こんにちは、haggyです。
スペイン巡礼(カミーノ)を歩こうと決めたとき、私がはじめに悩んだのが「いつ歩くのがいいかな?」でした。
夏が好きだけど、さすがに暑すぎる時期は避けた方がいい?
雨ばかりだったら嫌だな。
冬って雪降るの?でも冬キライだから冬はないな。
そもそも初心者は何月に歩くのがおすすめなんだろう?
そして最終的に5月中旬~6月中旬に決めました。
フランス人の道を約780km歩いてみて思ったのが、「季節によって、巡礼の大変さや楽しさはだいぶ違うだろうな」ということ。
歩きやすい時期もあれば、暑さや寒さとの戦いになる時期もあります。
また、アルベルゲの混雑状況や景色、人との出会いも、歩く季節によって少しずつ変わってくるのではないでしょうか。
この記事では、私自身の体験を交えながら、
- 初心者におすすめのベストシーズン
- 春・夏・秋・冬それぞれの特徴
- 季節ごとの服装や持ち物
- 目的別におすすめの時期
について詳しく紹介します。
これからスペイン巡礼を計画している方が、「自分はこの季節に歩いてみよう」と思ってもらえたら嬉しいです。
スペイン巡礼を経験して
これまで自分が人に助けてもらうなんて「甘え」だと思っていた。
でも見返りを求めない優しさがそこらじゅうにあった。
そして私はポンコツすぎた。。。
2025年5月~6月、スペイン巡礼にてフランス人の道を歩きました。
フランスのサン=ジャン=ピエ=ド=ポーからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまで、その距離約780km以上。
日々限界を超えて歩いていくなかで、多くの失敗をし、泣きたくなる出来事に遭遇し、でもそれ以上の喜びと楽しさ、感動を味わいました。
毎日が宝物のような日々。
人生観すら変える旅だったからこそ、日記では嘘偽りなく全てをぶつけたい。
汚い体験・嫌な思い出・準備不足だったことも全て包み隠さず。
・海外旅行の体験談を読みたい方
・スペイン巡礼がどんなのか知りたい方
・スペイン巡礼をしようか迷っている方
が楽しめて参考になるように日記を綴っていきます。
この記事でわかること
結論|初心者におすすめのベストシーズン

初めてスペイン巡礼を歩くなら5〜6月、または9〜10月がおすすめです。
気候が比較的安定していて歩きやすく、極端な暑さや寒さを避けられるため、初心者でも巡礼を楽しみやすい時期といえるでしょう。
真夏や冬は気候の影響が大きく、ある程度の準備や覚悟が必要です。
もちろん、「絶対にこの季節しかダメ」というわけではありません。
どの季節にも魅力があるので、自分が巡礼で何を重視したいかによってベストシーズンは変わります。
それぞれの季節の特徴をみていきましょう。
ベストシーズン
- 一番おすすめは5〜6月・9〜10月
- 真夏は暑さとの戦い
- 冬は営業していないアルベルゲもある
- 自分の目的で選ぼう
一番おすすめは5〜6月・9〜10月
私が初心者におすすめしたいのは、5〜6月と9〜10月です。
この時期は気温が比較的穏やかで、一日中歩いていても体への負担が少なく感じられます。
私自身、5月中旬~6月中旬に歩きましたが、この時期にして本当に良かった。
夏ほど暑くなく、冬ほど寒くないため、長距離を歩くにはちょうど良い気候です。
また、景色も美しく、春は新緑、秋は落ち着いた景色の中で巡礼を楽しめます。
▽心地よい風に草が揺れる光景は本当に美しかった

初めてカミーノに挑戦するなら、まずはこの時期を候補にすると歩きやすいでしょう。
真夏は暑さとの戦い
6月後半〜8月は、暑さがかなり厳しくなります。
特に日中は30℃を超える日も多く、木陰の少ない区間では直射日光を浴びながら歩くことに。
私自身、6月中旬に巡礼を終えてから、マドリード・トレド・セゴビア・バルセロナ・パリを回りました。
しかし、どこも暑くて観光よりも日陰のベンチに座っていた方が快適だったと思うほど。
ベンチに座りながら、「この時期に巡礼をしなくて良かった」と心から思っていました。
多くの巡礼者が暑さを避けるため、早朝の暗いうちから歩き始めるほどです。
夏に歩く場合は、水分補給や休憩をこまめに取り、無理をしないようにしましょう。
冬は営業していないアルベルゲもある
冬は巡礼者が少なく、静かなカミーノを楽しめる季節です。
ただし、営業していないアルベルゲも多いので要注意。
さらに、地域によっては雪や凍結の影響を受けることもあり、天候次第では予定どおり歩けない可能性もあります。
初心者でも歩けないわけではありませんが、宿泊施設やルートの事前確認は他の季節以上に重要です。
自分の目的で選ぼう
「一番おすすめの季節」はありますが、誰にとっても同じとは限りません。
例えば、
- 歩きやすさを重視するなら春や秋
- 賑やかな雰囲気を楽しみたいなら夏
- 静かに楽しみたいなら冬
というように、巡礼で何を大切にしたいかによって選ぶ季節は変わります。
ぜひ「いつが人気か」だけではなく、「自分はどんな巡礼をしたいのか」を考えながら、歩く時期を選んでみてくださいね。
春(3〜5月)はどう?

厳しい寒さが和らぎ、真夏のような暑さもまだないため、初めてカミーノを歩く人にも人気がある春。
ただし、「春だから毎日快適」というわけではありません。
朝晩は冷え込む日もあり、雨に降られることもあります。
春に歩くメリットと注意点はこちら。
春のスペイン巡礼
- 気候が歩きやすい
- 花や新緑がきれい
- 朝晩は意外と寒い
- 雨の日もある
- GW前後は巡礼者が増える
気候が歩きやすい
春最大の魅力は、なんといっても歩きやすい気候。
日中の気温は長距離を歩くのにちょうどよく、真夏のように暑さで体力を奪われることも少ないです。
巡礼の目的は第一に歩くことなので、気候は本当に大事。
初めてスペイン巡礼に挑戦するなら、春は安心しておすすめできる季節です。
花や新緑がきれい
春は景色も魅力の一つです。
道沿いには花が咲き、新緑が広がり、歩いているだけで気持ちが明るくなります。
全てがフォトジェニックで、毎回「どうやって撮るのがベストか?」と悩んだほど。

写真が好きな方にも、春はおすすめのシーズンです。
朝晩は意外と寒い
日中は歩きやすくても、朝晩は想像以上に冷え込むことがあります。
特に標高が高い地域では気温が一桁になる日もあり、半袖だけでは寒く感じるでしょう。
歩いているうちは体が温まり、暑くなりますが、朝出発する時間や夕方以降は防寒着が必要です。
5月は、「朝ウルトラライトダウンを着用して歩き始め、1~2時間後に暑くなり脱ぐ」というのが私のお決まりのスタイルでした。
「春だから暖かい」と思い込まず、薄手のダウンやフリースなど、体温調節しやすい服を準備しましょう。
雨の日もある
春は比較的過ごしやすい季節ですが、天気は変わりやすく、雨が降る日もあります。
雨の日は足元が滑りやすいため、普段より慎重に歩くことが大切。
靴選びやレインウェアやバックパックカバーなどの雨対策は必須です。
と言っておきながら、私の靴選びは甘々で大失敗。
なぜ失敗したのか、どんな事態になったかは、下の記事に詳しく書いているので参考にしてくださいね。
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参考スペイン巡礼 | 2,900円の靴で780km歩き大失敗した話。おすすめの靴は?
続きを見る
GW前後は巡礼者が増える
日本のゴールデンウィーク頃は、ヨーロッパも歩きやすい季節。
巡礼者の数は徐々に増えてきます。
人気のアルベルゲでは早めに満室になることもあり、街によっては宿探しに苦労することも。
私も2件連続で「満室だよ」と断られたことがありました。
そのときの日記はこちら。
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参考スペイン巡礼2日目、ロンセスバージェスからズビリへ|宿なし寸前のトラブル発生
続きを見る
「歩きやすさ」と「巡礼らしい雰囲気」のバランスが良いことから、春がベストシーズンと言われる理由の一つになっています。
初夏〜夏(6〜8月)

6〜8月は、スペイン巡礼のハイシーズン。
ヨーロッパ各国がバカンスシーズンに入ることもあり、世界中から多くの巡礼者が集まります。
賑やかな雰囲気の中で歩けるのは魅力ですが、暑さはエグい。
特に7〜8月は、日本の夏とは違った強い日差しが照りつけるため、暑さ対策が欠かせません。
スペイン巡礼、夏
- 日が長い
- 6月はまだ歩きやすい
- 7〜8月はかなり暑い
- 熱中症対策が重要
- 人気シーズンなので人が多い
日が長い
私が出発地点のフランスに降り立ったときから既に日が長いと感じましたが、夏は日の出が早く、日没も遅いため、一日の行動時間が長くなります。
早朝から歩き始めれば、午前中の涼しい時間帯に距離を稼げますし、午後はカフェでゆっくり過ごすなど、時間に余裕を持てます。
夏に歩いたことがある巡礼者から、「朝5時(時にはそれよりも前)には歩き始める」という話を何度か聞きました。
6月はまだ歩きやすい
6月は夏の始まりですが、7〜8月と比べるとまだ歩きやすいと言えるでしょう。
もちろん暑い日はありますが、真夏ほど極端な暑さになることは少なく、初心者でも比較的挑戦しやすいです。
春の終わりと夏の良さを両方楽しめる季節でしょう。
7〜8月はかなり暑い
7〜8月になると状況は大きく変わります。
地域によっては日中の気温が35℃を超えることもあり、炎天下の中を何時間も歩くことに。
特にメセタと呼ばれる平原地帯(都市でいうと、ブルゴスからレオンにかけての区間)は日陰が少なく、照り返しも強いため、体力をかなり消耗します。

歩いたのは5月でしたが、一番体調がきつかったのはこの区間でした。
昼前には歩き終え、午後はアルベルゲで休むのがおすすめ。
真夏に歩く場合は十分な対策をしてくださいね。
熱中症対策が重要
夏のカミーノでは、何よりも熱中症対策をしましょう。
特に近年では夏になると、「最高気温が過去最高を更新しました」と日本でもニュースになっています。
こまめな水分補給はもちろん、塩分補給や適度な休憩も欠かせません。
帽子やサングラスを着用し、直射日光を避ける工夫も必要です。
また、「まだ歩ける」と無理を続けるのではなく、体調に少しでも異変を感じたら早めに休んでくださいね。
そして暑いからといって、カフェやアルベルゲのクーラーを期待しない方がいいです。
スペインは大都市でもクーラーが効いている環境は少ないので。
歩いているときだけでなく、オフの時間の暑さ対策も考えておきましょう。
人気シーズンなので人が多い
夏は巡礼者が最も多い時期。
世界中から多くの人が訪れるため、アルベルゲやレストランは賑わい、毎日たくさんの巡礼者と出会えます。
私が歩いた時期も人は多かったですが、夏はさらに多いでしょう。
・いろいろな国の人と交流したい
・カミーノらしい賑やかな雰囲気を味わいたい
という方には、とても魅力的なシーズンです。
でも「人が多い=アルベルゲは早い時間に満室になる」ことも。
7〜8月は、
・早めに到着する
・宿を予約する
と安心。
人との出会いを楽しめる季節ですが、暑さと混雑の両方を考慮して計画を立てるのがおすすめです。
秋(9〜11月)

秋は、春と並んでスペイン巡礼のベストシーズンと言われることが多い季節。
真夏の厳しい暑さが落ち着き、歩きやすい日が増えるため、初めて巡礼に挑戦する方にも人気です。
しかし、11月近くになると気温は下がり、朝晩はかなり冷え込むように。
同じ秋でも、9月と11月では気温・気候が異なってきます。
スペイン巡礼、秋
- ベストシーズンと言われる理由
- 暑さが落ち着く
- 巡礼者との交流もしやすい
- 11月後半は寒くなる
ベストシーズンと言われる理由
秋がベストシーズンと言われる一番の理由は、気候のバランスが良いこと。
真夏のような猛暑は落ち着き、冬ほど寒くもありません。
長時間歩いていても体への負担が少なく、初心者でも比較的快適に巡礼を楽しめます。
また、多くのアルベルゲやレストランも通常どおり営業しているため、宿泊や食事に困る場面も少ないでしょう。
「初めて歩くなら秋がおすすめ」と紹介されることが多いのも納得できる季節です。
暑さが落ち着く
9月に入ると、日中はまだ暖かいものの、真夏のような厳しい暑さは徐々に和らぎます。
歩いていても熱中症のリスクが下がり、昼間も比較的快適に。
もちろん天気によっては暑い日もありますが、7〜8月と比べると歩きやすいです。
「暑いのは苦手だけど、寒いのも避けたい」という方には、バランスの良い時期でしょう。
巡礼者との交流もしやすい
秋は巡礼者の数も適度に多く、交流を楽しみやすい季節です。
夏ほど混雑しておらず、それでいてアルベルゲには世界中から集まった巡礼者が宿泊しています。
歩きながら交流したり、一緒に食事をしたりと、カミーノならではの出会いを楽しめるでしょう。
「人との交流も楽しみたいけれど、人が多すぎるのは苦手」という方には、秋は特におすすめです。
スペイン巡礼ではどんな風に出会うの?と思った方は、下の記事を参考にしてみてください。
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参考スペイン巡礼で友達はできる?出会いのきっかけとリアル体験談
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11月後半は寒くなる
11月後半になると、朝晩はかなり冷え込むようになります。
地域によっては気温が一桁まで下がる日もあり、防寒対策は欠かせません。
また、天候が不安定になり、雨の日が増えます。
歩けないほどではありませんが、9〜10月と同じ服装では寒く感じることもあるでしょう。
秋の終わりに巡礼を計画している場合は、薄手のダウンやフリース、防寒小物などを準備し、気温の変化に対応できる服装を心掛けましょう。
冬(12〜2月)

冬のスペイン巡礼は、他の季節とは景色も雰囲気もガラッと違ってきます。
巡礼者の数は少なく、静かに歩けますが、寒さや天候、宿泊施設などは出発前に知っておきたいところ。
「人が少ない時期に歩いてみたい」という方には魅力的ですが、初めての巡礼なら慎重に計画を立てるのがおすすめです。
スペイン巡礼、冬
- 人が少ない
- 雪が降る地域もある
- 営業していないアルベルゲがある
- 初心者にはあまりおすすめしない
人が少ない
冬は巡礼者が最も少ない季節です。
夏のような賑わいはなく、一日歩いても数人しか巡礼者とすれ違わない日もあるでしょう。
私は2月に熊野古道の大辺路ルートを歩きましたが、春が近づいているというのに、冬だからか巡礼者に会いませんでした。
それくらい日本もスペインも、冬は巡礼者が少ないのでしょう。
アルベルゲも比較的空いているため、混雑を気にする必要はほとんどありません。
「静かな環境で自分と向き合いながら歩きたい」という方には、この時期ならではの魅力があります。
人との交流を楽しみにしている方は、少し物足りなく感じるかもしれません。
雪が降る地域もある
スペインは暖かいイメージがありますが、カミーノには標高の高い地域もあり、冬は雪が降ることも。
特にピレネー山脈周辺や標高の高い峠では、積雪や路面の凍結によって、ルート変更することもあるそうな。
気温も朝晩は氷点下近くまで下がることがあるので、防寒対策はマスト。
出発前には天気予報だけでなく、ルート状況も確認しておくと安心ですね。
営業していないアルベルゲがある
特に注意したいのが、アルベルゲの営業状況。
巡礼者が少ない時期は、冬季休業するアルベルゲも多いです。
BuenCaminoアプリのアルベルゲ情報を見ると、11月~2月は休業というところもよく見かけました。
ということは...
夏のように「次の街まで歩けば何とかなる」とは限らず、宿泊先が見つからない可能性もあるということ。
冬に巡礼をするなら、事前に営業状況を確認し、宿を予約できれば安心ですね。
初心者にはあまりおすすめしない
冬のスペイン巡礼は、歩けないわけではありません。
完歩する巡礼者もいます。
ただし、寒さや雪、短い日照時間、営業していないアルベルゲなど、他の季節にはない難しさがあるのも事実。
初めてスペイン巡礼に挑戦するなら、春や秋を選んだ方が安心です。
もし冬に歩くなら、天候によって予定を変更する柔軟さを持ち、しっかり情報収集と準備をしてくださいね。
私が歩いた時期は実際どうだった?

私は5月中旬から6月中旬にかけて、フランス人の道を歩きましたが、この時期を選んで良かったと思っています。
もちろん大変なこともありましたが、暑すぎず寒すぎず、初めてのスペイン巡礼にはちょうど良い季節でした。
私が歩いた時期
- 歩いた時期
- 良かったこと
- 大変だったこと
- もう一度歩くならいつ歩く?
歩いた時期
そもそもなぜ私が5月中旬~6月中旬に決めたかというと、
寒い中歩きたくない
⇓
大自然の景色を楽しみたい
⇓
それなら春かな?
⇓
でも4月はまだ寒そうだし、雨も多そう
⇓
なら5月かな?
⇓
GWは航空券が高そうだから、GW明けにしよう
という感じ。
そして、出会った日本人と「なぜこの時期に歩こうと思った?」という話題になると、決まって上記と全く同じ流れでした。
良かったこと
良かったのは、気候と景色の良さでした。
真夏のような厳しい暑さがなく、振り返ってみると歩きやすいシーズンだったなぁと。
それに新緑がまぶしく、自然の絶景を楽しめました。
また、アルベルゲやカフェ、バルも営業しており、宿探しで極端に困ることもありませんでした。
巡礼者同士の交流もあり、多くの友達ができたのも最高の思い出です。
大変だったこと
全体的にみると気候は良かったです。
しかし、寒いときもあれば暑いときもあり、それに対応しなければならなかったことは大変でした。
ウルトラライトダウン1枚で寒さをしのぎましたが、それでも肌寒く感じることがありました。
実はもう1枚、エアリズムのパーカーを持っていったんですが、アクシデント発生によりお別れすることに。
理由は下の日記をご覧ください。
-

参考スペイン巡礼4日目、パンプローナからプエンテ・ラ・レイナへ|大トラブル発生
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巡礼後半はウルトラライトダウンを全く着ないくらい暑い日が続いたのに、最後を締めくくるサンティアゴ・デ・コンポステーラは雨&寒かったです。
そしてサンティアゴ・デ・コンポステーラの翌日、マドリードへ移動したら、打って変わって暑い。
目まぐるしい気温の変化にはやられました。
もう一度歩くならいつ歩く?
「もう一度フランス人の道を歩くなら、いつにする?」と聞かれたら、やはり同じ時期(5月中旬~6月中旬)を選びます。
6月後半から暑くなって歩くどころではないだろうし、冬の寒いなか静かに歩くのはイヤだからです。
しかし、映画で見た秋の景色もいいなぁとも思っています。
私が見た新緑が全てオレンジ色に変わり、春とは違う景色も楽しめるんだろうなと。
でもやっぱり歩いて暑くなって飲むビールやアクエリアスが美味しかったので、同じ時期かな。
季節ごとの服装・持ち物

スペイン巡礼では、基本的な持ち物以外に、季節により必要なモノが変わります。
しかし、どの季節を歩くにしても、「できるだけ軽くすること」が大事。
毎日バックパックを背負って歩くため、本当に必要なものだけを持つ方が楽に歩けます。
この章では、季節ごとの服装や持ち物について解説しますね。
季節毎の服装・持ち物
- 春・秋
- 夏
- 冬
- レインウェアは必要?
春・秋
春と秋は、一日の寒暖差が大きい季節。
日中は半袖で歩ける日があっても、朝晩は肌寒く感じることも多々。
なので、フリースや軽量ダウンなど、脱ぎ着しやすい服を1枚持っておきましょう。
また、天候が変わりやすいので、防寒と雨対策の両方を考えた服装がおすすめです。
夏
夏は暑さ対策が最優先になります。
汗をかいてもすぐ乾く素材の物がおすすめ。
私が歩いたのは春でしたが、既に帽子やサングラスはもちろん、日差しを避けるためのネックゲイターやアームカバーを使う巡礼者も多くいました。
また、水分を多めに持ち歩けるよう、ボトルやハイドレーションを準備しておくと安心です。
夏は荷物を軽くすることも大切ですが、暑さ対策に必要なものは省略しないようにしましょう。
スペイン巡礼での着回し方については、下の記事に詳しく書いているので参考にしてくださいね。
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参考スペイン巡礼の服装は毎日同じ?実際の着回し事情を解説
続きを見る
冬
冬はしっかりした防寒対策がマスト。
ダウン、防寒用の手袋やネックウォーマーなど、寒さから体を守る装備があると安心です。
ただし、防寒着を増やしまくると荷物が重くなってしまいます。
荷物が重くならないよう、重ね着で体温調節できるようにするのがおすすめ。
また、朝晩はかなり冷え込むこともあるため、防寒だけでなく防風性能も意識すると快適に歩けるでしょう。
レインウェアは必要?
レインウェアは、どの季節でも必須です。
私も巡礼中に何度か雨の中を歩きましたが、レインウェアがあったおかげで濡れずに済みました。
上下セパレートタイプでもポンチョタイプでも構いませんが、自分が歩きやすいものを選びましょう。
また、バックパックカバーもお忘れなく。
着ている服が濡れるよりも、着替えや寝袋が濡れてしまう方が困ります。
雨はどの季節でも起こり得るものと考え、しっかり準備しておきましょう。
なお、服装や持ち物については、実際に私が持って行ったものや着回し方を別記事で詳しく紹介していますので、あわせて参考にしてみてください。
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参考【実体験】スペイン巡礼の持ち物完全ガイド|本当に必要だった物・不要だった物
続きを見る
目的別おすすめシーズン

「ベストシーズン」は春と秋ですが、スペイン巡礼で重視するものによっては、おすすめの時期が変わってきます。
歩きやすさを優先する人もいれば、人との出会いを楽しみたい人、静かな巡礼をしたい人もいるでしょう。
目的別おすすめシーズン
- 初めて歩く
- 景色を楽しみたい
- 人との交流を楽しみたい
- 静かに歩きたい
- 費用を抑えたい
初めて歩く
何度もお伝えしていますが、初めてスペイン巡礼に挑戦するなら、5〜6月または9〜10月がおすすめ。
気候が比較的安定していて、真夏ほど暑くなく、冬ほど寒くありません。
アルベルゲも営業しているところが多く、巡礼者も適度にいるため、楽しく安心して歩けます。
景色を楽しみたい
景色を重視する際も、春か秋がおすすめです。
春は花や新緑が美しく、歩いているだけで季節の変化を感じられます。
一方、秋は落ち着いた色合いの景色が広がり、暑さも和らぐため、景色を眺めながらゆっくり歩きたい方に向いています。
どちらの季節も写真映えする景色が多く、自然を楽しみながら巡礼ができます。
人との交流を楽しみたい
世界中の巡礼者と交流したいなら、6〜9月頃がおすすめ。
この時期は巡礼者が多く、毎日新しい出会いがあります。
一緒に食事をするなど、カミーノならではの交流を楽しめるでしょう。
「世界中に友達を作りたい」という方には、ハイシーズンならではの魅力があります。
静かに歩きたい
人が少ない環境で、自分と向き合いながら歩きたい方は、冬がおすすめです。
巡礼者は少なく、一人で歩く時間が長くなるため、静かな巡礼を体験できます。
ただし、営業していないアルベルゲや寒さなど、他の季節にはない難しさもあります。
そのため、静けさを求める方には魅力的ですが、初心者は十分な準備をしてから挑戦すると安心です。
とは言っても季節問わず、一人で歩く時間は確保できます。
「今日は一人で歩きたい気分だから」
「OK!じゃまたアルベルゲで会おう!」
なんて会話は日常茶飯事。
私の場合、歩くのが遅かったので、皆より早い時間帯から歩き始め、自分と向き合っていました。
やがて皆が追いつき、一緒に楽しく歩くことが多かったです。
費用を抑えたい
できるだけ旅費を抑えたい場合は、真夏のハイシーズンを避けるのがおすすめ。
航空券は時期によって価格が変動し、夏休みシーズンは高くなる傾向があります。
春や秋の平日出発を選ぶと、比較的安い航空券が見つかることも。
また、宿泊費についてはアルベルゲの料金が大きく変わることは少ないですが、混雑する時期は民宿やホテルしか空いておらず、出費が増える可能性が。
費用を抑えつつ歩きやすさも重視したいなら、5〜6月や9〜10月がバランスの良いシーズンと言えるでしょう。
ところでスペイン巡礼ってどのくらい費用がかかるの?と思った方は、下の記事に詳しく書いているので、参考にしてくださいね。
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参考スペイン(サンティアゴ)巡礼の費用はいくら?総額・内訳・節約術まで徹底解説
続きを見る
よくある質問

最後に、スペイン巡礼のベストシーズンについて、よくある質問にお答えします。
よくある質問
- 一番混むのはいつ?
- 雨季はある?
- 女性一人でも歩きやすい季節は?
- 真夏は本当に危険?
- 冬でも完歩できる?
一番混むのはいつ?
最も巡礼者が多いのは、7〜8月です。
ヨーロッパでは夏休みシーズンに入り、世界中から多くの巡礼者が集まります。
そのため、値段が安いムニシパルのアルベルゲは早い時間に満室になることも。
5〜6月や9〜10月も巡礼者は多いですが、真夏ほどの混雑ではなく、歩きやすさとのバランスが取れています。
雨季はある?
季節や地域によって雨がよく降る日はありますが、一日中降り続く日ばかりというわけではありません。
私も巡礼中に何度か雨に降られましたが、すぐに晴れたり、翌日は快晴だったりということもありました。
言い換えると、どの季節を歩く場合でも、レインウェアとバックパックカバーは必須ということですね。
女性一人でも歩きやすい季節は?
どの季節でも女性一人で歩きやすい環境にあります。
ただし、人と一緒にいると安心するというなら、冬は避けた方が良いでしょう。
真夏は本当に危険?
真夏でも歩けます。
実際7〜8月に完歩している巡礼者はたくさんいます。
ただし、地域によっては35℃を超える日もあるため注意が必要。
熱中症のリスクも高くなるため、
・早朝に歩き始める
・水分や塩分をしっかり補給する
・無理をしない
などの対策は必須です。
冬でも完歩できる?
冬でも完歩は可能です。
実際に冬のカミーノを歩き切る巡礼者もいます。
ただし、雪や凍結、短い日照時間、営業していないアルベルゲなどは心しておきましょう。
もし冬に歩くのであれば、ルートや宿泊施設の営業状況を事前によく調べ、天候に応じて予定を変更できる余裕を持って計画すると安心です。
まとめ

スペイン巡礼はどの季節でも歩けますが、季節によって歩きやすさや難易度は変わってきます。
まとめ
- ベストシーズンは5〜6月・9〜10月
- 季節によって難易度はかなり変わる
- 自分に合った季節を選ぶことが成功のポイント
ベストシーズンは5〜6月・9〜10月
初めてスペイン巡礼に挑戦するなら、5〜6月、または9〜10月がおすすめ。
気候が比較的安定していて歩きやすく、アルベルゲもほぼ営業しているので、安心して巡礼を楽しめるからです。
実際に私も5月中旬から6月中旬に歩きましたが、この時期を選んで良かったです。
暑さや寒さに悩まされることが少なく、世界中の巡礼者との出会いも楽しめる、とてもバランスの良い季節でした。
季節によって難易度はかなり変わる
真夏は暑さとの戦いになり、冬は寒さや雪、営業していないアルベルゲへの対応が必要になります。
大変なこともありますが、それぞれの季節ならではの魅力があるのも事実。
春は花や新緑、夏は活気あふれる巡礼の雰囲気、秋は歩きやすい気候、冬は静かな時間を楽しめます。
自分に合った季節はいつかを考えてくださいね。
自分に合った季節を選ぶことが成功のポイント
スペイン巡礼は長距離を歩くため、自分に合った季節を選びましょう。
目的によってベストシーズンは変わります。
この記事を参考に、自分にぴったりの時期を見つけて、ぜひスペイン巡礼へ挑戦してみてくださいね。
きっと、歩き始めたその日から、ガイドブックだけではわからない景色や出会いが待っているはずです。
Buen Camino!
あわせて読みたい
▼読んでいただきありがとうございます







