こんにちは、haggyです。
フランスのサン=ジャン=ピエ=ド=ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラを目指し、歩き始めて31日目。
とうとう1か月が過ぎ、残りあと3日となった。
そしてこの日は最後の締めくくり方について、ある提案を受け、悩んだ日でもあった。
一体どんな提案だったのか、そしてどんな1日だったかを振り返っていきます。
スペイン巡礼を経験して
これまで自分が人に助けてもらうなんて「甘え」だと思っていた。
でも見返りを求めない優しさがそこらじゅうにあった。
そして私はポンコツすぎた。。。
2025年5月~6月、スペイン巡礼にてフランス人の道を歩きました。
フランスのサン=ジャン=ピエ=ド=ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまで、その距離約780km以上。
日々限界を超えて歩いていくなかで、多くの失敗をし、泣きたくなる出来事に遭遇し、でもそれ以上の喜びと楽しさ、感動を味わいました。
毎日が宝物のような日々。
人生観すら変える旅だったからこそ、日記では嘘偽りなく全てをぶつけたい。
汚い体験・嫌な思い出・準備不足だったことも全て包み隠さず。
・海外旅行の体験談を読みたい方
・スペイン巡礼がどんなのか知りたい方
・スペイン巡礼をしようか迷っている方
が楽しめて参考になるように日記を綴っていきます。
この記事でわかること
スペイン巡礼31日目、パラス・デ・レイ~アルスーア|タコ料理のために

この日の目的地は28.5km先のアルスーアという街。
20km以上歩くのはこの日が最後となる。
私にとって、25km以上歩く日は「うえ~今日は長いなぁ」と覚悟が必要だった。
AM5:55出発。
本当はもう少し早く出たかったのに寝坊してしまった。
やはりパリパリ文化
長距離コースだったが、その中で楽しみにしていることが1つあった。
リョウスケによると、途中立ち寄るメリデという街は、タコ料理が有名なのだとか。
「そんな大事なことは仲間にシェアせねば!」と韓国人女性タユンにメッセージで送り、「一緒に食べれたら嬉しいな」と伝えたら、即・店のURLが送られてきた。
リサーチ力が早い。さすが韓国・パリパリ文化。
余談だが...
カミーノから1年後、韓国旅行でバスに乗ったのだが、降りるときにタッチする交通系ICカードを、みんなバスが停まる前からタッチしていた。
スムーズに降りるためなのだろう。
以降、私も同じように停まる前にタッチするようになった。
私も根がせっかちなので、とても合う~と感じるのだが、きっと韓国人にとって、私はトロい方だろう。
話は戻り、普通なら「いいね!一緒に食べよう!」とか、「朝ごはん食べすぎてお腹いっぱいだからやめておく」という返信が来るものではないだろうか。
そこすっ飛ばして、お店のURLが届いたときは、驚きと笑いで、歩きながらテンションが上がった。

残り54km
「タ~コ♪タ~コ♪♪」と機嫌よく歩くと、道しるべが。
残り54.139km。

最初は780kmあったのに、とうとう54kmまできた。
どんなに残りの距離を見てもイマイチ実感がわかなかったが、さすがに54kmは「おぉぉぉぉ!ついに私もここまで来たか!!」と興奮。
それもそのはず、明後日にはゴールしているのだ。
明後日、この歩きが終わると思うと嬉しくもあり寂しくもある。
再びカミーノを振り返るモードに突入した。
でもタコのことは片時も頭から離れない。
いざタコ料理
タコの街・メリデが見えてきた。

この先にタコ料理が待っている。
既にタコ料理店にタユンとリョウスケが着いたというので、小走りすることに。
バックパックは重く、足は痛いが皆で美味しくタコ料理を楽しみたい。
そのためなら走れた。

お店に到着。
「PULPERIA EZEQUIEL」というお店。

この日はとにかく暑くて汗だくだった。
小走りしたせいもあるかもしれないが。
タコとビールでガブガブいきたいところだったが、脱水が心配なのでアクエリアスも飲んだ。
暑さとおしゃべりに夢中で、肝心のタコ料理を撮り忘れてしまった。
正直、これまでカミーノで食べてきたタコ料理と味の違いはわからないが、美味しかったのは間違いない。
暑い
ついさっきタコとビールとアクエリアスを注入して元気復活と言いたいところだが、とにかく暑い。
巡礼を開始した5月中旬は肌寒く感じることもあったのに、もう真夏だ。
▽暑さは伝わらないかもしれないが、「暑い暑い」言いながら歩いた道

札幌在住なもので、慣れない私にとっては体力を奪われる暑さだった。
と同時に、「札幌の夏は短いからこの暑さも楽しまなきゃ」とも思う。

私は夏がとにかく大好きだ。
「短いからこそ楽しみたい!外で楽しまなきゃもったいない!」と思うタイプ。
そんな私だが、この暑さはキツイ。
そして巡礼後、マドリードとバルセロナ、パリを観光したが、連日33度超えで、さすがの私も暑いのがうんざりになるのだった。
アップダウンにやられる
暑いうえに、最後の3km弱は、アップダウンが多くてとってもキツかった。
標高の遷移を見ると、一見平坦な道に思える。
むしろサンティアゴ・デ・コンポステーラまで、緩やか~に下っていくはずだ。
だが、標高にもカウントされない小刻みなアップダウンが、巡礼路には多々ある。
そんなアップダウンにみるみる体力は消耗された。
「疲れた」「足が痛い」「肩が痛い」という得意のネガティブを発動すると、早くサンティアゴ・デ・コンポステーラへ着きたいと思うのだが、仲間との楽しい時間を考えると、「まだ終わりたくない」と思ってしまう。
ジレンマだ。
そうこうしているうちにアルスーア到着。
建物に描かれている大きな壁画が印象的だ。

青は私の好きな色なので、こういう色合いのアートを見ると嬉しくなる。
悩ましい提案

出発から約9時間弱歩いた14:45頃、ついにホステルに到着。
アルスーアの宿泊先はAlbergue O Santo。
カード払いOKのホステルだった。
綺麗なシャワーとドライヤー
部屋は大部屋。
このホステルの素晴らしい点は、シャワーがめちゃキレイでドライヤー付きだったこと。
まぁドライヤーは使わなかったけど。
自然乾燥に慣れてしまったゆえ、ドライヤーを使うのがすっかり面倒になってしまったのだ。
しかし、このシャワーの綺麗さは申し分なかった。
アルベルゲのシャワーが一体どんな感じなのかは、下の記事にまとめているので参考にしてね。
-

参考スペイン巡礼シャワー事情。アルベルゲにシャンプーやボディソープはある?
続きを見る
ビールでチルタイム
シャワーと洗濯の後、みんなでビールを。
ドイツ人2名、韓国ガール2名、日本人2名の構成だ。
これまで一緒に食事をしても、頑なにビールを飲まなかったドイツ人男性ニコラスがついにビールを解禁した。
「長距離ウォークもあと2日で終わるから、飲むんだ!」とビールのジョッキにキスをしていた。
その意志の強さにリスペクト。
私にはムリだ。

チーズを含めて、おつまみをオーダー。
そのうちの1つがピメント・デ・パドロン。
サリアで食べて美味しかったから。

歩き疲れた後に面倒なシャワーと洗濯を終え、開放感からお酒を飲む生活ももうすぐ終わってしまう。
悩ましい提案
みんな終わりを意識しているなかで話題になったのが、最終日のこと。
実はこれまでもちらほら話題にしていたが、リョウスケはサンティアゴ・デ・コンポステーラまでナイトウォークをするという。
翌日の目的地オ・ペドロウソを夜に出発し、早朝にサンティアゴ・デ・コンポステーラへ到着するという計画だ。
日の出が美しいらしい。
リョウスケは我々も誘ってくれた。
そして、みんなその話を聞いて迷っていた。
韓国ガールのチーヨンは割とNoの方向で考えており、ニコラスはポジティブに捉えていた。
韓国ガールのタユンと私が、「えぇ、どうしよ~」という感じだ。
心配なのはトイレ。
ただでさえトイレが中々ないのに、夜中はバルやカフェも閉まっている。
▽スペイン巡礼のトイレ事情は下の記事に詳しく書いてるので、心して読んでね。
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参考スペイン(サンティアゴ)巡礼、トイレ事情~野〇は覚悟せよ~
続きを見る
それに、なんとなくいつも通り歩いてゴールし、仲間と感動を分かち合う姿を想像していたので、早朝に到着するのは違和感もあった。
でもリョウスケはなんだかんだ巡礼の95%を共に過ごしてきた仲間だ。
一緒に過ごした期間はたった1か月だが、
しんどい道を歩きながらお喋りし、
夜はお酒を飲み、
他の仲間たちと楽しい時間を過ごし、
よく2段ベッドをシェアし、
家族のような存在だった。
そんなリョウスケが我々を誘っている。
最後だけ別々というのも寂しいではないか。
悩みつつも一緒に歩く予感はしていた。
ホステルで夜ご飯
夜はDia(スペインのスーパー)で食事を買ってホステルのダイニングエリアで飲み食い。
私はラザニアを購入。

タユンとニコラスがチェスをしている横で、チーヨンとリョウスケと私は話に花を咲かせていた。
なんて贅沢な時間。
帰国したら、日常が待っている。
それよりもこんなに楽しくて、マドリードやバルセロナの一人旅を楽しめるだろうか。
私の下着の横に
部屋に戻ると、洗濯物の一部が乾いてなくて、ベッドの手すりに干すことに。
リョウスケが「ここに干してもいいですか?」と聞くのがお決まりのパターンだった。
そしてブラジャーの横に下着や手袋を干すリョウスケ。
日常ではありえなくて面白い。
でも今日で最後。
翌日リョウスケは夜10時に出発する。
私はそれに同行するのか、乞うご期待!
それではBuen Camino!
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