こんにちは、haggyです。
スペイン巡礼の持ち物も気になるけど、そもそもバックパックの大きさも悩みますよね。
私はこれまでバックパックの旅をしたことがなく、且つ巡礼での荷物は少ない方がいいと聞いていたので、
・何Lあれば足りるのか
・どのくらいの重さなら大丈夫なのか
いろいろ考えました。
しかし、あれこれ悩んだくせに荷物が重くなり、だいぶ苦しめられることに。
毎日20km以上歩いていると、荷物の重さがじわじわ身体に響いてきます。
「もっと荷物を減らせば、こんなに辛くなかったのに」というのが正直な感想。
というわけでこの記事では、私が実際に使ったバックパックや容量、荷物の重さなどを解説。
これからスペイン巡礼を歩く人が、バックパック選びで後悔しないための参考になればと思います。
スペイン巡礼を経験して
これまで自分が人に助けてもらうなんて「甘え」だと思っていた。
でも見返りを求めない優しさがそこらじゅうにあった。
そして私はポンコツすぎた。。。
2025年5月~6月、スペイン巡礼にてフランス人の道を歩きました。
フランスのサン=ジャン=ピエ=ド=ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまで、その距離約780km以上。
日々限界を超えて歩いていくなかで、多くの失敗をし、泣きたくなる出来事に遭遇し、でもそれ以上の喜びと楽しさ、感動を味わいました。
毎日が宝物のような日々。
人生観すら変える旅だったからこそ、日記では嘘偽りなく全てをぶつけたい。
汚い体験・嫌な思い出・準備不足だったことも全て包み隠さず。
・海外旅行の体験談を読みたい方
・スペイン巡礼がどんなのか知りたい方
・スペイン巡礼をしようか迷っている方
が楽しめて参考になるように日記を綴っていきます。
スペイン巡礼のバックパックは何Lがいい?|32日間歩いた私の結論

スペイン巡礼のバックパックを選ぶとき、まず気になるのが「何Lあればいいの?」ではないでしょうか。
私が実際に使ったのは、MILLET(ミレー)の「サースフェー NX 40+5」です。
容量は40+5Lで、40Lを基本に、雨蓋部分などを広げることで最大45Lまで使えるタイプ。
重量は約1.56kgです。
カミーノ×バックパック
- 私が実際に使ったバックパック
- 容量は〇L
- 荷物を入れると約○kgに
- 結果、もっと軽くすればよかった
- バックパックは「大きさ」より「重さ」
私が実際に使ったバックパック
こちらが、私が実際に使ったMILLET(ミレー)の「サースフェー NX 40+5」です。

※左にあるのはレインカバー
背負ったときの安定感があり、ポケットも多く、長時間歩くことを考えても使いやすいバックパックでした。
仲間のバックパックよりも大きいサイズでしたが、今振り返るとバックパックの重さよりも、この中に何を入れたかの方が敗因だったと思います。
容量は〇L
サースフェー NX 40+5の容量は、名前のとおり40+5Lです。
40Lが基本で、必要に応じて5Lの拡張が可能。
スペイン巡礼では、着替えや洗面用品、電子機器、雨具など、ある程度の荷物を持って歩くことになります。
なので、30Lでは少し不安、でも大きすぎるバックパックは避けたいという人には、40L前後は使いやすいサイズと言えるでしょう。
ただ、春~夏にかけての巡礼では少々大きすぎました。
個人的には同じデザインの1サイズ小さいバージョン、30+5がちょうど良かったなと思います。
バックパックの容量は、荷物をどれだけ減らせるかによって変わってくるもの。
「40Lだから安心」と荷物を詰め込んでしまうと、バックパックが大きい分だけ荷物も増えてしまうからです。
荷物を入れると約○kgに
そして、私の場合はというと...。
荷物を全部入れると、約11kgになりました。
初日のピレネー越えで大・後・悔。
自宅を出てから現地で歩き始めるまでは、「まあ、これくらいなら大丈夫だろう」と思っていました。
でもスペイン巡礼は1日だけ歩くわけではありません。
何日も、何週間も、毎日バックパックを背負って歩きます。
ものの数時間で、「足だけじゃなくて肩も痛いよぅ」と泣きそうに。
結果、もっと軽くすればよかった
32日間歩き終わった今だから言えること。
それは、もっと荷物を減らせばよかった。
私の場合、巡礼しながら仕事をするつもりでいたので、ノートパソコンを持っていったのが大きな敗因でした。
それに、実際に使わなかったものも。
ノートパソコンは途中で動かなくなるし、使わなかったものも含め、結局32日間ずっと背負って歩いていたわけです。
たった数百gでも、それが積み重なれば1kg、2kgと増えていきます。
そして、その荷物を毎日何時間も背負うことに。
そもそもノートパソコンは必要でしょうか?
私のように持って行こうとしている方は、下の記事を読んで、今一度自分に問いかけてみてください。
続きを見る
参考スペイン巡礼 | ノートパソコンは持って歩ける?仕事できる?
バックパックは「大きさ」より「重さ」
スペイン巡礼のバックパックを選ぶとき、容量はもちろん大切です。
しかし、容量よりも重さの方が大事でした。
今なら、バックパックの容量だけを見るのではなく、「このバックパックに、何kgの荷物を入れるのか」まで考えて選ぶでしょう。
スペイン巡礼は、1か月以上も長距離を歩く旅です。
1日だけなら「これくらい大丈夫」と思える重さでも、32日間毎日背負うとなると話は別。
バックパックは「何Lか」だけではなく、「どれだけ軽くできるか」まで考えて選ぶのがおすすめ。
ただし、大きいバックパックだと、つい荷物を詰め込んでしまいそうになるのも覚えておきましょう。
スペイン巡礼でバックパックは何L必要?

スペイン巡礼のバックパックは、30〜40L程度を目安にすると選びやすいです。
実際に巡礼者の持ち物を見ても30〜40L前後はよく使われており、必要なものを収めることは十分可能。
私自身は40+5Lのバックパックを使いましたが、約11kgになってしまいました。
ノートパソコンを持っていかず、もう1サイズ小さいものにすればよかったと思っています。
バックパックの容量
- 30〜40L程度が使いやすい
- 荷物が多い人は40L前後
- 荷物をかなり減らせるなら30L程度
- 大きすぎるバックパックはおすすめしない
30〜40L程度が使いやすい
初めてスペイン巡礼を歩くなら、まずは30〜40L程度を目安に考えてみるといいでしょう。
30Lだとかなりコンパクトですが、荷物を厳選すれば十分収まります。
40L前後なら、少し余裕を持って荷物の収納が可能。
特に春や秋など、夏よりも衣類が増える時期は、35~40L前後の方が使いやすいと思います。
実際、周りを見ても30〜40Lを使う巡礼者が多かったです。
荷物が多い人は40L前後
「荷物を減らす自信がない」という方なら、40L前後を選ぶのが安心です。
着替えや洗面用品、寝袋、雨具、電子機器などを入れていくと、思っている以上に荷物は増えるもの。
私も40+5Lのバックパックを使いました。
それでもぎゅうぎゅうだったので、持ちすぎです。
入るからといって、入れていいわけではないんですね。
荷物をかなり減らせるなら30L程度
荷物をできるだけ減らして、必要最低限のものだけで歩くなら、30L程度でも十分です。
実際、30L程度のバックパックでスペイン巡礼を歩いていた人もいますし、荷物を軽量化して25〜30L程度に収める人もいます。
特に、
- 洗濯をこまめにする
- 着替えは最小限に
- 電子機器を減らす
- 現地で買えるものは持っていかない
といった工夫をすれば、かなりコンパクトにできるでしょう。
私の失敗経験を活かし、スペイン巡礼に必要な持ち物や要らなかった物をまとめた記事があります。
ぜひ参考にしてくださいね。
続きを見る
参考【実体験】スペイン巡礼の持ち物完全ガイド|本当に必要だった物・不要だった物
大きすぎるバックパックはおすすめしない
「大は小を兼ねる」と、50L、60Lと大きなバックパックを選ぶのは、スペイン巡礼ではあまりおすすめしません。
私の40+5ℓも周りから見ればかなり大きかった方ですし。

もちろん、大きなバックパックが必要な人もいます。
冬に歩く人や、荷物が多い人、テントなど特殊な装備を持っていく人なら大きめの容量が必要になることもあるでしょう。
でも、アルベルゲなどに泊まる一般的なスペイン巡礼なら、50L以上の容量は大きすぎるかなと。
私自身、40+5Lのバックパックに約11kgの荷物を入れて32日間歩きました。
そして大後悔しました。
だからこそ言えます。
バックパックは、大きければいいわけではありません。
「必要なものが無理なく入る、できるだけ小さなサイズ」を選ぶこと。
そして何より、容量よりも最終的な荷物の重さを意識することが大事です。
カミーノの8か月後、熊野古道を同じバックパックで歩きました。
そのときはカミーノの反省を活かし、荷物は7kg以下に。
おかげで肩が痛くなることはありませんでした。
注意ポイント
熊野古道のときは、バックパックの3分の2ほどしか埋まりませんでした。
実はこれ、あまりよくないんです。
荷物に対して容量が大きすぎると、バックパックの中に余裕ができ、歩くたびに荷物が動いてしまうことがあるから。
荷物が安定しないと、身体もそれに合わせてバランスを取ろうとするため、長時間歩くほど疲れやすくなります。
必要な荷物がちょうど収まるサイズを選ぶことも、疲労を減らすポイントです。
実際に32日間歩いて感じたバックパックの重さ

「スペイン巡礼のバックパックの重さは、体重の10%程度が目安」と聞いたことはありませんか。
私も出発前、この話を聞いたことがありましたが、準備段階で「体重の10%なんてとてもじゃないけど無理」と思っていました。
結果、11kg。体重が110kgあるわけではありません。
そして、荷物の重さは想像以上に巡礼のしんどさに直結すると悟ったのです。
私の荷物は重すぎた
- 私のバックパックはかなり重かった
- 歩き始めは「いける」と思った
- 重さがジワジワ身体に響いてくる
- 巡礼そのものがしんどい
- 今ならもっと荷物を減らす
私のバックパックはかなり重かった
出発前は、必要なものを入れているだけなので「こんなもんかな。どうせ使うし」と思っていました。
でも「ヤバい、失敗した」と思ったのは歩き始めて割とすぐ。
11kgを背負って残り1か月以上歩き続けなければならないことに絶望したのを覚えています。
歩き始めは「いける」と思った
何事も痛い目にあわないと気づけない私。
「11kgあるけど、これくらいならいけるでしょう」
そんな感覚でした。
歩き始めは体力もあるし、これから始まる巡礼へのワクワク感もあります。
多少重くても、それほど気になりません。
ところが、ものの2時間ほどで、少しずつ状況が変わってきました。
重さがジワジワ身体に響いてくる
フランスのサン=ジャン=ピエ=ド=ポーを出発し、はじめは平坦な道を歩いていました。
そのときはバックパックの重さなんて気になりません。
むしろワクワクの方が勝っていました。
しかし、フランス人の道は初日にして最難関のピレネー越えがあります。
いきなり急になる上り坂。
一歩一歩進むのがやっとの状況で、バックパックの重さが恨めしく感じてきます。
足は痛いし肩も痛い。
荷物が軽かったらどんなに楽だったろうか。
ああ今すぐバックパックを投げ捨てたい。いやそれはダメだ。
そして、何とか初日歩ききっても、その日の疲れだけではありません。
明日も、明後日も、その次の日も、ずーっとこの荷物を背負って歩かないといけない。
ここでやっと荷物は1gでも軽くした方がいいと悟ったのです。
▽辛いが景色は最高

巡礼そのものがしんどい
荷物が重いと、歩くことがしんどくなります。
足が疲れるだけでなく、肩や腰にも負担がかかります。
「荷物が軽かったらもっと歩きや景色を楽しめたのに」と思うことが何度もありました。
スペイン巡礼には長い距離や上り下りなど、もともと大変な部分があります。
そこに重いバックパックが加わると、巡礼がさらにしんどくなると想像できますよね。
せっかく景色を楽しんだり、出会った人と話したりできる旅なのに、「早くアルベルゲに着かないかな」ばかり考えるようになります。
今ならもっと荷物を減らす
32日間歩き終わった今、もしもう一度スペイン巡礼に行くなら、私は間違いなくもっと荷物を減らします。
必要かもしれないものを何日も背負い続けるより、必要最低限のものだけを持って歩く。
ノートパソコンは持っていかない。
「持っていくか迷ったら、とりあえず入れる」ではなく、「本当に毎日背負ってまで持っていくものなのか」と考えてみてください。
身をもって知ったことで、熊野古道では荷物を大幅に減らせました。
スペイン巡礼のバックパックに入れるもの

スペイン巡礼では、持ち物によってバックパックの重さはだいぶ変わってきます。
持ち物は厳選しましょう。
この章では、私が実際に持っていったものを中心に、スペイン巡礼で必要になるものをカテゴリーごとに紹介します。
バックパックに入れるもの
- 衣類
- 靴・サンダル
- 洗面・衛生用品
- 電子機器
- 貴重品
- 雨対策
- その他の便利グッズ
衣類
ただし、スペイン巡礼では何日分もの着替えは不要です。
基本的には2~3着を洗濯しながら着回すことになります。
Tシャツや下着、靴下などは必要最低限に。
また、朝晩の寒さに備える上着も必要です。
といっても厚手の服を何枚も持っていくと、すぐに荷物が重くなります。
どうしても足りない場合は、現地で買い足すようにしましょう。
スペイン巡礼での着回し術について書いた記事もあるので、服装でお悩みの方は参考にしてくださいね。
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参考スペイン巡礼の服装は毎日同じ?実際の着回し事情を解説
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靴・サンダル
靴は、スペイン巡礼でかなり重要。
私は激安の靴で大失敗したのです。
巡礼では毎日かなりの距離を歩くため、慎重に選ぶのがおすすめ。
また、アルベルゲでは巡礼の靴を履いて歩きまわれないので、サンダルなどがあると便利です。
靴とサンダルの両方を持つと荷物は増えますが、宿に着いてから靴を脱いで足を休ませられるのは大きなメリット。
靴選びに失敗したエピソードと、歩いて感じたカミーノに合う靴についてまとめた記事もあるので、参考にしてくださいね。
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参考スペイン巡礼 | 2,900円の靴で780km歩き大失敗した話。おすすめの靴は?
続きを見る
洗面・衛生用品
歯ブラシや歯磨き粉、シャンプー、ボディソープなどの洗面用品も必要です。
ただし、なるべく重くならないよう小さなものを選びましょう。
必要な分だけ持っていけば、かなり軽量化できます。
女性の場合は、スキンケアや化粧品などもあります。
全部持っていきたくなりますが、32日間毎日背負うことを考え、「本当に必要?」と自分に問いかけてみましょう。
シャンプーやボディソープは巡礼中に買い足せます。
電子機器
スマホや充電器、モバイルバッテリーなども必要になります。
ただ、電子機器は一つひとつは軽くても、充電器やケーブルなどを増やしていくと意外と重くなります。
加えて私の場合はノートパソコンのACアダプターも持っていっていたので、さらにヘビーに。
カメラなどを持っていく場合も、本当に必要なのかを考えてから持って行くか決めましょう。
スマホで十分なら、カメラを持っていかないという選択もあり。
私もミラーレス一眼を持っていますが、重さの関係上でカミーノへは持っていきませんでした。
貴重品
パスポート、財布、クレジットカード、現金などの貴重品も無いと困るもの。
思ったよりクレジットカードが使えましたが、現金が必要になる場面もあります。
カードと現金は両方を用意しておきましょう。
クレジットカードがどれくらい使えるかは、下の記事で確認してみてくださいね。
続きを見る
参考スペイン巡礼は現金必須?クレジットカードはどこで使える?お金事情を解説
また、パスポートなどは紛失しないよう、バックパックの取り出しやすさだけでなく、安全に管理できる場所があるかも考えておきたいところです。
カミーノでの貴重品対策についてまとめた記事もあるので、参考にしてくださいね。
続きを見る
参考スペイン巡礼の貴重品管理|持ち物・盗難対策・安全に歩くコツ
雨対策
スペイン巡礼では、雨への備えも必要です。
レインウェアやバックパックのレインカバーなど、雨が降ったときに荷物と身体を守れるものを用意しておきましょう。
ただし雨対策グッズも重さ対策のため、最小限に。
私はバックパックごとすっぽり覆えるポンチョを持っていきました。
持っていったポンチョで皆に認知されるというエピソードも。
気になった方は初日の日記をご覧ください。
続きを見る
参考スペイン巡礼1日目、サン・ジャンからロンセスバージェスへ|ピレネー越えの過酷なスタート
その他の便利グッズ
このほかにも、洗濯ばさみや小さな袋、耳栓など、あると便利なものがあります。
ただし、荷物が一番増えやすいところ。
「スペイン巡礼に便利なもの」と調べると、いろいろなグッズが出てきます。
便利そうと持っていったけど、意外と自分には合わず、使わなかった物も。
「毎日背負ってまで必要か」考えて厳選しましょう。
スペイン巡礼に必要な持ち物や要らなかった物をまとめた記事があります。
ぜひ参考にしてくださいね。
続きを見る
参考【実体験】スペイン巡礼の持ち物完全ガイド|本当に必要だった物・不要だった物
バックパックを選ぶうえでの重要なポイント

スペイン巡礼のバックパック選びで大事なのは、容量だけではありません。
いざ長距離を歩いてみると、容量よりも
・背負ったときに身体に合っているか
・荷物が安定するか
なども重要なのだと思いました。
一般的にも30〜40L程度が使いやすいサイズとされ、背面やウエストベルトなど、身体に合ったフィッティングが大事。
というわけで、この章では次の項目に分けて解説していきましょう。
ポイント
- 容量
- 重さ
- 背負いやすさ
- 背中の通気性
- ウエストベルト
- ポケットの使いやすさ
- レインカバー
- 機内持ち込みできるサイズか
容量
スペイン巡礼なら、30〜40L程度を一つの目安にするといいでしょう。
ただし、大きければいいわけではありません。
バックパックに余裕があると、「まだ入るし...」と荷物を増やしてしまうからです。
私も40+5Lを使いましたが、約11kgになりました。
今なら、パソコンを入れず、必要なものがちょうど収まるくらいのサイズを選ぶでしょう。
重さ
バックパックそのものと荷物の重さは、快適に巡礼をしていくうえでめちゃくちゃ重要です。
ただし、軽さだけを優先して、背負いにくいものを選ぶのもおすすめしません。
本体の軽さと背負いやすさのバランスで選びましょう。
背負いやすさ
バックパックは、実際に背負って選ぶのがおすすめ。
同じ40Lでも、身体に合うものと合わないものでは、背負ったときの感覚がだいぶ違ってきます。
特に長時間歩くスペイン巡礼では、肩だけに負担が集中しないことが大切。
可能なら、実際に荷物を入れた状態に近い重さで試着すると、臨場感がわき、歩いている姿を想像しやすくなるでしょう。
背中の通気性
長時間歩いていると、当然ながら背中も汗をかきます。
バックパックが背中にぴったり密着するタイプだと、暑いときに蒸れます。
背中に適度な空間ができる構造や、通気性を考えた背面になっているものを選びましょう。
私が使っていたバックパックは背中の部分がメッシュになっていたため、通気性においての不便さは感じませんでした。

ただし、背中を大きく浮かせる構造は、荷物の重心や安定感とのバランスもあります。
「涼しそう」だけで決めず、実際に背負って確認してくださいね。
ウエストベルト
ウエストベルトも大事です。
肩だけで、カミーノの荷物が入ったバックパックを支えて歩くのはすごく大変。
ウエストベルトがあることで、重さを腰側にも分散できます。
また、歩いているときのバックパックの揺れを抑える役割もあります。
ポケットの使いやすさ
ポケットは、数が多ければいいというわけではありません。
大切なのは、歩きながらよく使うものを、取り出しやすい場所に収納できるかです。
水、スマホ、食べ物など、歩いている途中で使うものを、毎回バックパックの中からガサゴソ探すのは面倒。
ポケットの位置や大きさなども含めて、「歩きながら使いやすいか」を重視してみてくださいね。
私の場合は、ウエストベルトの収納に日焼け止めを入れていましたが、大活躍でした。

レインカバー
スペイン巡礼では、雨対策も必要です。
バックパックにレインカバーが付属しているモデルなら、別に購入する必要がないので便利。
付属していない場合は、自分のバックパックの容量に合ったものを用意しましょう。
レインカバーは大きすぎても風でばたつきやすいため、サイズが合っていることも大事。
また、レインカバーだけに頼らず、バックパックの中身を防水バッグなどで分けておくと、万が一濡れたときにも安心です。
機内持ち込みできるサイズか
機内持ち込みできるサイズかも確認しておくと便利。
ただし、機内持ち込みのサイズや重量制限は航空会社や運賃によって異なります。
バックパックは容量だけでなく、実際の外寸や荷物を入れたときの大きさも確認しましょう。
私の場合、利用した航空会社は重さオーバーで
持ち込みNG。
さらに、液体も機内持ち込みの規定を超えたため、機内に持ち込まずに預けました。
バックパックを選ぶときは、容量 → 本体の重さ → 背負いやすさ → 収納性の順に考えてみると選びやすいでしょう。
スペイン巡礼では「軽さ」最優先

スペイン巡礼のバックパックは軽さが命!
というわけで、この章では軽さにフォーカスして解説していきます。
軽さが命
- 1日だけなら重くても歩ける
- でも32日間毎日歩くと話が違う
- 「念のため」は荷物が増える原因
- 持っていったけど使わなかったもの
- 必要になったら現地で買えばいい
1日だけなら重くても歩ける
11kgのバックパックでも、1日だけなら「まあ、歩ける」と思うかもしれません。
実際、私も多少肩が痛くなっても、休憩すれば何とかなるだろう。という感覚でした。
でも、スペイン巡礼は1日だけのハイキングではないのです。
でも32日間毎日歩くと話が違う
毎日20km、30kmと歩き、そのうえ約11kgの荷物を背負う。
歩き始めの数時間は耐えられても、次第に肩と足が痛くなっていきます。
肩が痛くなると、後ろ手やストックでバックパックの底を持ち上げながら歩きます。
そうするとバックパックが肩から浮き、少しだけマシになるのです。
しかし、それも小手先の作戦でしかありません。
手が疲れるからです。
「荷物がもっと軽ければこんなに辛くはなかっただろう」とひしひし感じていました。
「念のため」は荷物が増える原因
私の場合はノートパソコンと周辺機器が11kgの要因でした。
しかし、これをご覧の方の中には、PCこそ持っていかないものの、
・使うかもしれない
・何かあったら困る
・持っていた方が安心
と、念のためで荷物を準備する方もいるかもしれません。
そう考えていると、どんどん荷物が増えていきます。
いったん荷物を準備した後、重さを測ってみてください。
そして、重い場合はもう一度荷物を見直し、「本当に必要か?」を考えてみてくださいね。
1gでも軽くするくらいの気持ちで準備しましょう!
持っていったけど使わなかったもの
持っていったものの、ほとんど使わなかったものがありました。
私の場合は機内枕。
膨らませるタイプのものだったら良かったのですが、そうではないタイプ。
フライトでは必要ですが、巡礼では重い&かさ張って邪魔でした。
このように、巡礼が始まってみると「なくても困らなかった」というものが出てくるはずです。
これが一番もったいない。
「持っていった方が安心」ではなく、「毎日使うか?」を基準に荷物を選んでみてくださいね。
必要になったら現地で買えばいい
覚えておきたいのが、必要になったら現地で買えばいいということ。
もちろん、薬やサイズが合う靴など、簡単には現地調達できないものもあります。
それでも、「いつ使うかわからないもの」まで最初から全部持っていく必要はありません。
バックパックは大きいほど安心なのではなく、必要なものだけを入れて、できるだけ軽くすること。
これが、私がスペイン巡礼で実感した一番の教訓です。
バックパックが重いなら荷物配送もあり

「荷物を減らしたいけれど、どうしても重くなってしまう」という場合は、バックパックそのものを運んでもらう方法もあります。
スペイン巡礼には、宿泊先から次の宿泊先まで荷物を運んでくれるサービスがあります。
私自身も実際に2回利用しましたが、とっても楽でした。
荷物配送サービス
- スペイン巡礼には荷物配送サービスがある
- 実際に使ってみた
- 荷物を預けるとかなり楽
- 毎日使う必要はない
- 体力に不安があるなら検討してもいい
スペイン巡礼には荷物配送サービスがある
荷物配送サービスは、朝アルベルゲの所定の場所にバックパックを置いておくと、次の宿泊先まで運んでもらえるというサービス。
巡礼の出発地点から、サンティアゴ・デ・コンポステーラまで荷物を送るサービスもありますが、ここでは区間毎に利用するサービスの方で説明しますね。
実際に使ってみた
私はスペイン巡礼の途中で、実際に荷物配送を利用しました。
巡礼後半で、毎日11kgの荷物を背負うのはキツイと限界を感じていたときのこと。
初日のピレネー越えに次ぐ難所が待ち構えていました。
この状態で難所を超えるのは厳しいだろうと判断し、荷物配送サービスを利用。
するとどうでしょう。
トレーニング感覚でスタスタと難所を乗り越えられたのです。
11kgから解放され、羽が生えたように足取りが軽い。
普段なら肩にずっしり感じるバックパックを背負わず、貴重品など必要最低限のものだけを持って歩く。
「こんなに楽なの?」と思うくらい、身体への負担が違いました。
荷物を預けるとかなり楽
荷物配送を利用して一番大きいのは、やはり身体が楽になることです。
バックパックが軽くなるだけで、肩や足腰への負担が減ります。
また、重い荷物を背負って歩く必要がないので、長い距離を歩く日でも余裕ができます。
スペイン巡礼は景色を楽しんだり、ほかの巡礼者と話したり、途中でカフェに立ち寄ったりするのも楽しみの一つ。
荷物が軽くなれば、それだけ周りを見る余裕も生まれます。
毎日使う必要はない
とはいえ、最初から最後まで毎日利用する必要はありません。
1回6ユーロなので、毎日利用すると費用がかさみます。
荷物が重く感じる日や、長い距離を歩く日などがおすすめ。
フランス人の道、初日にして最難関のピレネー越えでは多くの巡礼者が荷物配送サービスを利用していました。
私も巡礼後半で実際に配送サービスを利用して、初日に使わなかったことを後悔したほどです。
スペイン巡礼は「絶対に自分で全部背負って歩かなければいけない」というものではありません。
自分の体力や体調に合わせて、便利なサービスを使うのも一つの方法です。
体力に不安があるなら検討してもいい
特に、長距離を歩くことに慣れていない人や、荷物が重くなってしまった人は、荷物配送を利用してもいいと思います。
もちろん、荷物配送を使うかどうかは人それぞれ。
でも、「せっかくスペイン巡礼に来たのだから、全部自分で背負わなければ」と無理をする必要はありません。
荷物を軽くすることは、楽をすることではなく、巡礼を最後まで楽しむための工夫です。
しかしこのバックパック配送サービス、メリットもあればデメリットもあるので、下の記事を事前に確認したうえで利用してくださいね。
続きを見る
参考スペイン巡礼、バックパック配送サービスのメリット・デメリット
スペイン巡礼におすすめのバックパックは?

スペイン巡礼のバックパックを探していると、容量や機能など、いろいろな選択肢が出てきて迷います。
私が使ったのは、MILLET(ミレー)の「サースフェー NX 40+5」。
11kgの荷物を詰め込みましたが、このバックパックのせいではありません。
私が後悔しているのは、バックパックの中に約11kgの荷物を入れてしまったことです。
おすすめバックパック
- 私が実際に使ったバックパック
- 実際に使ってわかったメリット
- 実際に使ってわかったデメリット
- 今から選ぶならどんなバックパックにする?
私が実際に使ったバックパック
サースフェー NX 40+5ですが、容量は40Lに加えて5Lの拡張ができるタイプで、最終的に約11kgになりました。
バックパックはパンパンで、もうお土産すら入れられない状態。
まぁそれは自業自得として...。
登山用のバックパックなので、長時間背負って歩くことを考えた作りになっています。
実際、32日間毎日使いましたが、途中で「このバックパックを選ばなければよかった」と思うことはありませんでした。
むしろ、11kgという重さを背負わせてしまったことの方を反省しています。
実際に使ってわかったメリット
一番よかったのは、しっかり身体にフィットして、長時間背負いやすかったことです。
サースフェー NX 40+5には、背面システムやボディフィットストラップ、ウエストポケットなどがあり、荷物を安定させやすい構造になっています。
また、ポケットが複数あるので、スマホや飲み物など、歩いている途中で使うものを分けて収納できました。
▽側面のポケット(左右両方に有)

▽ウエストポケット(左右両方に有)

▽上にも収納がある

あとはレインカバーが付属しているのも便利でした。
実際に使ってわかったデメリット
デメリットは、バックパック自体が軽量タイプではないこと。
約1.56kgあり、登山用として考えれば極端に重いわけではありません。
中型のバックパックにしてはちょっぴり重いかな?という感覚でしょう。
でもスペイン巡礼では、バックパック+荷物を毎日背負って歩きます。
私の場合、荷物を入れた状態で約11kg。
しかも、40+5Lという容量があるため、入れようと思えばどんどん入ってしまうのです。
今から選ぶならどんなバックパックにする?
もし今からスペイン巡礼に行くなら、私は同じMILLET(ミレー)の「サースフェー NX 30+5」にするでしょう。
そう、私が使っていたバックパックの小さいバージョンです。
収納や背面の通気性など、機能面では何ら不満はなく、むしろこれにして良かったと思っていました。
問題だったのは、11kgだったことだけ。
これさえクリアすればいいわけです。
ノートパソコンと周辺機器さえなければ、30+5でもおさまるはずです。
実際、スペイン巡礼での反省を活かし、熊野古道を歩いたときは7kg以下。
バックパックもだいぶ余裕がありました。
「サースフェー NX 30+5」は、バックパック自体の重さは1.5kg。
40+5とさほど変わりませんが、容量を小さくすることで、荷物を詰め込みすぎる心配が減ります。
すなわち、不要な物を持って行くことがなくなるということ。
もちろん、私のバックパックと同じものにする必要はありません。
30〜40L程度で、できるだけ軽く、自分の身体にしっかりフィットするものを探してくださいね。
何より大切なのは、バックパックのスペックだけでなく、実際に荷物を入れて背負ってみることです。
スペイン巡礼のバックパックに関するよくある質問

最後に、スペイン巡礼のバックパックについてよくある疑問をまとめます。
スペイン巡礼のバックパックは何Lがおすすめ?
私は30〜40L程度をおすすめします。
荷物をかなり減らせるなら30L前後でも十分ですし、荷物が多い人なら40L前後が使いやすいと思います。
私が使ったのは40+5Lでしたが、約11kgになってしまった経験から、今ならもう少し小さく、軽いものを選ぶでしょう。
実際に巡礼した人の中には30L程度でまとめている人もいました。
バックパックの重さは何kgまで?
巡礼仲間は8kg前後の人が多かったです。
よく「体重の10%程度」という目安がありますが、これはあくまで参考程度。
私自身は約11kgで32日間歩きましたが、今なら絶対にもっと減らします。
毎日20km、30kmと歩くことを考えると、1kgでも、いや1gでも軽くした方が楽です。
30Lでは小さすぎる?
荷物を厳選できるなら、30Lでも小さすぎるとは思いません。
衣類を最小限にして、電子機器なども減らせば、30Lに収めることは可能です。
実際に30Lのバックパックで巡礼をした人もいました。
ただし、冬に歩く場合や荷物が多い人は、もう少し余裕のあるサイズの方が使いやすいでしょう。
40L以上は大きすぎる?
40L以上が必ずしも大きすぎるわけではありません。
私自身、40+5Lを使いましたし、荷物を入れるには余裕があって便利でした。
ただ、余裕がある=荷物を詰め込んでしまいがちに。
容量に余裕を持たせることより、必要な荷物をコンパクトにまとめることを優先しましょう。
普通のリュックでも歩ける?
観光で使う普通のリュックを背負って歩くのは厳しいでしょう。
長い日は20〜30km以上歩くこともあり、それを何日も続けます。
肩だけで荷物を支えるようなリュックより、腰ベルトがあり、身体にフィットするバックパックの方が安心です。
背負えるだけでなく、「長距離を何日も背負って歩けるか」を考えて選びましょう。
女性はどのくらいのサイズがおすすめ?
女性だから○Lという決め方はしなくてOKです。
大切なのは、自分の荷物が無理なく収まり、身体に合っていること。
同じ女性でも、夏に歩くのと、春や秋に歩くのでは必要な衣類が違います。
容量だけでなく、背面長やショルダーハーネス、ウエストベルトなどが自分の身体に合っているかを確認しましょう。
バックパックは機内に持ち込める?
バックパックによります。
容量が30〜40Lだから機内持ち込みできる、とは限りません。
航空会社によって、持ち込み可能なサイズと重量の制限が異なるため、利用する航空会社の規定を確認してみてください。
また、バックパックは柔らかいので、荷物を詰め込むと規定サイズを超えることもあります。
それに、液体の量が機内持ち込みの規定を超えることも。
無理せず預けるのも1つの手です。
ちなみに私は預けました。
荷物配送を使った方がいい?
荷物が重いなら、使っていいと思います。
スペイン巡礼では、宿泊先から次の宿泊先までバックパックを運んでくれるサービスがあります。
私も実際に利用しましたが、難所が苦にならないほど楽でした。
「今日は距離が長い」「身体が疲れている」「荷物が重すぎる」と感じたときだけ利用するのもありです。
無理をして身体を痛めるより、こうしたサービスを上手に利用して、最後まで歩き続けてくださいね。
まとめ|スペイン巡礼のバックパックは「軽さ」が命

スペイン巡礼のバックパック選びで迷っているなら、容量や機能だけでなく、「最終的に何kgになるのか」まで考えて選ぶのがおすすめ。
私の場合、MILLETのサースフェー NX 40+5を使いましたが、11kgはやっぱり重かった...。
バックパックまとめ
- 32日間歩いてわかったのは大きさより重さ
- 必要なものだけを持っていく
- 迷ったら現地調達も考える
- 重いなら荷物配送も利用する
- バックパック選びで巡礼の快適さは変わる
32日間歩いてわかったのは大きさより重さ
出発前は「40+5Lもあれば、荷物を入れるのに困らない」と考えていました。
実際、その通り。
でも、入ることと、楽に歩けることは別の話なのです。
約11kgのバックパックは、歩いていくうちに、ジワジワ体に響いてきます。
今なら、バックパックの容量よりも、いかに軽くできるかを優先します。
実際、熊野古道では、バックパックは同じ物を使い、極限まで持ち物を軽くしました。
軽いと歩きやすさが違うことは身をもって知りました。
必要なものだけを持っていく
スペイン巡礼では、バックパックの中に入れたものを毎日自分で運びます。
私の場合、持っていったけれど、ほとんど使わなかったものがありました。
反省を活かし、熊野古道の準備では、「これ、本当に毎日使う?」と自問自答してからバックパックにin。
数百グラムなら大したことないように感じますが、それが積み重なると1kg、2kgと増えていきます。
迷ったら現地調達も考える
荷物のなかには、必要になってから買えるものもあります。
最初からすべてを完璧に揃えなくてOK。
もちろん、靴や薬など、現地で代用品を探しにくいものは日本から持っていく方が安心です。
でも、日用品や消耗品などは、必要になったら現地で買うという考え方でも大丈夫。
荷物を減らせるなら、その方が毎日の歩行は楽になります。
重いなら荷物配送も利用する
それでも荷物が重くなってしまったら、荷物配送を利用するのも全然ありです。
約11kgのバックパックを背負わずに歩いた日は、本当に楽でした。
毎日利用する必要はありませんが、「今日は距離が長い」「身体が疲れている」という日に利用するだけでも、モチベーションは上がります。
無理をして身体を痛めるくらいなら、便利なサービスは上手に使った方がいいと思います。
バックパック選びで巡礼の快適さは変わる
何週間も、毎日歩き続けるからこそ、バックパックの容量・重さ・背負いやすさは大事です。
私の場合は初日、歩き始めて数時間で「もっと荷物を減らせばよかった」と後悔でした。
これからスペイン巡礼に行くなら、私なら30〜40L程度を目安にしつつ、必要なものだけを入れて、できるだけ軽くします。
バックパック選びで迷ったら、容量だけではなく、「これを背負って32日間歩けるか?」と考えてみましょう。
きっと、選ぶべきバックパックが見えてくるはずです。
そして選んだバックパックと厳選した荷物で、快適な巡礼ができるよう願ってます!
Buen Camino!
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