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スペイン巡礼 準備・持ち物

スペイン巡礼の服装は毎日同じ?実際の着回し事情を解説

スペイン巡礼、服装、毎日

こんにちは、haggyです。

スペイン巡礼の服装準備の際、こんな風に思ったことはありませんか。

・みんな毎日同じ服なの?

・何着くらい必要?

・臭くならない?

と、服装について気になる方は多いのではないでしょうか。

スペイン巡礼のメインは歩くこと。

普段の旅行とは違い、おしゃれよりも軽さや機能性をメインに考えないといけません。

実際、巡礼では少ない服を洗濯しながら着回していました。

私も最初は「同じ服ばかりでつまんないな」と準備する段階で憂鬱になっていましたが、歩き始めるとそんなことはどうでもよくなりました。

むしろ途中からは、

・いかに荷物を軽くするか

・快適に歩けるか

ばかり考えていました。

この記事では、スペイン巡礼では実際にどんな服装で歩いている人が多いのか、何着くらい必要なのか、毎日どう着回しているのかを詳しく解説していきます。

これから巡礼を考えている方が、服装に対してイメージできる内容になれば嬉しいです。

スペイン巡礼を経験して

これまで自分が人に助けてもらうなんて「甘え」だと思っていた。

でも見返りを求めない優しさがそこらじゅうにあった。

そして私はポンコツすぎた。。。

2025年5月~6月、スペイン巡礼にてフランス人の道を歩きました。

フランスのサン=ジャン=ピエ=ド=ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまで、その距離約780km以上。

日々限界を超えて歩いていくなかで、多くの失敗をし、泣きたくなる出来事に遭遇し、でもそれ以上の喜びと楽しさ、感動を味わいました。

毎日が宝物のような日々。

人生観すら変える旅だったからこそ、日記では嘘偽りなく全てをぶつけたい。

汚い体験・嫌な思い出・準備不足だったことも全て包み隠さず。

・海外旅行の体験談を読みたい方

・スペイン巡礼がどんなのか知りたい方

・スペイン巡礼をしようか迷っている方

が楽しめて参考になるように日記を綴っていきます。

この記事でわかること

スペイン巡礼の服装は毎日同じ?

オセブレイロ、アルベルゲ、列

スペイン巡礼での服装について、「毎日同じ服で歩くの?」「服は何着必要?」と気になる方は多いでしょう。

実際多くの巡礼者が、少ない服を着回しながら歩いていました

最初は抵抗を感じるかもしれませんが、実際に巡礼生活が始まると、考え方は変わっていきます。

それでは巡礼の服装事情について見ていきましょう。

スペイン巡礼×服装

  • 実際、多くの巡礼者は少ない服で着回している
  • 毎日同じ服に見える理由
  • 「おしゃれ」より機能性重視になる
  • 最初は気になるけど途中で慣れる

実際、多くの巡礼者は少ない服で着回している

スペイン巡礼では、数日分〜最低限の服だけを持って歩く人がほとんど。

毎日洗濯しながらローテーションしているため、「大量の服を持っていく」というスタイルではありません。

というのも長距離を歩くため、荷物の重さが体への負担に直結するからです。

服を増やしておしゃれを楽しむよりも、軽くして快適に歩く方が重要。

実際、同じ服を着回している人ばかりなので、自分だけがおかしいという感情はありません。

毎日同じ服に見える理由

巡礼では、似たような服装の人がとても多いです。

理由は、歩きやすく機能的な服装が自然と似てくるから

・速乾性のあるTシャツ

・動きやすいパンツ

・軽量な防寒着

など、必要な条件を考えると、どうしてもスタイルが近くなりがち。

また、多くの人が少ない枚数で着回しているため、毎日同じ服を着ているように見えちゃうんです

ただ、巡礼ではそれが普通の環境なので、周りも特に気にしていません。

「おしゃれ」より機能性重視になる

巡礼では、普段の旅行以上に機能性が重要になります。

どれだけ見た目が良くても、

・重い

・乾きにくい

・動きにくい

服は、歩き続ける中でストレスに。

そこで、巡礼者の多くは、

・軽い

・乾きやすい

・汗をかいても快適

・温度調整しやすい

など、実用性を重視するように。

歩き始めると、おしゃれより、快適に歩けるかが圧倒的に大事だとわかります。

もちろん機能性重視のなかでおしゃれを求めることもできます。

といっても、おしゃれで機能性が良い物はそれなりに高いアウトドア系のブランド物

普段からハイキングや登山を楽しむ方はいいですが、私のように巡礼だけ楽しみたい人にとってはブランド物の良い物を買うのはハードルが高い

「巡礼一回のためにこの金額払うのもな...」と怯みます。

服装に関しては私もかなり悩みました。

最初は気になるけど途中で慣れる

出発前は、

・毎日同じ服で大丈夫かな

・周りにどう思われるかな

と不安に感じる人も多いと思います。

私も最初は少し気になっていました。

ただ、巡礼生活が始まると、その気持ちは薄れていきます。

周りの巡礼者も同じような服装ですし、みんな歩くことや休息の方に意識が向いているため、服装を細かく気にしている人はほとんどいません。

むしろ途中からは、荷物は軽い方が大事だと悟ってきます。

スペイン巡礼では服を何着持つ?

ビリャレス・デ・オルビゴ、マネキン

スペイン巡礼の準備で、多くの人が悩むのが服を何着持っていけばいいか問題

つい多めに持っていきたくなりますが、巡礼では多すぎると大きな負担に。

実際は、多くの巡礼者がかなり少ない枚数で着回しています。

服は何枚必要?

  • 実際に多い服の枚数
  • トップスは何枚必要?
  • ズボン・短パンは何枚必要?
  • 下着・靴下の枚数
  • 予備は持ちすぎない方がいい

実際に多い服の枚数

スペイン巡礼では、毎日洗濯しながら回すのが基本。

そのため、数日分の服を大量に持っていく必要はありません。

多くの巡礼者は、

・着ている分

・予備分

を合わせて、2~3枚で回しています。

最初は少ないと思うかもしれませんが、毎日歩いていると、荷物が軽いことのメリットの方が圧倒的に大きく感じるでしょう。

特に長距離巡礼では、服の枚数を減らすことが疲労軽減にもつながっていきます。

トップスは何枚必要?

トップスは2〜3枚程度で回している人が多い印象でした。

歩く用をローテーションしながら、ほぼ毎日洗濯するスタイルです。

私もTシャツは3枚持っていきました。

速乾性のあるウェアなら、昼過ぎに洗って夜には乾いていることも多いため、2枚でも十分回せます。

万が一乾かなくても、バックパックに括りつけて歩けば乾くことがほとんど。

ですが...

雨の日はバックパックに括りつけても乾かないことを考えると、3枚が妥当なのではないかと思います

それ以上枚数を増やすと、その分だけ荷物が重くなり、歩く負担が増えてしまいます。

ズボン・短パンは何枚必要?

ズボンや短パンは、トップス以上に少ない枚数で回している人が多いです。

実際には、1〜2着程度で歩いている巡礼者がかなり多く、毎日違うパンツを履いている人の方が少数派でした

歩きやすさや乾きやすさを重視して選ぶ人が多く、見た目より機能性優先の傾向が強いです。

コンバーチブルパンツ(膝上にファスナーが付いていて、切り離して短パンにできるパンツ)もけっこう見かけました。

私は短パン2枚+レギンス2枚。

どれも軽いので、4枚合わせてもコンバーチブルパンツ1枚と同じくらいの重さです。

下着・靴下の枚数

下着や靴下は、比較的多めに持つ人が多いです。

とはいえ、それでも最低限に抑えている人がほとんどで、

・履いている分

・洗濯用

・予備

くらいのイメージです。

特に靴下は、足トラブル防止にも関わるため、快適さを重視している人が多い印象でした。

私は3足。

しかし途中で穴が開いたため、2足買い、最後はその2足で回していました。

予備は持ちすぎない方がいい

巡礼準備であるあるなのが、不安だからと予備を増やすパターン

もちろん最低限の予備は必要ですが、使わなかった服を何日も背負って歩く可能性も。

アルベルゲで洗濯できますし、必要なら現地調達も可能です。

なので、もしものために大量に持つより、軽くして快適に歩くことを優先した方が、巡礼を楽しめます

荷物が重いと肩や足が痛くなり、ろくに景色も楽しめなくなるので。

ちなみに、多くの巡礼者が「もっと減らせたかも」と感じていました

服装以外にも荷物において不要だったものについては、下の記事に書いています。

不要だったものや、あって良かった物など、持ちものに関するすべてをまとめました。

毎日の服装はどう回していた?

レオン、ルーフトップバー、集合写真

スペイン巡礼では、限られた服をどう回していくかの工夫が大事。

長距離を歩きながら、暑い・寒い・雨・風などの試練に対応しないといけないため、ただ着回すだけではなく、快適に歩ける状態を維持することが大切です。

そこでこの章では、洗濯しながらローテーションを組み、できるだけ少ない服で巡礼生活を回す方法をご紹介。

毎日の服装

  • 歩く用とアルベルゲ用を分ける
  • 洗濯しながらローテーション
  • 乾かなかった時はどうする?
  • 雨の日の服装
  • 暑さ・寒さへの対応

歩く用とアルベルゲ用を分ける

ほとんどの巡礼者が服を「歩く用」と「アルベルゲで過ごす用」と分けていました

私も分けて過ごしました。

歩いている間は汗をかくため、アルベルゲに到着し、シャワーを浴びた後に着替えます。

これがすごく気持ちよくてサッパリ。

大体、

・軽い短パン

・リラックスウェア

・軽い素材のワンピース

などを着ている人が多かったです。

私はワンピースを2枚持っていきましたが、大失敗。

ワンピース自体は正解でしたが、綿100%がまずかった。

洗濯したときに乾きにくいし、バックパックに入れると重い。

もっと軽い素材のワンピースにすれば良かったです。

歩きとアルベルゲで服を分ける人がいる一方、荷物を減らすために完全に兼用している人もいるため、ここは人によってスタイルが分かれる部分でもあります。

洗濯しながらローテーション

何度も書いていますが、スペイン巡礼では、毎日洗濯しながら着回すのが基本スタイル。

アルベルゲに到着後、

・シャワー

・洗濯

という流れが日課に。

なので、少ない枚数でも意外と問題なく回せます。

特に速乾性の高いウェアはかなり便利で、昼過ぎに洗って夜には概ね乾いているのがスゴイ。

服を準備する際は、服をたくさん持つより、乾きやすい服を選ぶことを意識してみてください。

下の記事ではアルベルゲでの洗濯方法や、洗濯するうえで便利なアイテム、アルベルゲに洗剤はあるのかなど、洗濯に関する情報をギュッとまとめています。

ぜひ参考にしてくださいね。

乾かなかった時はどうする?

巡礼中は、「洗濯したけど乾かない」という問題もよく起こります。

特に雨の日や湿度が高い時期は、朝になっても完全に乾いていないことが。

また、夜露もあるため、外に干した洗濯物が乾いていなかったとしても、室内に取り込むのがおすすめ

私も巡礼を始めて2日目で夜露にやられ、洗濯物が濡れたままだったことがあります。

▽実際に夜露にやられた日の日記

洗濯物が乾かなかった日は、リュックにくくりつけて歩きます。

天気が良ければ歩いているうちに自然に乾くことも多いため、「多少乾いていなくても何とかなる」と思えるようになります。

雨の日の服装

雨の日は、バックパックも自分自身も濡れないようにするため、巡礼の服装のなかでも悩むポイントではないでしょうか。

レインウェアを使う人も多いですが、蒸れやすさとのバランスも重要です。

大体、

・バックパックカバー+防水の服

・バックパックごとすっぽり覆えるポンチョ

を着ていました。

私は後者。

ノートパソコンを持っていっていたので、濡れないが絶対条件。

パックパックのカバーが不安だったので、ポンチョにしました。

使ったのは激安のポンチョ。

若干蒸れましたが、濡らさないように体をすっぽり覆う分にはコスパが良く使い勝手がよかったです。

色は8種類ほどから選べるのですが、私が選んだ色はなぜかオレンジ。

事故防止に良いだろうと思って選んだけど、みんなこんな派手な色のは着ておらず、かなり目立っていました

とはいえ、目立ったが故に楽しいこともあったので、詳しくはその日の日記を読んでみてください。

スペイン巡礼、サン・ジャンからロンセスバージェス
参考スペイン巡礼1日目、サン・ジャンからロンセスバージェスへ|ピレネー越えの過酷なスタート

続きを見る

暑さ・寒さへの対応

スペイン巡礼では、季節や地域によって気温差がかなりあります。

昼間は暑くても、朝晩は冷え込むことも多々。

多くの巡礼者は、

・重ね着しやすい服

・脱ぎ着しやすい防寒着

で調整していました。

私が持っていったのは後者。

UNIQLOのウルトラライトダウンです。

軽いので、使う頻度が高い割に荷物としてかさばりにくく、便利でした。

逆に、「寒いかも」と厚手の服を大量に持っていくと、荷物が重くなります。

少ない服をうまく調整する方が、服の量より重要でした。

巡礼中に気になる服のリアル

スペイン巡礼仲間とレオンでディナー

少ない枚数を着回し、長距離を歩くのだから

・汗や臭いは大丈夫?

・毎日同じ服で浮かない?

と心配になりますよね。

巡礼を始めると、出発前に気にしていた心配事は、途中からあまり気にならなくなっていきます。

巡礼中の服事情について見ていきましょう。

巡礼×服のリアル

  • 汗や臭いはどうなる?
  • 毎日同じ服でも周りは気にしていない
  • 服より「軽さ」が重要になる
  • 見た目を気にしなくなる瞬間

汗や臭いはどうなる?

巡礼では毎日長距離を歩くため、汗はかなりかきます。

暑い時期は特に、到着する頃には全身汗だくになっていることも。

そのため、多少の汗や臭いはお互い様。

例えば私が「ヤバい、汗臭いかも」というと、必ず相手も「Me,too」と返ってくるくらい。

多くの巡礼者が毎日洗濯をしながら回しています。

しかもそのほとんどが手洗い。

やはり自宅の洗濯機に比べると、汚れを落とす精度は落ちます。

ちょっと汚れが残ったまま着回し続けるため、完全に無臭というわけではありません。

とはいえ、その点を細かく気にしている人は、私の周りにはいませんでした。

「歩いているんだから当然」という感じです。

もちろん最低限の清潔感は大切ですが、自分の汗の臭いに敏感にならなくても大丈夫です。

毎日同じ服でも周りは気にしていない

出発前は、「毎日同じ服だと思われないかな」と気になるかもしれません。

ですが、多くの人が似たような服を少ない枚数で着回しています

なんなら同じ服を着すぎて、服でその人を遠くから見分けることもできるくらいです。

例えばドイツ人の若者は、毎日ハンドボールチームのユニフォームを着ていたので、一目でわかるようになりました。

同じ服を着ていることに対して、みんな特に気にしていません。

むしろ巡礼中は、

・無事にその日を歩ききれるか

・足の状態

・宿の確保はできるか

・夜ご飯なに食べようか

の方が重要で、他人の服装を細かく見ている余裕はありません。

服より「軽さ」が重要になる

巡礼を歩いていると、途中から服装への考え方が変わってきます。

特に大きいのが、見た目より軽さが圧倒的に重要になること。

おしゃれ重視で持ってきた服も、何日も背負っていると、「着ない服が一番重い」と感じるようになるでしょう。

私の場合、着ない服はありませんでしたが、アルベルゲや観光で着るために持っていったワンピース2枚がミスでした。

1枚でサラッと着れるし、見た目もそこまでひどくない。

しかもパジャマにもなるということで満を持して持っていったわけですが、綿100%がダメだった。

洗濯をしても乾きにくいし、重い。

もっと軽い素材にすればよかったと後悔です。

私だけでなく、多くの巡礼者が途中で荷物を減らしたくなるほど、軽さは大事。

巡礼では、少しでも体への負担を減らすことを重要視しましょう。

見た目を気にしなくなる瞬間

巡礼生活を続けていると、あるタイミングで「もう見た目なんかどうでもいいや」と感じる瞬間がきます。

毎日歩いて、汗をかいて、洗濯して、また歩く。

その生活を繰り返しているうちに、少しでも快適で楽に歩けることが最優先になっていきます

もちろん最低限の身だしなみは大切ですが、普段の生活ほど見た目に意識を向けなくなる人は多いです。

その自然体な雰囲気こそが巡礼らしさでもあるんですね。

なんなら私は化粧も面倒になり、途中からすっぴんに日焼け止めだけ塗って歩くようになっていました。

歩くことを中心にしたシンプルな生活の中で、少しずつ価値観が変わっていくのも、スペイン巡礼の面白さのひとつかもしれませんね。

実際に便利だった服装

洗濯ばさみ、洗濯紐、洗剤

スペイン巡礼では、持っていく服によって快適さが変わってきます。

おしゃれよりも、軽い・乾きやすい・疲れにくいなどの実用性の重要さが身にしみました。

巡礼中に便利だと感じた服装やアイテムを紹介します。
※中には持っていかずに失敗したアイテムも載せています

便利だった服装

  • 速乾ウェア
  • メリノウール
  • 軽い防寒着
  • レインウェア
  • サンダル

速乾ウェア

巡礼では、速乾ウェアはマスト。

毎日洗濯するので、すぐ乾くというだけでストレスが激減。

「乾くかなぁ、乾かなかったら面倒だなぁ」なんて思いながら仲間との団らんを過ごすのは落ち着かないものです。

特に、

・汗をかいても乾きやすい

・洗濯後も翌朝までに乾きやすい

・軽い

という点は、長距離を歩く巡礼と相性が抜群。

逆に乾きにくい服は、濡れた状態が続き、生乾きの臭いのもとに。

先ほど臭いはお互い様と書きましたが、生乾き臭は気をつけた方がいいかも

持っていく服を選ぶ際は、服の枚数より乾きやすさを意識しましょう。

メリノウール

巡礼者の間で人気なのが、メリノウール素材のウェア。

一般的なウールのイメージとは違い、

・臭いが付きにくい

・温度調整しやすい

・着心地が良い

などのメリットがあります。

恥ずかしながら私は巡礼するまでメリノウールの存在を知らず、持っていきませんでした。

色んな人が身に着けているのを見て、「なんて素晴らしいんだ!持っていけばよかった」と後悔したのです。

長期間同じ服を着回す巡礼では、「臭いが気になりにくい」という点を評価している人が多かったです。

価格は少し高めですが、スペイン巡礼にはめちゃくちゃ相性が良い素材だと思いました。

軽い防寒着

スペイン巡礼では、朝晩冷えることも。

私が巡礼をスタートした5月中旬はしょっちゅうウルトラライトダウンを着ていました。

歩いている途中に冷え、途中で着たことも何度もあります。

春や秋は昼間との寒暖差が大きく、軽い防寒着がかなり便利。

そして、暖かさだけでなく、軽さも追求しないといけません

重いアウターは歩く負担になるため、多くの巡礼者はコンパクトで軽量なものを選んでいます。

また、脱ぎ着しやすい服は気温調整もしやすく、巡礼との相性が良いです。

レインウェア

先ほども書きましたが、巡礼では雨対策も大事。

レインウェアは、

・雨を防ぐ

・体温低下を防ぐ

・風対策になる

など、意外と役割が多いアイテムです。

ただし、完全防水を重視しすぎると蒸れやすくなるので、通気性とのバランスも重要。

・バックパックカバー+防水の服

・バックパックごとすっぽり覆えるポンチョ

のいずれかで、あなたに合う方を選んでくださいね。

私は後者でしたが、前者のスタイルの方がほんの少しだけ多かったように思います。

サンダル

サンダルはマストアイテムです。

長時間歩いた後に、靴を脱いで足を解放するだけでもかなり楽になります。

それに、巡礼中に履いている靴を履いてアルベルゲ内を歩き回ることはできません

また、シャワーでも便利なので、巡礼者の定番アイテムでもあります。

というのもアルベルゲのシャワーは、裸足で歩くのはちょっと抵抗があるから。

シャワーの衛生面やボディソープなどはあるかなど、アルベルゲでのシャワー事情について詳しくまとめた記事もあるので、参考にしてくださいね。

スペイン巡礼、シャワー、アルベルゲ、シャンプー
参考スペイン巡礼シャワー事情。アルベルゲにシャンプーやボディソープはある?

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逆に後悔しがちな服装

ブルゴス、巡礼

スペイン巡礼では、持ってきて良かった服もあれば、これは失敗だなと後悔する服も。

出発前は不安から荷物を増やしたくなりますが、実際は快適+軽さが命なので、荷物を増やすのは避けたいところ。

荷物を増やさないためにも、この章では巡礼中に後悔しやすい服装を紹介していきます。

後悔しがちな服装

  • 綿100%中心
  • 重い服
  • 乾きにくい服
  • 「念のため」で増やしすぎる
  • 街歩き用のおしゃれ重視服

綿100%中心

普段着としては快適な綿100%の服ですが、巡礼では後悔しやすいです。

何度も書きますが、私がアルベルゲで着る用に綿100%のワンピースを持っていって後悔したので。

歩く用に綿100%の服を選ぶと、

・汗を吸いやすい

・乾きにくい

・雨の日に重くなる

という点が、巡礼ではデメリットに。

一度濡れると乾くまで時間がかかるため、毎日洗濯しながら回す巡礼生活とは少し相性が悪かったです。

やっぱり速乾性のある素材がおすすめ。

重い服

巡礼では、少しの重さでもジワジワ負担になっていきます。

なかでも、重い服は後悔しやすい服のひとつ。

特に、

・厚手すぎる服

・重いパーカー

・大きな防寒着

などは、使う場面が少ない割に荷物として圧迫してきます。

最初は安心感があっても、何日も背負っていると「持ってこなきゃよかった。邪魔くさい」と思うでしょう。

乾きにくい服

巡礼中は毎日洗濯することが多いため、綿100%の服を含め、乾きにくい服はかなりストレスに。

特に、

・厚手

・水を含みやすい

・乾燥に時間がかかる

などの服は、翌朝までに乾かず困ることも。

乾かないときはバックパックに括りつければいいですが、雨のときは濡れたままバックパックに入れる羽目に。

そうなると、不快感しかありません。

服のデザインより、どれだけ早く乾くかの方が正義です。

「念のため」で増やしすぎる

巡礼準備で一番ありがちなのが、「不安だから多めに持つ」というパターン。

もちろん最低限の予備は必要ですが、実際には使わない服を何日も運ぶことに。

巡礼では、

・毎日洗濯できる

・途中で買い足せる

ため、最初から完璧を目指さなくても大丈夫です。

まずは一度装備を準備し、重さを測ってみましょう。

きっと見直すポイントが見えてくるはずです。

街歩き用のおしゃれ重視服

出発前は、「街でもおしゃれしたい」と思う人もいるかもしれません。

だって歩いた後は観光するし、夜ご飯を食べにいくこともあるから。

ですが、実際の巡礼では、快適さや疲労回復の方が優先に

となると、必然的に

・普段着としてしか使えない服

・コーデ重視の服

・歩きにくい服

は、出番が少なくなります。

観光といっても大都市ではない限り、小さな街ばかりなので、周りの人もほとんどが巡礼者。

確かに「え?この店にこの恰好で入っていいの?」とヒヤヒヤすることは多々ありましたが、周りの目を気にする必要はないんだなぁと思いました。

もちろんお気に入りの服を持っていくのは悪いことではありませんが、巡礼で本当に使うかを基準に考えてみましょう。

とはいえ、唯一、レオンではおしゃれしたかったなぁ

レオンでは私の友人2人がおしゃれワンピを買ってディナータイムや観光で着ていました。

どうしてもおしゃれしたい場合は、後の歩きで荷物が重くなることを覚悟し、現地調達もアリです。

スペイン巡礼での持ち物についてまとめた記事もあります。

服以外にあって良かった物や後悔した物を紹介。ぜひ参考にしてくださいね。

スペイン巡礼、持ち物
参考【実体験】スペイン巡礼の持ち物完全ガイド|本当に必要だった物・不要だった物

続きを見る

季節によって服装は変わる?

ブルゴス大聖堂、記念写真

スペイン巡礼では、歩く季節によって服装が変わってきます。

夏は暑いし冬は寒いため、同じ巡礼路でも、

・真夏の暑さ

・春秋の寒暖差

・雨の多い時期

などで工夫が必要。

何を持つかだけでなく、どう調整するかも考えないといけません。

それでは、季節ごとの服装について解説します。

季節ごとの服装

  • 春・秋の服装
  • 夏の暑さ対策
  • 朝晩の寒暖差
  • 雨が多い時期の注意点

春・秋の服装

春と秋は、比較的歩きやすい人気シーズン。

ただし、昼間は暖かくても朝晩は冷え込むことがあります

・重ね着しやすい服

・脱ぎ着しやすい防寒着

は必須。

特に朝の出発直後は寒く、歩き始めると暑くなることも多いため、調整することに。

ベンチがあればベンチで、ベンチがなければ路上で。

私の場合、

・Tシャツにエアリズムのパーカーが基本の服装

・暑くなったらエアリズムのパーカーを脱ぐ

・寒くなったらウルトラライトダウンを着る

というスタイルで歩いていました。
※ほぼUNIQLO笑

ところがある日、エアリズムのパーカーを失うことになったのです。

なぜ失うことになったのかは、下の日記をご覧ください。
しょうもなさすぎて泣けてきます。

失くした後はTシャツとウルトラライトダウンだけで調整しました。

道産子で寒さ耐性があるせいか、意外と何とかなった。

また、天気が変わりやすい時期でもあるため、レインウェアも持っていきましょう。

夏の暑さ対策

夏の巡礼はとにかくエグく、暑さ対策がとっても重要。

かなり気温が上がり、日差しも強いため、

・通気性

・速乾性

・軽さ

が大事。

私は歩けないほどの猛暑になる前に巡礼を終えましたが、それでも「この暑さを歩き続けるのキッツイな」と思うくらいの暑さは何度かありました。

そのときは、多くの巡礼者が、

・半袖

・短パン

・帽子

など、できるだけ涼しい服装で歩いていました。

また、汗を大量にかくことも忘れずに。

夏は特に「乾きやすい服」のありがたさが身に沁みる季節。

また、暑さを避けるため、早朝に出発するのもおすすめです

朝晩の寒暖差

スペイン巡礼では、季節問わず、朝晩の寒暖差を感じることがあります。

昼間は暑くても、朝はかなり冷え込むことがあり、特に早朝出発では防寒が必要でした。

私の場合、巡礼で歩いた行程のうち、5分の4は出発時にウルトラライトダウンを着ていました

多くの巡礼者は、

・軽いフリース

・ウインドブレーカー

・薄手のダウン

などを使って調整しています。

ただしこれも何種類も持っていくと荷物が重くなります。

私はウルトラライトダウン1着で、

・朝の出発時

・途中で寒くなったとき

・日中寒いときの観光

・夜の団らんで肌寒いとき

など、寒いシチュエーション全てまかなっていました。

雨が多い時期の注意点

雨が多い時期は、服装選びも大変。

フランス人の道なら10月~5月でしょう。

特に問題なのが、

・乾かない

・濡れた状態が続く

・荷物まで湿る

という点です。

この時期は特に、

・速乾性

・レインウェア

・防水対策

を意識するのがおすすめです。

それでも服装が不安な方へ

ブルゴス、アルベルゲ

これを読んでいざ準備してみると、服の枚数が少なすぎて

・本当にこの枚数で大丈夫?

・服装で失敗したらどうしよう

と不安になるかもしれません。

私も普段の旅行よりも圧倒的に服が少なすぎて、「本当に大丈夫だろうか?」と思っていました。

加えて、何を隠そう私は極度の面倒くさがりやなので、「ちゃんと毎日洗濯できるかな」という心配もあったのです。

スペイン巡礼は長期間歩くため、服装について慎重になるのは自然なこと。

そんな私でも、実際に歩いてみると、意外と洗濯するし、意外となんとかなると思えました

服装への不安を解消する要素についてまとめます。

服装、不安だよね

  • 最初から完璧を目指さなくていい
  • 足りなければ現地調達もできる
  • 実際に歩くと「必要なもの」が見えてくる
  • 服装より大事なのは快適に歩けること

最初から完璧を目指さなくていい

巡礼前は、「失敗したくない」という気持ちから、どうしても準備を完璧にしたくなるもの。

わかります。

たった一度の巡礼になるかもしれないから、ちゃんとしておきたいですよね。

ですが、実際には歩き始めてみないと分からないことが多々。

そもそも人によって、

・暑がり・寒がり

・汗のかき方

・歩くペース

・快適だと感じる服装

が違います。

最初から100点を目指すより、まず歩ける状態を作るくらいの感覚でOK

多くの巡礼者も、歩きながら少しずつ自分に合ったスタイルを見つけています。

この記事は、経験をもとにおすすめの服装や着回し方を解説していますが、がんじがらめにならなくて大丈夫。

できるところ・自分に合いそうな部分だけを取り入れてみてくださいね。

私も靴・装備・荷物の重さなど、失敗したことは数知れず。

全ての失敗を活かし、もう一度リベンジしたい気持ちもあります。

私だけかと思いきや、同じことを言っている方がけっこういました。

でもきっと、リベンジしたとしても完璧なんてことはないんだと思います。

だから初めての巡礼は気負わなくてもOK。

「どうしよう」だけでなく、楽しむことを考えてくださいね。

足りなければ現地調達もできる

「全部日本で揃えなきゃ」と思うかもしれませんが、必要なものはある程度現地調達できます。

大きな町にはスポーツ用品店や衣料品店もあり、

・Tシャツ

・下着

・防寒着

・サンダル

などを買い足している巡礼者も普通にいます。

私の友人はバックパックが壊れ、買い替えていました。

「もし足りなかったら買えばいい」と思っておけば、かなり気持ちが楽になるはず。

不安だからと大量に持っていくより、必要になった時に買う方が、荷物も少なくて済みます。

実際に歩くと「必要なもの」が見えてくる

巡礼では、実際に歩き始めてから初めて分かることが多々あります。

例えば、

・この服は意外と使わない

・もっと軽い方が良かった

・この素材は快適だった

など、歩きながら感覚を養っていきます。

出発前は不安でも、歩いているうちに自然と自分に合った服装が見えてくるので、最初から考え込みすぎなくても大丈夫です。

服装より大事なのは快適に歩けること

巡礼で一番大切なのは、快適に歩き続けられることです。

見た目や枚数を気にしすぎるより、

・疲れにくい

・動きやすい

・温度調整しやすい

・荷物が軽い

などの歩きやすさ重視の方が、巡礼中は大事。

おしゃれかどうかより、荷物が軽くて、服も着心地が良く、洗濯物も乾いている状態の方が快適で巡礼を楽しめます。

服装について不安がある方も、まずは快適に歩けることを基準に考えてみるのがおすすめです。

まとめ

スペイン巡礼、石の道しるべ

スペイン巡礼では、多くの人が少ない服を着回しながら歩いています。

最初は

・毎日同じ服で大丈夫?

・何着必要?

と不安になるかもしれませんが、おしゃれよりも快適に歩けることの方がずっと重要だと痛感します。

特に大切なのは、

・軽い

・乾きやすい

・温度調整しやすい

・毎日洗濯しながら回せる

こと。

念のためといって服を増やすと、荷物の重さが大きな負担に。

また、巡礼では周りも同じような環境で歩いているため、毎日似たような服装でも気にしている人はほとんどいません。

歩いて、洗濯して、また歩く。

そんな生活を続けるうちに、服装への考え方も変わっていきます。

最初から完璧を目指さなくてOK。

必要なものは歩きながら少しずつ見えてきますし、足りなければ現地調達もできます。

服装について悩みすぎるより、快適に歩けるかを基準に準備して、スペイン巡礼を楽しんでくださいね。

Buen Camino!

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こんにちは、haggyです。 前日バックパックを配送し、ピレネー越えに次ぐ難所、オセブレイロ峠をトレーニング感覚で上った私。 バックパック配送がなければ、乗り越えることはできなかっただろうし、絶景も楽しめなかったと思う。 そして翌日、上りがあれば下りもあるということで、またしても...。 さてこの日は何があったのか、巡礼に必要な情報も交えながら振り返ってみよう。 スペイン巡礼を経験して これまで自分が人に助けてもらうなんて「甘え」だと思っていた。 でも見返りを求めない優しさがそこらじゅうにあった。 そして ...

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こんにちは、haggyです。 スペイン巡礼での日々を想像するとき、気になるのが「貴重品ってどう管理するの?」ではないでしょうか。 海外で長期間歩き続ける旅ということもあり、 ・盗難は大丈夫? ・アルベルゲって共用部屋だけど大丈夫? ・寝ている間はどうするの? ・シャワーのときは? と、気になる場面は多々。 私も出発前はかなり不安を感じたタイプ。 特にアルベルゲでどうやって貴重品を守るのかイメージがつきにくく、何度もシミュレーションをしました。 出発前の準備で、貴重品管理にはかなり時間を割いた思い出がありま ...

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こんにちは、haggyです。 初日のピレネー越えに次ぐ難所と言われるオセブレイロ峠。 どうにも体がきつかった私は、バックパックをオセブレイロへ配送することに。 配送し、無事に峠超えはできたのか?! バックパックは無事に届いたのか?! この日も巡礼に役立つ情報を加えながら振り返っていきます。 スペイン巡礼を経験して これまで自分が人に助けてもらうなんて「甘え」だと思っていた。 でも見返りを求めない優しさがそこらじゅうにあった。 そして私はポンコツすぎた。。。 2025年5月~6月、スペイン巡礼にてフランス人 ...

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こんにちは、haggyです。 スペイン巡礼に興味はあるけれど、「一人で大丈夫かな」と不安に感じている方もいるのではないでしょうか。 特に気になるのが、 ・友達はできるのか ・ずっと一人で歩くことになるのか といった人との関係。 私自身も、知らない国・知らない人たちの中に入っていくことに対して、 ・アウェー感満載だったら? ・話が合う人がいなかったら? と、不安がなかったと言えば嘘になります。 しかし、実際に歩いてみると、その不安はすぐにどこかへ。 スペイン巡礼では、一人で歩いていてもつながりが生まれ、気づ ...

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