|持ち物・盗難対策・安全に歩くコツ
続きを見る
カードやATMで補充できる
スペインでは、多くの街にATMがあり、必要になったタイミングで現金を引き出せます。
また、スーパーやレストラン、カフェ、バル、ホテルなどでは、クレジットカード決済に対応しているお店も多いです。
なので、最初から多額の現金を持っていかなくてOK。
必要になる直前にATMで引き出す方が、安全面でも管理のしやすさでもおすすめです。
ただし、小さな村ではATMがなかったり、一時的に利用できなかったりすることもあるので、余裕を持って引き出してくださいね。
ATMはどこにある?

必要なタイミングでATMから現金を引き出すのがおすすめと書きましたが、
・ATMは見つかるの?
・日本のようにコンビニATMはある?
と不安に思う方もいるでしょう。
巡礼ルート沿いでも、大きな町ならATMがあります。
この章では、ATMが設置されている場所や利用時のポイントを解説します。
ATMはどこ?
- 大きな町
- 銀行
- ATMの設置場所
- 両替所よりもATMの方が楽
大きな町
巡礼ルート上の大きな町には、必ずATMがあります。
例えば、巡礼者が多く立ち寄る都市や中規模の町では銀行が複数あるので、困ることはないでしょう。
ただし、小さな村ではATMが設置されていないことも。
あったとしても、巡礼ルート沿いにはなく、余分に歩くことになるかもしれません。
ATMを見つけたときに必要な分を引き出しておくと、心に余裕がもてます。
銀行
スペインのATMは、銀行の店舗に併設されているのが一般的。
営業時間外でも、店舗の外壁や入口付近に設置されたATMを利用できます。
銀行によって利用できるカードブランドは多少異なりますが、VisaやMastercardなら、多くのATMで引き出せます。
ATMの設置場所
ATMは、次のような場所で見つけられます。
- 銀行の店舗前
- 駅周辺
- 市街地や広場の近く
- ショッピングエリア
- 大型スーパーの近く
巡礼中はGoogleマップで「ATM」と検索すると、近くのATMを簡単に探せます。
日曜日や祝日は銀行の窓口は閉まっていますが、ATMは通常どおり利用可能なのが嬉しいですね。
両替所よりもATMの方が楽
日本で多額のユーロに両替して持っていくよりも、現地で必要な分だけATMから引き出す方が楽で便利です。
また、現地で両替所を探すのは手間に。
ATMの方が見つけやすいです。
それに、クレジットカードやデビットカードを利用してATMから現金を引き出す方が、両替所より有利なレートになることも。
というわけで、スペイン巡礼では「カード決済を基本にし、必要な現金だけATMで引き出す」というスタイルがおすすめです。
ATMの注意点

ATMは必要なときに現金を引き出せるので、とても便利です。
ただし、日本のATMとは勝手が異なる部分もあるため、事前に注意点を把握しておきましょう。
それではATMを利用する際のポイントを解説します。
ATMの注意点
- 手数料
- 為替レート
- ATMの場所
- カードが使えない可能性
手数料
海外ATMでは、カード会社の手数料に加え、ATMを設置している銀行の利用手数料がかかることがあります。
つまり、少額を何度も引き出すと、そのたびに手数料が発生するということ。
先ほどから、多額の現金は持たない方がいいと言っていますが、数日分の現金がちょうどよいかなと。
為替レート
ATMでは、現地通貨への換算方法を選べる場合があります。
その際は、日本円で確定するのではなく、現地通貨(ユーロ)で決済・引き出しを選ぶのがおすすめ。
日本円換算を選ぶと、その場で支払額が分かりやすい反面、不利な為替レートが適用されることがあります。
ATMの場所
ATMは、できるだけ銀行に設置されているものを利用すると安心です。
人通りの少ない場所や、観光地にポツンと設置されているATMよりも、銀行店舗に併設されたATMの方が、トラブルのリスクを減らせます。
また、夜間や早朝など利用者が少ない時間帯は避け、人目のある時間帯に利用するようにしましょう。
カードが使えない可能性
海外では、まれにATMでカードが読み取れなかったり、システム障害で利用できなかったりすることがあります。
また、カード会社による不正利用防止のため、一時的に利用が制限されるケースも。
なので、カードは1枚だけではなく、ブランドの異なるカードを2枚以上持っていくのがおすすめ。
さらに、少額の現金も手元に残しておけば、ATMが利用できない状況でも慌てずに対応できます。
私は過去にメキシコのATMで、カードを挿入したら出てこなかったというトラブルに遭いました。
色々操作しているうちに、何とか出てきましたが、予想外のトラブルに遭う可能性もあることも覚えておきましょう。
クレジットカードは2枚あると安心

スペイン巡礼で役立つクレジットカードですが、1枚だけに頼るのはおすすめしません。
万が一カードが使えなくなったり、紛失したりすると、その後の巡礼に大きな影響が出てしまいます。
私も、万が一に備えて複数枚のクレジットカードを持って行きました。
クレジットカードの枚数
- Visa
- Mastercard
- 1枚だけに頼らない
- 私の場合
Visa
海外では、Visaブランドのクレジットカードが使える店舗が多くあります。
スペイン巡礼中も、Visaで支払いに困る場面はほとんどありませんでした。
もし1枚だけ選ぶのであれば、Visaは候補の一つになるでしょう。
Mastercard
Mastercardも世界中で広く利用されているブランドです。
私のメインカードはMastercard。
ほぼメインカードを使っていましたが、たまに店舗や決済端末との相性で使えないこともあり、Visaカードも使っていました。
VisaとMastercardを持っていってよかったです。
1枚だけに頼らない
どんなに便利なクレジットカードでも、絶対に使えるとは限りません。
- カード会社による不正利用検知で一時的に利用停止になる
- ICチップや磁気の不具合で読み取れない
- 紛失や盗難に遭う
- 店舗側の端末トラブルで決済できない
などのトラブルもありえます。
「予備のカードがある」と思うと、安心して巡礼できますね。
私の場合
私は、メインカード(Mastercard)の他にVisaカード、さらに予備でAMEXカードを1枚ずつ持って行きました。
万が一どれかが使えなくなっても対応できるようにするためです。
大きなトラブルはなく、カード払いができる場所ではクレジットカードを利用し、現金しか使えない場所では現金を使って巡礼していました。
ただし、私の場合、アルベルゲやホステルのネット予約などでカード決済したときに、メインカードはSMS認証が必要だったのです。
SMSが届かず使えないので、その際は予備のカードを使っていました。
長期間の海外旅行では何が起こるかわかりません。
予備のカードは持っておくのがおすすめです。
私が感じたスペイン巡礼のお金事情

フランス人の道を歩きましたが、出発前は「現金がないと何もできない」と思っていました。
しかし、クレジットカードが使えるシーンが意外と多かったんです。
もちろん、現金は必要ですが、この章ではフランス人の道を歩いて感じたお金事情を紹介していきます。
スペイン巡礼、お金事情
- 出発前は現金必須だと思っていた
- 思ったよりカードが使えた
- だとしても現金が必要な場面はあった
- カードが使えると思って現金を持っていないとマジで困る
- 結局、カードと現金の両方が一番安心
出発前は現金必須だと思っていた
巡礼へ行く前は、
・アルベルゲはほぼ現金払い
・巡礼中、カードは使えない
という情報をよく目にしました。
というわけで、「現金を多めに持って行かなければ!」と考えたのです。
もちろん現金は必要でした。
しかし、想像よりもカードが使え、現金のみという方が少なかったです。
思ったよりカードが使えた
一番驚いたのは、クレジットカードが使える場所の多さです。
カフェやレストラン、スーパーなどでは、カードOKのお店が多く、現金を使わずに済む日もあったほど。
以前の情報では「現金が必須」でしたが、キャッシュレス化は進んでいます。
だとしても現金が必要な場面はあった
現金が必要な場面もまだまだあります。
現金払いのみのアルベルゲ、小さな村のバルや商店、コインランドリーなどでは、カードが使えません。
また、教会へのドネーションや仲間との割り勘なども現金が必要です。
「現金がないと困る日」は実際にありました。
カードが使えると思って現金を持っていないとマジで困る
「最近はキャッシュレスだから大丈夫だろう」と考えて現金を持たずに歩くのは、おすすめしません。
もし宿泊予定のアルベルゲが現金払いだったら、その日の宿に泊まれない可能性があります。
次のATMまで何kmも歩くかもしれないため、現金がないのは不安です。
せっかく長時間歩き、達成感で満ち溢れているなか、現金がなくて宿に泊まれないのは絶望です。
カードが使えないことも想定し、現金を持ち歩くようにしましょう。
結局、カードと現金の両方が一番安心
フランス人の道を歩いて感じたのは、「クレジットカードと現金は、どちらも必要」ということ。
カードが使える場所ではカードを利用し、現金しか使えない場所では現金を使う。
現金が減ってきたら、ATMで補充する。
このスタイルが一番でしょう。
スペイン巡礼、お金に関するよくある質問

スペイン巡礼のお金に関して、出発前によくある疑問をまとめました。
よくある質問
- スペイン巡礼は現金必須?
- クレジットカードは使える?
- アルベルゲはカード払いできる?
- 現金はいくら持っていけばいい?
- ATMはある?
- クレジットカードは何枚持っていく?
- デビットカードでも大丈夫?
- スマホ決済は使える?
スペイン巡礼は現金必須?
現金は必要ですが、現金だけで過ごす必要はありません。
クレジットカードが使える場所は想像以上に多いです。
しかし、アルベルゲや小さな町のバル・商店などでは現金のみのところも。
カードと現金の両方を準備しておくのがおすすめです。
クレジットカードは使える?
使えます。
カフェやレストラン、スーパーマーケットなどでは、カードOKのお店が多くありました。
ただし、小さな町や村では現金のみのお店もあるため、カードだけに頼るのは避けましょう。
アルベルゲはカード払いできる?
アルベルゲによって異なります。
民営アルベルゲではカード払いに対応しているところもありますが、公営アルベルゲや小規模な施設では現金のみの場合も。
予約サイトで事前決済できる施設もありますが、「アルベルゲだからカードが使える」とは考えず、現金も持っておきましょう。
現金はいくら持っていけばいい?
人によって使う金額は異なりますが、数日分の宿泊費と食費を支払える程度の現金は持っておくのが安心です。
ただし、現金を大量に持ち歩く必要はありません。
必要になったらATMで引き出すという方法でも十分対応できます。
ATMはある?
大きな町にはATMがあります。
ただし、巡礼路沿いの小さな村ではATMがないことも。
現金が少なくなってから探すのではなく、ATMを見つけたタイミングで早めに引き出しましょう。
クレジットカードは何枚持っていく?
2枚あると安心です。
万が一、カードが使えなくなったり紛失したりしても、もう1枚あれば対応できます。
VisaとMastercardを1枚ずつ持っていくと、より安心して巡礼を続けられるでしょう。
デビットカードでも大丈夫?
デビットカードでも利用できる場所はあります。
ただし、店舗によっては利用できない場合や、カードの種類によって対応が異なることも。
デビットカードだけではなく、クレジットカードも持っていくことをおすすめします。
スマホ決済は使える?
Apple PayやGoogle Payなどのスマホ決済に対応している店舗もあります。
しかし、すべての店舗で使えるわけではありません。
また、スマホの充電切れで使えないことを想定し、クレジットカードと現金も準備しておきましょう。
まとめ

スペイン巡礼へ行く前は、「現金をたくさん持っておかないと、すぐになくなっちゃう」と思っていました。
しかし、いざ歩いてみると、カフェやレストラン、スーパーなど、クレジットカードが使える場所は以想像上に多かったです。
ただし、公営アルベルゲや小さな町のバル、コインランドリーなど、現金が必要になる場面もあります。
「現金だけ」「クレジットカードだけ」のどちらか一方ではなく、両方を準備しておきましょう。
・現金は数日分を目安に持ち歩き、不足しかけたときに大きな町のATMで引き出す
・クレジットカードはVisaとMastercardなど異なるブランドを2枚用意しておく
このように準備しておけば、お金のことで過度に心配する必要はありません。
これからスペイン巡礼へ行く方の参考になれば幸いです。
Buen Camino!
あわせて読みたい
▼読んでいただきありがとうございます

