こんにちは、haggyです。
今日歩けばレオンへ。
そしてレオンでは2泊し、観光ができる。
前日ゆっくり休んだのと、ついにお休みできるということで、の日は上り坂はないがモチベーションは高かった。
せっかく2泊できるのだから、ゆっくり休んで巡礼後半に向けて身体を休めればいい。
しかし、そう計画的にいかないのがこの私。
「明日は休みだ~!」と羽目を外してしまうのです。
というわけで今回も、スペイン巡礼に必要な情報を散りばめながら、レオンまでの道のり・レオンでの出来事を振り返っていきます。
スペイン巡礼を経験して
これまで自分が人に助けてもらうなんて「甘え」だと思っていた。
でも見返りを求めない優しさがそこらじゅうにあった。
そして私はポンコツすぎた。。。
2025年5月~6月、スペイン巡礼にてフランス人の道を歩きました。
フランスのサン=ジャン=ピエ=ド=ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまで、その距離約780km以上。
日々限界を超えて歩いていくなかで、多くの失敗をし、泣きたくなる出来事に遭遇し、でもそれ以上の喜びと楽しさ、感動を味わいました。
毎日が宝物のような日々。
人生観すら変える旅だったからこそ、日記では嘘偽りなく全てをぶつけたい。
汚い体験・嫌な思い出・準備不足だったことも全て包み隠さず。
・海外旅行の体験談を読みたい方
・スペイン巡礼がどんなのか知りたい方
・スペイン巡礼をしようか迷っている方
が楽しめて参考になるように日記を綴っていきます。
▼これまでの日記を読む▼
この記事でわかること
スペイン巡礼日記⑳ | 19日目、レオンに向けて出発

どんなに疲れていても、自分のベッドじゃないからか、慣れない集団生活からか、毎日眠りは浅い。
日々長距離を歩き、体力を使っているのに「うぅん!よく寝た~」ということがない。
しかし前日は早めにアルベルゲに着き、くつろげたので早起きも難なくできた。
早朝出発
この日はいつもより早くAM6:00出発。
みんなは5.9km先の街に滞在しているから、早めに出発しないと追いつけない。
起きたのはAM5:20頃。
普段なら早起きは苦手で、1秒でも多く布団にいたいのに、巡礼では不思議と起きれた。
AM6:00の外はまだ暗い。

写真では明るく見えるかもしれないが、これは街灯によるもの。

「絶対にレオンにたどり着くんだ!」という気持ちで力強く歩いた。
次第に視界の片側の空が明るくなる。

太陽が昇ってくる様子を見ていると、そこが東なんだなとふと思う。

「太陽は東から昇り、西に沈む」なんて当たり前のことだが、実生活で意識したことはなかった。
そんな自然の摂理を感じられる余裕があるのも巡礼の醍醐味かもしれない。
徐々に体調が回復
昨晩も咳は酷かったが、気づけば喉痛は治った。
咳も全盛期よりは落ち着いてきている。
巡礼ではこれまで歩いたことがない距離を歩いているのだから、少しでも体調を万全にしておきたい。
むしろ万全じゃないのによく歩けるなとも思う。
出発して1時間20分。
皆が前日泊っていたマンシージャ・デ・ムラスに到着した。

みんなはまだ準備している頃だろう。
ここでは皆に連絡はせず、もう少し独り歩きを楽しむことにした。
がしかし、早くも疲れた。

広場のベンチで少しだけ休憩した。
おとぎ話のような景色
街を越えると、次の街までは森や山道が多い。
上り坂はないが、森に近い景色だった。
ポツンと無料の休憩所がある。

できればカフェで朝食をとりたかったので、ここでは休まず歩くことに。
道端には綿毛の絨毯が広がっていた。

川があり、おとぎ話に出てきそうな景色だ。

こんな緑豊かな景色が続くけど、ちゃんとレオンは見えてくるんだろうかと不安に。

でも大丈夫。
巡礼路を歩いていくと、必ず街にたどりつく。
街から街へ、そして野を越え山を越えサンティアゴ・デ・コンポステーラへ着くのだ。
朝食で合流
森を抜け、景色が開けてきた。

オーストラリア人のクローディアからWhatsAppで「今どこ~?」とメッセージが来た。
位置情報を共有し合うと、クローディアはさっき私が通った無料の休憩所あたり。
次の街でカフェに入り、合流することになった。
ほどなくして、小さな街が見えてくる。
私の読み通りカフェがあった。

ポイント
勘に頼らなくても、カフェなどはGoogleMapsでも調べられる
クローディアに位置情報を送り、朝食タイム。

温かいバケットに生ハム、チーズ、目玉焼きが乗っている。
食べ終わり、コーヒーをすすっているとクローディアや皆がやって来た。
泊まる街やアルベルゲが違うと、
・そこはどうだったか
・キレイだったか
・どんな風に過ごしたか
を報告し合うのが日課になっていた。
そして今晩はどの宿に泊まるかを確認。
皆が泊まる宿は既に満室だったので、一緒に予約する人を募って別のホステルを予約することにした。
ホステルの予約
皆より一足先に出発。
歩きながらWhatsAppのグループチャットで、「ホステル予約するけど、一緒に予約してほしい人いる~?」と送ってみる。
ドイツ人のニコラス、札幌のリョウスケが希望したので3人分×2泊予約。
4人部屋が取れた。
これで2日間は少人数の部屋で気兼ねなく過ごせる。
ポイント
アルベルゲは、体調不良などよっぽどのことがない限り2泊はできない。
ただし巡礼者以外の人が泊まるホテルやホステルは連泊OK。
巡礼スタンプも置いてある場合がほとんど。
バルで号泣
気温が次第に上がってきて、喉がカラカラだ。
ペットボトルにお水は入っているが、ぬるい。
気分的にはアクエリアスだ。
ポイント
日本ではアクエリアスはほとんど飲まないのに、巡礼中はすごく美味しく感じるし、スッキリする
足も肩も痛くなってきた。
「なぜこんなに重い荷物を持ってきてしまったんだろう」と毎日のように後悔する。
しかし減らそうとしても、これ以上減らす物なんてない。
事前準備を怠った私が悪い。
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参考【実体験】スペイン巡礼の持ち物完全ガイド|本当に必要だった物・不要だった物
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そしてやっとバルを見つけた。
バルの中は地元の働く男たちばかりで巡礼者がいない。
それでも構わず入店し、アクエリアスを2缶飲んだ。
ポイント
バルだからお酒を頼むのがいいのでは?と思うかもしれないが、アクエリアスだけで全然OK
すると日本に住んでいたことがあるイギリス人のギャレントが来た。
彼は何度もフランス人の道を歩いており、多くの仲間ができた。
しかし、そのうちの1人が不慮の事故で亡くなりとても悲しんでいた。
あぁ、彼も重いテーマを背負って歩いている人なんだ。
巡礼では重いテーマを背負って参加する人が多いと聞いていたが、実際私が出会った人はそんなに重い人はいなかった。
そして私がカミーノに来た理由を話すと泣いてくれた。
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参考スペイン巡礼、フランス人の道~私がカミーノに挑戦した5つの理由~
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2人でバルを出たが、彼は先を急ぐという。
私はレオンで2泊するから行程がズレそうだ。
ここから先もう会わなくなるのでは?と心配していたら、案の定この日が最後となった。
あれ、国道36号線?
アクエリアスを2本飲んだし、できればレストせずまっすぐレオンに着きたい。
GoogleMapsでレオンまであとどのくらいか、おおよその時間を調べてみる。

注意ポイント
GoogleMapsと実際の巡礼路は違うことが多いので、あくまでも到着時間の目安。
ただし、歩きがゆっくりなので、大抵表示されている時間を大幅に過ぎてしまうことがほとんど。
まだこんなにあるのかとテンション低めでアスファルトの道を歩いていく。
先ほどの自然の道と比べると車の往来も多い。
レオンに近づいているのは道路の様子でも感じた。
それにしても景色がつまらない。
ローカルで申し訳ないが、札幌でいうと国道36号線沿いのようだ。
チェーン店ばかりが建ち並ぶ大きな道路を想像するとわかりやすいかもしれない。
36号線沿いよりお店は断然少ないが、似た雰囲気を感じる。

レオン手前は、大都市手前の田舎町みたいな光景が広がっていた。
レオンが見えてきた!
そうこうしているうちにとうとうレオンが見えてきた。

遠くから見ても、大きな街だとわかる。
さらに近づくと、街の規模がよくわかった。

これは街歩きも楽しそうだ。
予定が狂うこともなく、順調にゴールできそうだ。
やっぱり苦しいラスト1時間
レオンの街はずれには自然があった。
やっぱりスペイン巡礼はこういう景色が好きだなぁ。

しかし、「あと少しでゴールだ!」と奮い立たせても苦しいものは苦しい。
距離が長かろうが短ろうが、ラスト1時間はどうしたって辛いのだ。
それに、たとえ距離が短かったとしても、身体が「今日は楽かも」と期待してしまい、結局ラスト1時間は苦しい。
身体は勝手にゴールした気でいるのに、実際はあと1時間あるから辛い的な感覚だろうか。
辛いとはいえ、毎日なんだかんだ目標は達成していた。
みんなに「あんなに最初の数日辛そうにしていたのによくここまで来ているよね」と言われる。
私もそう思う。
レオンの街中に入ってきた。
久しぶりにケンタッキーを見た。

そもそもチェーン店を見たのは久しぶりな気がする。
サンダルをGET
地元の人、観光客で街は賑やかだった。
実際はそんなに人が多くないのかもしれないが、巡礼者ばかりの小さな街を通っているため、賑わっているように感じる。
でも写真を見返したら人がほとんど写っていない。あれれ...。


このあたりまでくるとほぼ街の中心部で、到着したという安心感からか疲れが消える。
あんなに足と肩が痛いとぶーぶー言っていたのに。
趣がある石畳の道。

そしてこのあたりからどんどん街っぽくなってきた。
家もカラフルで、ベランダに飾ってある植物が目を惹く。

当日予約したホステルももう近い。
チェックインまでまだ時間があるし、ここでサンダル探しといこうか。
するとありがたいことに、店を探し始めてからすぐに見つかった。
店先に置いてある10ユーロの黒いサンダルを即決。
一瞬でサンダル問題が解決した。
そしてスーパーでのど飴を購入した。
咳が出始めた時点でのど飴を買えば良かった。
まずビール
レオンの中心にある広場に到着した。
ここからホステルまでは5分もかからない。

ホステルの場所を確認したところで、気持ちに余裕が出てきた。
不思議なことに、巡礼路を歩いているときは、あまり自分が旅行者だと感じない。
目的地に着き「観光しよう」と思ったときに、旅行者の気分になる。
なので旅行者気分はパンプローナとかログローニョ、ブルゴスなど大きな街でしか感じなかった。
ブルゴス以来の旅行者気分だ。
暑いのでビールを飲みたい。
テラス席で行き交う人を眺めながらビールを飲んだ。

長時間歩いた後のビールはご褒美だ。
羽目を外し過ぎたレオンの夜

「明日はレスト!ついにレスト!」と大興奮していた私。
たった1日のお休みなのに、「今日仕事終わったら3連休だー!」以上に解放感でいっぱいだった。
宿泊したホステルは「コベント ガーデン バイ ガイアルームズ」。
巡礼者用のスタンプもあった。
ホステルにチェックイン
チェックイン時間になったので、さっそくホステルへ。
こざっぱりしたアルベルゲと比べて、調度品がおしゃれに飾られている。

顔見知りの巡礼者が多くいたけど、ホステルは巡礼者じゃない宿泊者もいるから盗難には気をつけないと。
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参考スペイン巡礼は本当に危険?歩く前に知っておきたい注意点と安全対策
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久しぶりのドライヤー
荷物を整理してさっそくシャワーへ。
シャワーブースは少ないけど、洗面所などは全体的に清潔だ。
しかし肝心のシャワーは...。
お湯は出る、水圧も問題ない。
でも排水溝が詰まってるのか流れが悪かった。
しかしこのホステルではバスタオルが付いていた。
バックパックの重さを少しでも軽くするため、バスタオルではなくセームタオルを持参していた。
セームタオルでも十分水は吸い取ってくれるけど、やっぱりバスタオルで身体を拭くのは気持ちいい。
久しぶりにバスタオルの感触を味わったのだった。
さらに、このホステルではドライヤーが無料で使えた。

これまた久しぶりのドライヤーで興奮。
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参考スペイン巡礼ドライヤー事情。実体験から持っていくべきか語ってみた
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最高気温31度
この日の最高気温は31度。
30度超えの道を歩くのはキツイと思ったが、気温が上がりきる前(25度)に着いた。
ポイント
不思議なことにスペインでは暑さのピークが夕方
ちょうどホステルに滞在している時間帯は暑さMAX。
ホステルの部屋にはエアコンはない。
寝るときは窓を開けて暑さをしのぐしかない。
▽ホステルの部屋から見たストリート

朝方涼しいのが幸いだ。
大聖堂で記念撮影
のんびり荷物の整理をしていると、イタリア人のイレネからグループチャットにメッセージが来た。
「大聖堂で写真撮るから17時に集合ね」と。
17時に合わせて我々も準備する。
ブルゴスの大聖堂も圧巻だったが、レオンも同様だった。

17時集合と言いつつ、いざ行ってみると何名かはまだ来ていない。
そこはまぁ国際交流あるあるなので、全く気にならない。
どうせこの後予定があるわけではないし。
17時15分頃から記念写真をパチリ。

そしてこのメンバーでの集合写真はこの日が最後となった。
日本人メンバー+ニコラスとご飯
夜ご飯はホステルで出会った日本人女性Aさん、ウォーキングレジェンドTさん、リョウスケ、ドイツ人のニコラスとご飯を食べることに。
広場の飲食店で食べようという話になる。
お腹が空いていたが、19時にならないと食事は提供できないという。
実は巡礼ではアルベルゲで食べたりしていたのであまり意識していなかったが、スペインではあるあるな話。
そういえばパンプローナでも、19時までは飲み物と軽食の提供だけだった。
というわけでパンやオリーブなどを食べる。

日本では絶対に丼だのラーメンだの主食がないと無理!と騒ぐ私だが、スペインでは不思議と軽食でも夜ご飯として受け入れられた。
好きなときに好きな物を食べられない生活に慣れてしまったのだ。
おかげで7kg痩せて帰国したが、その反動から日本で食べすぎた結果8kg増えてしまった。
だって日本の食事って美味しいんだもん。
ジェラート
夜ご飯を食べた後、同室のリョウスケとニコラスとジェラートを食べに。
巡礼では大きな街でジェラートを食べている気がする(パンプローナ、ログローニョ)。

しばらく散策していると、マチョやクローディア、イタリア人のイレネと遭遇。
イレネは真っ白いワンピースを着ている。
巡礼では皆登山やハイキングの恰好をしており、ご飯へ行くときのおしゃれ着は持っていっても1着。
おしゃれ着といっても軽さ重視になるのでおしゃれとは程遠くなる。
レオンでレストするからと購入したようだ。
とてもエレガントなイレネに「素敵だね」と褒めたら嬉しそうだった。
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ショット大会

そのまま皆で飲みに行くことに。
チェコ人のミゲルは不在だった。
レオンは大きな街なので、観光客も多くいる。
知った顔じゃなければ誰が巡礼者かは判断がつかない。
しかしクローディアは顔が広く、多くの巡礼者と「Hi~!」と挨拶していた。
彼女は初日のロンセスバージェスで一緒のテーブルになったとき、「たくさんの友達を作りたい」と言っていたっけ。
本当に多くの友達を作っていた。
彼女の愛らしいキャラが、男女問わず多くの人を魅了しているのだろう。
気付けば飲みのテーブルは10人程になっていた。
中には自転車で巡礼している人も。
ポイント
スペイン巡礼は徒歩だけでなく、自転車での巡礼も可。
ただ砂利道や上り坂を走っている姿を見て危ない&大変そうだった。
ちなみに馬で巡礼もできるが、さすがにお目にかかることはなかった。
そしてショットが並べられ、ウォッカが注がれる。
マチョの仕業だ。
彼もこのレストを楽しみにしていたのだろう。

「Cheers!」という乾杯の言葉とともに、皆一気にクイッと飲み干す。
あ~~~~~~効く。
喉が熱い。
ウォッカのショットは久しぶりだった。
私はテキーラよりもウォッカの方が好きなので、ありがたいけど。
その後もマチョは次々と頼み、気づけば5杯飲んでいた。
さすがに酔っぱらったが、泥酔はしていないので記憶はある。
ただただ楽しいのだ。
カジノへ
ショット大会を楽しんだ後は、マチョとリョウスケと3人でカジノへ。
リョウスケは初めてのカジノということで、ビギナーズラックにあやかろうと思ったのだ。
ん、でも待てよ。
そういえばどの国でもカジノはドレスコードがあるな。
短パンにTシャツだったりサンダルだったり。
これは入場拒否されるのでは...?
幸いカジノは、入り口を入ってすぐの部屋なら入れた。
さすがに中のガチのフロアには入れず。
でもビデオルーレットやスロットマシンが少々あったので十分楽しめた。
ポイント
念のため聞いてみたが、カジノにクレデンシャルのスタンプは置いていなかった
そしてカジノは負けた。
追いショット
カジノに負けてもショットのおかげで楽しい。
テンション高い我々は、もう1杯ずつショットを飲むことに。

翌日はレストだし、久しぶりに酔っぱらえて楽しかった。
長期的な巡礼なので体力を温存し、巡礼後半に向けて英気を養うべきところだが、その場の楽しさに委ねてしまう。
この酔い方はいつ夜中リバースしてもおかしくはなかった。
翌日はしっかり起きて観光できるのだろうか。
ぜひお楽しみに。
Buen Camino!
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